オブジェクト・リクエスト・ブローカーのカスタム・プロパティー

オブジェクト・リクエスト・ブローカー (ORB) を構成するには、いくつかの方法があります。 例えば、 ORB カスタム・プロパティー設定またはシステム・プロパティー設定を使用して ORB を 構成したり、ORB の初期化中にオブジェクトを指定したりすることができます。 以下のORBカスタムプロパティを使用してORBを構成する場合、これらのプロパティの一部には2種類のデフォルト値が存在することに注意してください。Java™ SE Development Kit (JDK)のデフォルト値とWebSphere® Application Serverデフォルト値。

JDK のデフォルトは、 プロパティーがどのような方法でも指定されていない場合に、そのプロパティーに対して ORB が使用する値です。 のWebSphere Application Serverデフォルトは、 WebSphere Application Server次のいずれかのファイルのプロパティを設定します。
  • アプリケーション・サーバーのインストール時には orb.properties ファイル。
  • アプリケーション・サーバーの構成時には server.xml ファイル。

なぜならWebSphere Application Server明示的にデフォルト値を設定すると、 WebSphere Application ServerプロパティにJDKのデフォルト値が定義されている場合、 WebSphere Application Serverデフォルトは JDK のデフォルトよりも優先されます。

ORB プロパティーを指定する他の方法および優先順位について詳しくは、ご使用の JDK のバージョンの JDK 診断ガイドを参照してください。

orb.propertiesファイルは次の場所にあります家だった/propertiesディレクトリには、最初に設定されたORBカスタムプロパティが含まれています。 WebSphere Application Server製品のインストール プロセス中のデフォルト値。 これらの値はプロパティオブジェクトでORBに渡され、Java仮想マシン(JVM)の引数やその他の値よりも優先されます。orb.propertiesファイルはjava_home/libまたはuser_homeディレクトリ。

管理コンソールを使用して、これらの ORB カスタム・プロパティーに新しい値を指定することができます。 指定した値はJDKまたはWebSphere Application ServerJVM 引数を含むこれらのプロパティのデフォルト値。 管理コンソールでユーザーが指定する ORB カスタム・プロパティー設定は、server.xml システム・ファイル内に保管され、ORB が初期化されるたびに、プロパティー・オブジェクト内で ORB に渡されます。

管理コンソールを使用してORBカスタムプロパティを設定するには、サーバー>サーバーの種類>アプリケーションサーバー>サーバーの名前>コンテナサービス> ORB サービス>カスタムプロパティ。 次に、リストされているカスタムプロパティのいずれかの設定を変更するか、Newリストに新しいプロパティを追加します。 次に、クリックしますApply変更を保存します。 変更が完了したら、クリックしますOKクリックしますSave変更を保存します。

使用するには javaコマンドラインでコマンドを実行するには、-Dオプション。例:
java -Dcom.ibm.CORBA.propname1=value1 -Dcom.ibm.CORBA.propname2=value2 ... application name
コマンド行で launchclient コマンドを使用する場合は、プロパティーに -CC という接頭部を付けてください。以下に例を示します。
launchclient yourapp.ear -CCDcom.ibm.CORBA.propname1=value1 -CCDcom.ibm.CORBA.propname2=value2 ... optional application arguments

カスタム・プロパティー・ページには、製品のインストール時に追加された Secure Sockets Layer (SSL) のプロパティーが既に含まれていることがあります。 ORB サービスに関連付けられた追加プロパティーのリストは、以下のとおりです。 特に説明のない場合、これらのプロパティーの説明で提供されるデフォルト値は JDK のデフォルト値です。

「カスタム・プロパティー」ページを使用して、ORB が使用する次のプロパティーを定義することができます。

com.ibm.CORBA.BootstrapHost

このクライアントの初期サーバー接点が存在するマシンの ドメイン・ネーム・サービス (DNS) ホスト名 または IP アドレスを指定します。

非推奨の機能:この設定は非推奨です。

コマンド行またはプログラマチックな代替については、トピック『オブジェクト・リクエスト・ブローカー (ORB) サービスのためのクライアント・サイド・プログラミングのヒント』を参照してください。

com.ibm.CORBA.BootstrapPort

ORB がマシンへのブートストラップに使用するポートを指定します。 すなわち、このクライアントの初期のサーバー接点が listen しているマシンのポートです。

非推奨の機能:この設定は非推奨です。

コマンド行またはプログラマチックな代替については、トピック『オブジェクト・リクエスト・ブローカー (ORB) サービスのためのクライアント・サイド・プログラミングのヒント』を参照してください。

