XSR_COMPLETE ストアード・プロシージャー
XSR_COMPLETE プロシージャーは、XML スキーマ登録プロセスの一部として呼び出される最後のストアード・プロシージャーで、XML スキーマを XSR に登録します。
XML スキーマは、このストアード・プロシージャーの呼び出しを介してスキーマ登録が完了するまで妥当性検査には使用できません。
XSR_COMPLETE の環境
XSR_COMPLETEは、Java™ルーチンの実行用に構成されたWLMが確立したストアドプロシージャアドレス空間を必要とします。
推奨: XSR_COMPLETEを実行する際には、WLM環境DSNWLM_JAVAを使用してください。 この環境の始動プロシージャーである DSNWLMJ は、インストール時に、XML スキーマ処理ルーチンであるインストール・パネル DSNTIPRH を使用して構成できます。
Java 8以降の64ビットJVMでXSR_COMPLETEストアドプロシージャを実行するには、WLMアプリケーション環境を変更する必要があります。 手順については、「31ビットJavaルーチンから64ビットJavaルーチンへの移行 」を参照してください。
注:
- IBM® Semeru Runtime® for z/OS (バージョン 17 以降)との互換性のため、 XSR_COMPLETE ストアド プロシージャには APAR PH58678 および APAR が必要です。 z/OS® 3.1 APAR OA65253 が必要です。
XSR_COMPLETE に必要な許可
プロシージャーの呼び出し元であるユーザー ID は、XSR_COMPLETE ストアード・プロシージャーに対する EXECUTE 特権を持っている必要があります。
XSR_COMPLETE 構文図
以下の構文図は、 XSR_COMPLETE を呼び出すための CALL ステートメントを示しています。
- スキーマ
- XSR 内の XML スキーマを識別する修飾名の SQL スキーマ部分を指定する、タイプ VARCHAR (128) の入力パラメーター。 NULL 以外の値を指定する場合は、SYSXSR でなければなりません。 スキーマ が NULL 値の場合は、デフォルトの SQL スキーマ SYSXSR が使用されます。
- name
XML スキーマの名前を指定する、VARCHAR(128) タイプの入力パラメーター。 XML スキーマの完全修飾名は スキーマ.名前であり、XSR 内のすべてのオブジェクト間で固有でなければなりません。 NULL 値を指定すると、固有値が生成され、XSR 内に保管されます。 SQL ID に適用される有効な文字および区切り文字の規則は、名前にも適用されます。
- スキーマ・プロパティー
- XML スキーマに関連付けられたプロパティーを指定する、タイプ BLOB (5M) の入力パラメーター。 引数は、XML スキーマのプロパティーを表す XML 文書、または NULL 値にすることができます。
- for-decomposition
- この値は 0 でなければなりません。 XML スキーマ分解はサポートされていません。
XSR_COMPLETE の例
以下の例は、
XSR_COMPLETE ストアード・プロシージャーを呼び出しています。
CALL SYSPROC.XSR_COMPLETE(
'SYSXSR',
'POschema',
:schemaproperty_host_var,
0)この例では、XSR_COMPLETE が名前 POschema を大文字に変換するため、登録が行われる XML スキーマの名前は POSCHEMA です。 XSR_COMPLETE に POschema を大文字に変換させたくない場合は、次の例に示すように、名前を二重引用符 (") で区切る必要があります。
CALL SYSPROC.XSR_COMPLETE(
'SYSXSR',
'"POschema"',
:schemaproperty_host_var,
0)