mqconfig (システム構成の検査)
システム構成が IBM® MQ を実行するための要件を満たしているかどうかを検査します (UNIX and Linux® プラットフォームのみ)。
目的
mqconfig コマンドを実行して、システム構成が IBM MQ キュー・マネージャー環境で必要とされる構成以上であることを確認します。 構成値は最小値であり、大規模なインストール済み環境では、このコマンドで検査されるよりも大きな値を必要とする可能性があります。IBM MQ用にシステムを構成する方法について詳しくは、社内で使用しているプラットフォーム (複数可) 上の IBM MQのオペレーティング・システム構成およびチューニング情報 を参照してください。
Syntax
オプション・パラメーター
- -v バージョン
- システム要件は、 IBM MQのバージョンによって異なります。 現行システム構成を検証する必要がある IBM MQ のバージョンを指定します。
例
以下の出力は、コマンドが Linux システムで生成する内容の例です。
# mqconfig -v 8.0
mqconfig: V3.7 analyzing Red Hat Enterprise Linux Server release 6.5
(Santiago) settings for IBM MQ 8.0
System V Semaphores
semmsl (sem:1) 500 semaphores IBM>=32 PASS
semmns (sem:2) 35 of 256000 semaphores (0%) IBM>=4096 PASS
semopm (sem:3) 250 operations IBM>=32 PASS
semmni (sem:4) 3 of 1024 sets (0%) IBM>=128 PASS
System V Shared Memory
shmmax 68719476736 bytes IBM>=268435456 PASS
shmmni 1549 of 4096 sets (37%) IBM>=4096 PASS
shmall 7464 of 2097152 pages (0%) IBM>=2097152 PASS
System Settings
file-max 4416 of 524288 files (1%) IBM>=524288 PASS
Current User Limits (root)
nofile (-Hn) 10240 files IBM>=10240 PASS
nofile (-Sn) 10240 files IBM>=10240 PASS
nproc (-Hu) 11 of 30501 processes (0%) IBM>=4096 PASS
nproc (-Su) 11 of 4096 processes (1%) IBM>=4096 PASS
注:
Current User Limits
セクションにリストされている値は、 mqconfigを実行したユーザーのリソース制限です。 通常はキュー・マネージャーを mqm
ユーザーとして開始する場合、mqm
に切り替えて、そこから mqconfig を実行する必要があります。mqm
グループの他のメンバー (およびおそらくルート) もキュー・マネージャーを開始する場合は、それらのすべてのメンバーが mqconfigを実行して、それらの制限が IBM MQに適合するようにする必要があります。