Java API を使用した JSON ドキュメントの操作

Db2 データベースに保管されている JSON 文書を作成、変更、または削除することができます。

ヒント: Db2 for z/OS® における JSON データ処理のための推奨されるアプローチは、もはや Java™ API ではありません。 最良の結果を得るには、代わりに Db2 for z/OS に付属するSQLと組み込み関数を使用してください。 詳細については、「SQL を使用した JSON ドキュメントの操作 」を参照してください。
Db2の NoSQL 機能を使用すると、Db2データベース・サーバーに保管されている JSON ドキュメントを以下の 3 つの方法で操作することができます。
  • Java APIのJSON機能は、JSONドキュメントの保存、取得、操作を行うための一連のメソッドを提供します。 これらのメソッドは、データベース内のドキュメントを操作するために、APIを通じてJavaアプリケーションから直接呼び出すことができます。 Db2 データベースサーバーがデータストアであるため、このコンポーネントは、メソッド呼び出しで要求された操作をSQLステートメントに変換します。
  • JSON コマンド行インターフェース (CLI) は、JSON ドキュメント・コレクションに対して管理コマンドを実行し、JSON コレクションに対して照会操作および更新操作を実行するためのコマンド・シェルです。 JSON CLIは Db2 command line processor と非常に似ています。
  • JSON ワイヤー・リスナーは、Mongo ワイヤー・プロトコルを代行受信するサーバー・アプリケーションです。 このワイヤー・リスナーは、 MongoDB アプリケーションと Db2の間の中間ゲートウェイ・サーバーとして機能します。 これは、 NoSQL for JSON API を使用して、データ・ストアとしてDb2データベース・サーバーととのインターフェースを設定します。 MongoDB アプリケーションを実行するには、アプリケーションプログラミング言語(Java、 NodeJS, PHP、Rubyなど)で記述されたものを使用するか、 MongoDB CLIを使用して Db2 サーバーと通信します。

Java APIは、コマンドラインインターフェースやワイヤリスナーなどの追加のアプリケーションインターフェースもサポートできます。

図1: Db2の JSON コンポーネント
図の説明の開始 図は、DB2 内の JSON コンポーネントを示しています。 図の説明の終わり。
MongoDB クエリ言語の基本機能に加え、JSON機能では、 Db2 データベースの機能の一部をJSON文書に適用できる拡張機能も提供しています
  • 複数の操作を 1 つのコミット範囲にグループ化するためのトランザクション制御
  • 複数行の挿入操作のバッチ処理