情報
デフォルト 2809

com.ibm.CORBA.ConnectTimeout

com.ibm.CORBA.ConnectTimeout プロパティーは、リモート・サーバー ORB との IIOP 接続を確立しようとしたときに、クライアント ORB がタイムアウトになるまで待機する最大時間 (秒数) を指定します。 通常、クライアント・アプリケーションがこのプロパティーを使用します。 管理コンソールを介して、このプロパティーを 個々のアプリケーション・サーバーに対して指定することができます。

クライアント・アプリケーションは、以下の 2 つの方法のうちのいずれかで com.ibm.CORBA.ConnectTimeout プロパティーを指定することができます。
  • orb.properties ファイルにこのプロパティーを組み込みます。
  • -CCD オプションを使用して、launchclient スクリプトでこのプロパティーを設定します。 次の例では、最大タイムアウト値を 10 秒に指定しています。
    launchclient clientapp.ear -CCDcom.ibm.com.CORBA.ConnectTimeout=10...

まず手始めにデフォルトのタイムアウト値を設定しますが、 ネットワーク輻輳やアプリケーション・サーバーの負荷と容量などの要素を考慮してください。 これより小さい値を指定すると、ダウン時間など、リモート・サーバーによって拡大される問題がある場合に フェイルオーバーのパフォーマンスが向上します。 これより高い値は、低速のネットワークまたはリモート・サーバーのパフォーマンスにより適しています。 ただし、リモート・サーバーが後続の要求を完了するための時間が不十分な場合は、 例外が発生することがあります。 値 0 は、ORB がオペレーティング・システム TCP/IP 層によって 設定されたタイムアウトに依存することを意味します。 ほとんどのオペレーティング・システムでは、タイムアウトは 75 秒に設定されています。

移行ユーザーの場合:デフォルトはcom.ibm.CORBA.ConnectTimeoutバージョン 8 以降のプロパティは 10 です。 バージョン 8 より前の場合の デフォルトは 0 です。
情報
有効範囲 0 から 300
デフォルト 10

com.ibm.CORBA.ConnectionInterceptorName

要求 (セキュアである場合は、 要求に関連付けられた保護の品質特性) に使用するアウトバウンド IIOP 接続のタイプを決定するために使用される 接続インターセプター・クラスを指定します。

情報
WebSphere Application Serverデフォルト com.ibm.ISecurityLocalObjectBaseL13Impl.SecurityConnectionInterceptor
JDK のデフォルト なし

com.ibm.CORBA.enableLocateRequest

ORBがオブジェクトを検索するためにロケート要求メカニズムを使用するかどうかを指定します。 WebSphere Application Server細胞。 パフォーマンス・チューニングのためにこのプロパティーを使用します。

このプロパティーを true に設定すると、ORB は、まずサーバーに短メッセージを送信し、アクセスする必要があるオブジェクトを見つけます。 この最初の接触は、位置指定要求 と呼ばれます。 初期メソッドの起動のほとんどが小さい場合、このプロパティーを false に設定すると、パフォーマンスが向上する場合があります。 これは、この設定の変更により GIOP トラフィックを約半分に削減することができるためです。 初期メソッドの起動のほとんどが大きい場合は、このプロパティーを true に設定する必要があります。 このプロパティーが true に設定されている場合は、大きい位置指定要求メッセージではなく、小さい位置指定要求メッセージが送信されます。 大きいメッセージは、必要なオブジェクトが見つかった後、ターゲットに送信されます。

情報
WebSphere Application Serverデフォルト はい
JDK のデフォルト いいえ
[AIX Solaris HP-UX Linux Windows][IBM i]

com.ibm.CORBA.FragmentSize

ORB が要求を送信する際に使用する GIOP フラグメントのサイズを指定します。 要求の合計サイズが設定値を超える場合、ORB は、要求をフラグメントに分割し、要求全体が送信されるまで各フラグメントを別々に送信します。 このプロパティをクライアント側で設定するには、 -Dスタンドアロン Java アプリケーションを使用する場合は、システム プロパティを使用します。

