QC   

説明

このプログラムのキューには、もうメッセージがありません。 IMS™ がこの状況コードを戻す理由は、次のとおりです。

  • アプリケーション・プログラムが正常な CHKP 呼び出しを発行したが、CHKP 呼び出しによって内部的に発行された GU 呼び出しが失敗した (すなわち、メッセージが戻されなかった)。
  • メッセージ GU ごとに同期点を設定しない (すなわち、TRANSACT マクロで mode=MULT を指定) APPC 同期メッセージを処理するアプリケーション・プログラムが、QC 状況コードを戻されて、GU 呼び出し後の同期点が強制された。

    TRANSACT マクロについて詳しくは、IMS システム定義の説明を参照してください。

  • MPP またはトランザクション指向 BMP が、別のメッセージを検索するため GU 呼び出しを発行したが、もうメッセージがないか、または処理限界 (TRANSACT マクロの PROCLIM=parm で指定) に達した。
  • IMS がシャットダウンされたか、または次のいずれかである。
    • アプリケーション・プログラムが処理中である従属領域に対して ⁄PSTOP REGION コマンドが発行された。
    • データベース・ダンプ (⁄DBD) コマンドが発行された。
    • データベース・リカバリー (⁄DBR) コマンドが処理中である。
    • サブシステム停止 (⁄STOP SUBSYS) コマンドが発行された。
  • IMS が領域をスケジュール変更しようとした (即時スケジュール変更)。
  • アプリケーション・プログラムが DB2® などの外部サブシステムにアクセスする場合、外部サブシステムによって提供されるコミット確認出口は MODE=MULT (CMTMODE(MULT)) がサポートされているかどうかを判別できます。 次のメッセージがデキューされてアプリケーション・プログラムに提示される前に、IMS は、この出口ルーチンを呼び出します。 この出口ルーチンにより、外部サブシステムは、直前のメッセージのコミットを開始せずに新しいメッセージを正しく処理できるかどうかを決定することができます。外部サブシステムは、IMS に通常の MODE=MULT (CMTMODE(MULT)) 処理の続行を要求するかまたはコミット・アクションの開始を要求する戻りコードを設定して、IMS に戻ります。コミット・アクションが要求されると、IMS は、次のメッセージをキューから出す前にコミット・アクションを開始し、アプリケーション・プログラムを「QC」状況コードで終了します。

プログラマーの応答

これは、通知専用の状況コードです。 アプリケーション・プログラムを終了させます。

ソース

DL/I コード