[Linux][V9.0.4 2017 年 10 月]

rdqmadm (複製データ・キュー・マネージャー・クラスターの管理)

高可用性 RDQM 構成内のクラスターを管理します。

目的

rdqmadm コマンドを使用して、RDQM 高可用性構成で使用される Pacemaker クラスターを管理します。 (このコマンドは、災害復旧 RDQM 構成では必要ありません。)

Syntax

Read syntax diagramSkip visual syntax diagram rdqmadm -c-u-s-n nodename-r-n nodename-p-mqmname-p-mqmname-nnodename-p-mqmname-nnodename,nodename-p-mqmname-d

オプション・パラメーター

-c
/var/mqm/rdqm.ini ファイルで指定された設定を使用して、Pacemaker クラスターを初期化します。 3 つのノードそれぞれに対して同じコマンドを root ユーザーによって実行する必要があります。 (sudo を構成した場合は、 mqm グループのユーザーとしてこのコマンドを実行することもできます。 RDQM HA ソリューションの要件を参照してください。) ノードが既に Pacemaker クラスターの一部であった場合、このコマンドは失敗します。 1 つのノードが 2 つの Pacemaker クラスターのメンバーになることはできません。
-u
Pacemaker クラスター構成を削除します。 3 つのノードそれぞれに対して同じコマンドを root ユーザーによって実行する必要があります。 (sudo を構成した場合は、 mqm グループのユーザーとしてこのコマンドを実行することもできます。 RDQM HA ソリューションの要件を参照してください。) 複製データ・キュー・マネージャー (RDQM) が存在する場合は、Pacemaker クラスター構成を削除できません。
-s [-n ノード名]
ローカル・ノード ( -n nodename 引数が指定されている場合は、指定されたノード) を中断します。 haclient グループ内のユーザーまたは root は、3 つのノードのどのノードに対してもコマンドを実行できます。 ノードはオフラインになります。 そのノードで実行されている複製データ・キュー・マネージャー (RDQM) は停止し、アクティブ・ノードで再始動します。 キュー・マネージャーのデータはオフライン・ノードに複製されません。 指定されたノードが最後のアクティブ・ノードであった場合、コマンドは失敗します。
-r (R) [-n ノード名]
ローカル・ノードまたは指定されたノードを再開します。 haclient グループ内のユーザーまたは root は、3 つのノードのどのノードに対してもコマンドを実行できます。 ノードはオンラインになります。 ノードが複製データ・キュー・マネージャー (RDQM) の優先ロケーションであった場合、キュー・マネージャーは停止し、このノードで再始動します。
-p -m QMNAME [-n ノード名[,ノード名]
ローカル・ノードまたは指定されたノードを、指定されたキュー・マネージャーの優先ロケーションとして割り当てます。 Pacemaker クラスターが通常状態であり、優先ロケーションが現在の 1 次ノードでない場合、キュー・マネージャーは停止し、新しい優先ロケーションで再始動します。 2 つのノード名のコンマ区切りリストを指定して、優先ロケーションの 2 つ目の設定を割り当てることができます。
-p、-m、 QMNAME -d
キュー・マネージャーが復元されるときに自動的にノードに戻らないように、優先ロケーションをクリアします。