ほとんどの GIOP 要求において、IIOP を介して送信されるデータ量が 1 KB を超えている場合、またはスレッド・ダンプで、ほとんどのクライアント・サイド・スレッドがデータの送受信中に待機していることが示されている場合は、com.ibm.CORBA.FragmentSize プロパティーに対して指定された値を調整します。 大部分のメッセージがほとんどフラグメントを持たないか、またはまったく持たないようにする必要があります。

ORBが送信するリクエストや応答をチャンク化しないように指示する場合は、このプロパティを次のように設定します。0 。 ただし、値をゼロに設定しても、ORB が別の ORB から送信された要求または応答内の GIOP フラグメントを受信するのを防ぐことはできません。

情報
単位 バイト数
デフォルト 1024
範囲 64から8で割り切れるJava整数型の最大値まで

com.ibm.CORBA.ListenerPort

このサーバーが着信要求を listen するポートを指定します。 この設定は、クライアント・サイドの ORB にのみ適用されます。

情報
デフォルト 次に使用可能な、システムが割り当てるポート番号
範囲 0 - 2147483647

com.ibm.CORBA.LocalHost

アプリケーション・サーバーまたはクライアント・アプリケーション ORB が 稼働しているシステムのホスト名または IP アドレスを指定します。

アプリケーション・サーバーの場合、 このプロパティーは自動的に ORB_LISTENER_ADDRESS エンドポイントのホスト名に 設定されます。 ユーザーによって指定された どの値も ORB_LISTENER_ADDRESS ホスト名によって上書きされます。
  • ORB_LISTENER_ADDRESS ホスト名が * である場合、 このプロパティーは、InetAddress.getLocalHost().getCanonicalHostName() メソッドを 使用してローカル・ホスト名に設定されます。
  • クライアント・アプリケーションの場合、このプロパティーに値を設定しないと、ORB は、 InetAddress.getLocalHost().getHostAddress() メソッドを呼び出して実行時に値を取得します。
トラブルを避ける:
  • このプロパティーをストリング localhost または値 127.0.0.1 に設定しないでください。これらの値に設定すると、クライアントとサーバーの両方で予測不能な振る舞いが生じる可能性があります。 これらの値は、コールバックの振る舞い、サーバー IOR の使用、および ORB 接続の作成に影響を与えることがあります。
  • [Windows]クライアント ORB がサーバーへの TCP 接続を行うとき、考えられるシナリオとして次の 2 つがあります。
    • ローカル・ソケット・サイドが、serverindex.xml ファイル内の ORB_LISTENER_ADDRESS プロパティー、または com.ibm.CORBA.LocalHost カスタム・プロパティーで指定される単一アドレスにバインドされている。
    • ローカル・ソケット・サイドが特定のアドレスにバインドされていない。

    この 2 つのシナリオが考えられる理由は、Micosoft Windows ネットワーキング・スタックが異なる有効範囲ゾーン間でパケットを転送しないことにあります。 ループバック・インターフェースとパブリック・インターフェースは異なる有効範囲ゾーンにあります。

    最初のシナリオは、クライアントが Microsoft Windows7 または Microsoft Windows 2008 R2 で稼働していて、com.ibm.ws.orb.transport.useMultiHome カスタム・プロパティーが false に設定されていると、SocketException で失敗します。理由は次のいずれかです。
    • serverindex.xml ファイル内のクライアント ORB_LISTENER_ADDRESS ホスト値、または com.ibm.CORBA.LocalHost カスタム・プロパティーに内部アドレス localhost または 127.0.0.1 のいずれかが入っていて、サーバーが 147.10.32.117 などの外部 IP アドレスまたは外部ホスト名を持っています。
    • あるいは、クライアントが外部アドレスを持っていて、サーバーが内部アドレスを持っています。

com.ibm.CORBA.ConnectionMultiplicity

クライアントとサーバーのオブジェクト・リクエスト・ブローカー間の同時 TCP 接続数を指定します。 このプロパティーのデフォルト値は 1 です。

値 1 は、クライアント ORB と各サーバー ORB ポートの間で最大 1 つの接続のみを使用することを指定します。 クライアント ORB とサーバー ORB の間のすべての要求は、これらの単一接続で多重化されます。 これは、クライアントとサーバーの ORB 間に多数の同時要求が存在する場合、J2EE デプロイメントのパフォーマンス・ボトルネックになるおそれがあります。

