DFS0840I INDEX ERROR (dbdname) (status code) (first 45 bytes of key)
説明
エラー条件が索引保守機能によって 検出されました。メッセージには、dbdname、status code、およびキーの最初の 45 バイトが 示されています。状況コードは、 NE、NI、NO、BLANK のいずれかです。
- コード
- 意味
- NE
- 索引レコードを削除する試みがなされましたが、レコードが
存在しませんでした。副次索引がデータベースとして処理され、
一部の副次索引入力が削除された場合は、これは有効な条件である可能性が
あります。ソース・セグメントが削除され、その索引入力が存在していない場合は、NE 状況コードが
結果になります。DFS0840I メッセージが送信されるのは情報目的ですが、これが
有効な条件である可能性があるので、BLANK 状況コードがアプリケーション・プログラムに
戻されます。
DL/I 状況コード情報の中の NE 状況コードの説明を参照してください。
DFSVSMxx PROCLIB メンバーの OPTIONS ステートメントで ISSUE840=NO を指定することによって、DFS0840I メッセージを抑止できます。
- NI
- データ・セットが開けなかったか、固有の副次索引に重複セグメントが
あったか、いずれかです。データ・セットが開けなかった場合は、このメッセージの
前に DFS0730I メッセージが出され、このメッセージの後で 0826 疑似異常終了または実異常終了が
生じます。このメッセージの前に DFS0730I メッセージが
出ていない場合は、副次索引に重複セグメントが
あります。呼び出しに関する以前の変更のバックアウトが可能であれば、このメッセージは
抑止されます。アプリケーション・プログラムに戻されるのは、NI 状況
だけです。呼び出しに関する他の変更のバックアウトが不可能な場合、
または DFSVSMxx メンバーの OPTIONS ステートメントで ISSUE840=YES が指定されている場合は、このメッセージが表示され、0828 疑似異常終了または
実異常終了が続きます。追加情報については、記載の DL/I 状況コード情報の中の NI 状況コードの説明を参照してください。
呼び出しに関する以前の更新のバックアウトをサポートしないのは、 次の条件です。
- 実行環境がバッチで、JCL EXEC ステートメントの PARM フィールドで BK0=YES を指定した DASD ログを使用していない場合です。
- NO
- 入出力エラーが検出されました。このメッセージには、エラーを記述する VSAM エラー・メッセージが先行しているはずです。データベース・リカバリーが必要な 場合があります。NO 状況がアプリケーション・プログラムに 戻されます。呼び出しに関する以前の変更のバックアウトが可能 (下記の詳細を参照) であれば、この メッセージは抑止されます。呼び出しに関する以前の変更のバックアウトが不可能な場合は、 このメッセージが表示され、0826 疑似異常終了または実異常終了が 続きます。DL/I 状況コード情報の中の NO 状況コードの説明を参照してください。
- BLANK
- 予期しない戻りコードが、バッファー・ハンドラーに対する呼び出しから 受信されました。この場合は、このメッセージの後に 0825 0826 または 0829 疑似異常終了 または実異常終了が続くはずです。
システムの処置
上記のとおりです。
プログラマーの応答
状況コード記述または異常終了の説明を 参照してください。
問題判別
4、36
モジュール
DFSDXMT0