この値を、1 よりも大きい数 <n> に設定すると、クライアント ORB は、単一接続ではなく、<n> 個の複数接続を介して、各サーバー ORB ポートへの通信を多重化します。 どの時点でも、各個別サーバー ORB ポートへの同時ソケット数は <n> 個以下になります。 これにより、特定の環境 (特に長時間実行されるマルチスレッドのクライアント・プロセス) でスループットを向上させることができます。 並行接続の数が要求側クライアント・スレッドの数を超えることはないので、同時クライアント要求スレッドの数を、このプロパティーの最大限度とするのが妥当です。

重要:ConnectionMultiplicityはクライアント側のプロパティであり、サーバー ORB が別の ORB のクライアントとしても機能しない限り、サーバー ORB で使用するためのものではありません。

副次作用

CM >1 の場合、クライアントとサーバーの両方の JVM で追加のリソースが必要になる場合があります。 これらのリソースには、以下のような追加エレメントが含まれます。
  • クライアントとサーバーの両方でのその接続のリーダー・スレッド
  • クライアントとサーバーの両方での (ソケット用の) ファイル・ディスクリプター
  • 追加スレッドの処理にかかるCPU 処理時間
  • 追加スレッド用のヒープ/メモリー

その他の考慮事項

  • 希望するスループット拡大と、必要となる追加リソースとの間でバランスを取るために、細かなチューニングが必要になる可能性があります。
  • 特にクライアントの大規模プールがある場合、クライアントで CM を増やすと、サーバー・サイドにどのような影響があるか理解してください。 クライアントのプールで CM を増やすと、サーバーで接続が著しく増加する場合があります。
  • ORB 接続のキャッシュの設定。 ORB 接続テーブルのスラッシング (接続の継続的追加/削除) を防止するために、クライアントとサーバーの両方で ORB プロパティー com.ibm.CORBA.MaxOpenConnections を増やす必要がある場合があります。

このプロパティの調整に関するベスト プラクティスについては、次の記事をお読みください。 https://www.ibm.com/support/pages/behavior-connectionmultiplicity-alongside-minopenconnection-and-maxopenconnection

情報
有効範囲 0-2147483647
デフォルト 1
[AIX Solaris HP-UX Linux Windows][IBM i]

com.ibm.CORBA.numJNIReaders

ORB によって使用される JNI リーダー・スレッド・プールに割り振られる JNI リーダー・スレッドの数を指定します。 各スレッドは、最大で 1024 の接続を処理できます。

トラブルを避ける:このプロパティを指定する前に、ORB サービスが着信要求をリッスンするポートに関連付けられている SSL レパートリーのプロバイダーとして JSSE プロバイダーが選択されていることを確認してください。 どちらかを指定できますIBMJSSE2 SSLまたはIBMJSSE SSLIBMJSSE2 SSLSSL レパートリーのデフォルトのプロバイダー設定です。
情報
有効範囲 1 から 2147483647
デフォルト 4
[AIX Solaris HP-UX Linux Windows][IBM i]

com.ibm.CORBA.ORBPluginClass.com.ibm.ws.orbimpl.transport.JNIReaderPoolImpl

JNI リーダー・スレッドを使用するように指定します。 このプロパティー名は、 JNI リーダー・スレッドのプールを管理し、複数の接続を同時に処理する際に使用されるネイティブ OS ライブラリーと対話する、 ORB コンポーネントのクラス名を指定します。

トラブルを避ける:
  • ライブラリーが製品の適切なディレクトリー内にあることを確認します。

    Windowsオペレーティングシステムの場合、ライブラリはlib\native\win\x86_32またはlib\native\win\x86_6432ビット版か64ビット版かによって、 WebSphere Application Server。 ライブラリー名を含むファイルの名前は Selector.dll です。

    UNIX ベースのオペレーティング・システムの場合、 ライブラリーは bin ディレクトリー内にあり、ライブラリーを含むファイルの名前は libSelector.a または libSelector.so です。 ファイル名に接頭部 lib が付いていない場合は、ファイルを名前変更して、名前に接頭部 lib が含まれるようにしてください。

  • 管理コンソールを使用してこのプロパティーを指定する場合は、プロパティー名に com.ibm.CORBA.ORBPluginClass.com.ibm.ws.orbimpl.transport.JNIReaderPoolImpl と入力し、値には空ストリング ("") を入力します。
    java コマンドでこのプロパティーを指定する場合は、値は入れないでください。
    -Dcom.ibm.CORBA.ORBPluginClass.com.ibm.ws.orbimpl.transport.JNIReaderPoolImpl
情報
有効範囲 該当なし
デフォルト なし

com.ibm.CORBA.RasManager

ORB のデフォルトの RAS マネージャーに対する代替策を指定します。 ORB を製品の残りの RAS 処理と統合できるようにするには、このプロパティーを com.ibm.websphere.ras.WsOrbRasManager に設定する必要があります。

情報
WebSphere Application Serverデフォルト com.ibm.websphere.ras.WsOrbRasManager
JDK のデフォルト なし
[AIX Solaris HP-UX Linux Windows]

com.ibm.CORBA.SendConnectionContexts

Partner Version、Sending Context Runtime、および Codebase コンテキストなどの接続コンテキストが、常にすべての GIOP メッセージとともに送信されるのか否か、または接続ごとに一度のみ送信されるのか否かを指定します。

このプロパティーが always に設定されている場合は、 すべての接続コンテキストはすべての GIOP 要求およびすべての GIOP 応答とともに送信されます。

このプロパティーが once に設定されている場合は、 接続コンテキストは初期要求とともにのみ送信されます。

情報
デフォルト 1 回のみ

com.ibm.CORBA.ServerSocketQueueDepth

Server ORB による処理を待機できる接続要求の最大数を指定します。この数に達すると、製品は、それ以後新しく着信する接続要求のリジェクトを開始します。 このプロパティは、backlog議論へのServerSocketコンストラクターであり、TCP/IP によって直接処理されます。

もしあなたが接続拒否トレース ログにこのメッセージが表示される場合、通常は、ターゲット マシンのポートが開いていないか、キューに入れられた接続要求によってサーバーが過負荷になっているかのいずれかです。 システムにそれ以外の問題が見当たらない場合は、 このプロパティーに指定した値を増やすと、この問題が改善される場合があります。

情報
デフォルト 50
範囲 50からJava int型の最大値まで

com.ibm.CORBA.ShortExceptionDetails

サーバー ORB が CORBA システム例外を検出したときに戻される例外詳細メッセージに、 java.lang.Throwable クラスの toString メソッドによって戻される例外の簡略説明を含むことを指定します。 それ以外の場合、 メッセージには、java.lang.Throwable クラス の printStackTrace メソッドによって戻される完全なスタック・トレースが 含まれます。

com.ibm.CORBA.WSSSLClientSocketFactoryName

セキュア・アウトバウンド IIOP 接続用の SSL ソケットを作成するために ORB が使用するクラスを指定します。

情報
WebSphere Application Serverデフォルト com.ibm.ws.security.orbssl.WSSSLClientSocketFactoryImpl 
JDK のデフォルト なし

com.ibm.CORBA.WSSSLServerSocketFactoryName

インバウンド IIOP 接続用の SSL ソケットを作成するために ORB が使用するクラスを指定します。

情報
WebSphere Application Serverデフォルト com.ibm.ws.security.orbssl.WSSSLServerSocketFactoryImpl 
JDK のデフォルト なし

com.ibm.websphere.ObjectIDVersionCompatibility

このプロパティーは、インクリメンタル・セル・アップグレードの実行対象である混合リリース・クラスターがあり、それらのうち少なくとも 1 つのリリースがバージョン 6.x より前のリリースである場合に適用されます。

混合リリース・セルが含まれる環境では、マイグレーション・プログラムが このプロパティーを自動的に 1 に設定します。

すべてのクラスター・メンバーを同じリリースにアップグレードした後、ORB カスタム・プロパティーのリストからこのプロパティーを除去するか、 このプロパティーに指定された値を 2 に変更することができます。 いずれのアクションでも、パフォーマンスが向上します。

このプロパティが1 ORBはバージョン1のオブジェクトIDを使用して実行されます。これは、以前のリリースのアプリケーションサーバーを含む混合セルに必要です。 V6.x。 このプロパティに値を指定しない場合、またはこのプロパティを2 ORBはバージョン2のオブジェクトIDを使用して実行されますが、これはpre-V6.xアプリケーション サーバー。

com.ibm.websphere.orb.threadPoolTimeout

このカスタム・プロパティーを使用すると、オブジェクト・リクエスト・ブローカー (ORB) が、要求を拒否する前に、ORB スレッド・プールのスレッドが使用可能になるまで待機する時間の長さを指定できます。

ORB が着信要求を受信すると、ORB リーダー・スレッドがその要求を読み取ります。 ORB リーダー・スレッドは、ORB スレッド・プール内のワーカー・スレッドによる処理に要求を渡そうとします。 すべてのワーカー・スレッドが他の要求を処理している場合、リーダー・スレッドはワーカー・スレッドが使用可能になるまで待機します。 待機中のリーダー・スレッドは、新しい要求を処理しません。 この状況により、2 つの異なる Java 仮想マシン (JVM) プロセス上の ORB スレッド プール間でデッドロックが発生する可能性があります。 このデッドロックは、1 つの JVM プロセス内の ORB が要求を完了するために、他の JVM プロセス内の ORB にコールバックする必要がある場合によく発生します。 したがって、このプロパティーをゼロでない正の値に設定することを強くお勧めします。これにより、有限の待機期間が構成され、デッドロック状態が制限されます。 ただし、このカスタム・プロパティーの値は、平均要求処理時間への影響、ORB 要求タイムアウト値、およびサーバーが追加の循環呼び出しまたはバックエンド呼び出しを行うかどうかに基づいて構成してください。

情報
データ・タイプ 整数
単位 ミリ秒
デフォルト 0
範囲 0 - Javaランタイムが認識する最大の整数
[AIX Solaris HP-UX Linux Windows][IBM i]

com.ibm.websphere.threadpool.strategy.implementation

次回、アプリケーション・サーバーを始動したときに有効化され、com.ibm.ws.threadpool.strategy.LogicalPoolDistribution に設定された場合に使用可能になる、Logical Pool Distribution (LPD) スレッド・プール・ストラテジーを指定します。

非推奨の機能:論理プール配布機能は非推奨です。 製品の以前のリリース用に既に構成していない限り、Logical Pool Distribution は構成しないでください。

要求によっては、比較的開始時間が短いものがあります。 LPD は、これらの比較的短時間の要求が、開始スレッドにより多くアクセスできるようにする仕組みです。 詳しくは、トピック『Logical Pool Distribution』を参照してください。

[AIX Solaris HP-UX Linux Windows][IBM i]

com.ibm.websphere.threadpool.strategy.LogicalPoolDistribution.calcinterval

Logical Pool Distribution (LPD) メカニズムがプールの開始ターゲット回数を再調整する頻度を指定します。 このサポートのインストール後に、このプロパティーをオフにすることはできません。

非推奨の機能:論理プール配布機能は非推奨です。 製品の以前のリリースで既に構成していない限り、Logical Pool Distribution は構成しないでください。

このプロパティーを使用する場合は、LPD を使用可能にする必要があります。 詳しくは、com.ibm.websphere.threadpool.strategy.implementation プロパティーの説明を参照してください。

情報
データ・タイプ 整数
単位 ミリ秒
デフォルト 30
範囲 20,000 ミリ秒以上
[AIX Solaris HP-UX Linux Windows][IBM i]

com.ibm.websphere.threadpool.strategy.LogicalPoolDistribution.lruinterval

Logical Pool Distribution の内部データを非アクティブ要求に対して保持する時間 (ミリ秒数) を指定します。 このメカニズムは、受け取った要求のタイプごとに、いくつかの統計を追跡します。 異常に長い時間、アクティブになっていない要求は、除去することを検討してください。

非推奨の機能:この機能は非推奨です。 製品の以前のリリースで既に構成していない限り、Logical Pool Distribution は構成しないでください。

このプロパティーを使用する場合は、LPD を使用可能にする必要があります。 詳しくは、com.ibm.websphere.threadpool.strategy.implementation プロパティーの説明を参照してください。

情報
データ・タイプ 整数
単位 ミリ秒
デフォルト 300000 (5 分)
範囲 60000 (1 分) 以上
[AIX Solaris HP-UX Linux Windows][IBM i]

com.ibm.websphere.threadpool.strategy.LogicalPoolDistribution.outqueues

Logical Pool Distribution メカニズムで、作成されるプールの数と 各プールに割り振られるスレッドの数を指定します。

非推奨の機能:論理プール配布機能は非推奨です。 製品の以前のリリースで既に構成していない限り、Logical Pool Distribution は構成しないでください。

スレッドの総数は、スレッドの最大数の指定に使用される ORB パラメーターで制御されます。 outqueues パラメーターは、コンマで区切られたパーセンテージのリストとして指定され、 このリストの値をすべて加えると 100 になります。 例えば、25,25,25,25 というリストの場合、4 つのプールがセットアップされ、それぞれのプールには、使用できる ORB スレッド・プールの 25 % が割り振られます。 プールは、左から右へ、0 から n-1 までの番号が付けられています。 計算メカニズムは、各 outqueue にターゲット開始時間を動的に割り当てます。 ターゲット開始時間は、だんだん長くなるように outqueue に割り当てられます。 このため、プール 0 は開始時間が最も短い要求を取得し、プール n-1 は開始時間が最も長い要求を取得します。

このプロパティーを指定する場合は、LPD を使用可能にする必要があります。 詳しくは、com.ibm.websphere.threadpool.strategy.implementation プロパティーの説明を参照してください。

情報
データ・タイプ 整数 (コンマで区切ったリスト内)
デフォルト 25,25,25,25
範囲 パーセンテージ (リストの合計が 100%)
[AIX Solaris HP-UX Linux Windows][IBM i]

com.ibm.websphere.threadpool.strategy.LogicalPoolDistribution.statsinterval

この間隔が経過後、要求が処理された場合のみに、統計が標準出力にダンプされるように指定します。 このプロセスは、このメカニズムによってログ・ファイルが冗長な情報で満たされることを防ぎます。 これらの統計は、Logical Pool Distribution メカニズムのチューニングに役立ちます。

非推奨の機能:論理プール配布機能は非推奨です。 製品の以前のリリースで既に構成していない限り、Logical Pool Distribution は構成しないでください。

このプロパティーを使用する場合は、LPD を使用可能にする必要があります。 詳しくは、com.ibm.websphere.threadpool.strategy.implementation プロパティーの説明を参照してください。

情報
データ・タイプ 整数
単位 ミリ秒
デフォルト 0 (オフ)
範囲 30,000 (30 秒) 以上
[AIX Solaris HP-UX Linux Windows][IBM i]

com.ibm.websphere.threadpool.strategy.LogicalPoolDistribution.workqueue

着信要求がディスパッチを待機する新規キューのサイズを指定します。 Logical Pool Distribution メカニズムに属します。

非推奨の機能:論理プール配布機能は非推奨です。 製品の以前のリリースで既に構成していない限り、Logical Pool Distribution は構成しないでください。

このプロパティーを使用する場合は、LPD を使用可能にする必要があります。 詳しくは、com.ibm.websphere.threadpool.strategy.implementation プロパティーの説明を参照してください。

情報
データ・タイプ 整数
デフォルト 96
範囲 10 以上

com.ibm.ws.orb.services.lsd.EnableSecurityServiceCheck

ロケーション・サービス・デーモン (LSD) に関連する発信 ORB 呼び出しが、セキュリティー・サービスの初期化前に呼び出されないようにします。

ロケーション・サービス・デーモン (LSD) に関連する発信 ORB 呼び出しは、 サーバーでユーザー認証の準備が整う前に呼び出しが行われたために、認証に失敗することがあります。 セキュリティー・サービスが初期化されるまでサーバーが待ってから発信 ORB 呼び出しを行うようにする場合は、 このプロパティーに true を設定します。

デフォルト値は false です。

com.ibm.ws.orb.services.lsd.SecurityServiceCheckInterval

セキュリティー・サービスが稼働中であるかをサーバーがチェックする頻度をミリ秒で指定します。

com.ibm.ws.orb.services.lsd.EnableSecurityServiceCheck カスタム・プロパティーに true を設定した場合、このプロパティーを使用して、 セキュリティー・サービスが稼働中であるかをサーバーがチェックする頻度を指示します。

デフォルト値は 5000 ミリ秒 (5 秒に相当) です。

com.ibm.ws.orb.services.lsd.SecurityServiceCheckRetry

セキュリティー・サービスが稼働中であるかをサーバーがチェックする最大回数を指定します。 これを超えると、ロケーション・サービス・デーモン (LSD) に関連する発信 ORB 呼び出しが認証に失敗したことを示すエラー・メッセージが発行されます。

デフォルト値は 10 です。

com.ibm.ws.orb.services.redirector.MaxOpenSocketsPerEndpoint

IIOP Tunnel Servlet が、各ターゲット・ホストとポートごとに、接続キャッシュで保守する、接続の最大数を指定します。 単一のホストとポートに対する並行クライアント要求の数が、このプロパティーの設定値を超えた場合、IIOP Tunnel Servlet は、追加の各クライアント要求に対して、ターゲット・サーバーへの接続を一時的に開き、応答を受け取った後に接続を閉じます。 開いても 5 分以内に使用されなかった接続は、IIOP Tunnel Servlet のキャッシュから除去されます。

情報
WebSphere Application Serverデフォルト 3
JDK のデフォルト 該当なし
範囲 0 - Java が認識する最大の整数

com.ibm.ws.orb.services.redirector.RequestTimeout

タイムアウトになるまでに、IIOP Tunnel Servlet が、クライアントの代わりにターゲット・サーバーからの応答を待つ時間 (秒数) を指定します。 このプロパティーの値が指定されない場合、または誤って指定された場合、IIOP Tunnel Servlet がインストールされているアプリケーション・サーバーの com.ibm.CORBA.RequestTimeout プロパティー設定が、com.ibm.ws.orb.services.redirector.RequestTimeout プロパティーの設定として使用されます。

このプロパティーに対してユーザーが指定する値は、少なくとも com.ibm.CORBA.RequestTimeout プロパティーのクライアントの最大設定値と同じである必要があります。 そうでない場合、応答を待っている間に IIOP Tunnel Servlet は、クライアントが通常タイムアウトになるよりも早くタイムアウトになる場合があります。 このプロパティーがゼロに設定されている場合、IIOP Tunnel Servlet はタイムアウトになりません。

情報
WebSphere Application Serverデフォルト IIOP Tunnel Servlet がインストールされているアプリケーション・サーバーの com.ibm.CORBA.RequestTimeout プロパティー設定。

request_timeout 要求レベルの Reliability Availability and Serviceability (RAS) 属性は、IIOP 要求の com.ibm.CORBA.RequestTimeout プロパティーをオーバーライドします。 要求レベル RAS 属性は、ワークロード分類ファイルで定義します。

JDK のデフォルト 該当なし
範囲 0 - Java が認識する最大の整数

com.ibm.ws.orb.transport.SSLHandshakeTimeout

このカスタム・プロパティーは、Secure Sockets Layer (SSL) ハンドシェーク関連メッセージを読み取るためのタイムアウト値を指定します。

com.ibm.ws.orb.transport.SSLHandshakeTimeout カスタム・プロパティーを正の整数値に設定すると、指定のタイムアウト期間後にメッセージが受信された場合に、リスナー・スレッドがハングしません。 このカスタム・プロパティーを設定しない場合、または正の整数値に設定しない場合は、デフォルトでタイムアウト値が 10000 に設定され、タイムアウト期間が追加されず、リスナー・スレッドがハングする可能性があります。

情報
データ・タイプ 整数
デフォルト 10000
単位 ミリ秒

com.ibm.ws.orb.transport.useMultiHome

サーバー ORB を、システム内のすべてのネットワーク・インターフェースにバインドするかどうかを指定します。 true に指定した場合、ORB は、使用可能なすべてのネットワーク・インターフェースにバインドされます。 false に指定した場合、ORB は、com.ibm.CORBA.LocalHost システム・プロパティーに指定されているネットワーク・インターフェースのみにバインドされます。

情報
WebSphere Application Serverデフォルト はい
JDK のデフォルト はい

javax.rmi.CORBA.UtilClass

製品が実装するために使用するJavaクラスの名前を指定します。 javax.rmi.CORBA.UtilDelegateインターフェース。

このプロパティーは、javax.rmi.CORBA.Util クラスでメソッド実装の代行をサポートします。 javax.rmi.CORBA.Util クラスは、共通オペレーションを実行するために、 スタブおよびタイが使用できるユーティリティー・メソッドを提供します。 代行は、このインターフェースを実装し、javax.rmi.CORBA.Util のすべてのメソッドの置き換え実装を提供するクラスの singleton インスタンスです。 代行を有効にするには、 代行のクラス名を javax.rmi.CORBA.UtilClass システム・プロパティーの値として指定します。 デフォルト値は、com.ibm.CORBA.iiop.noLocalCopies プロパティーに対するサポートを指定します。

情報
WebSphere Application Serverデフォルト com.ibm.ws.orb.WSUtilDelegateImpl
JDK のデフォルト なし