ログインとログアウト
Web サイトでは、数多くの各種ログインおよびログアウト方法がサポートされます。このようなログイン/ログアウト・プロセスのほとんどが Watson™ Explorer Engine でサポートされますが、拡張構成が必要な場合があります。
各ソースには、テンプレートが関連付けられるログイン/ログアウト・セクションがあります。これらのテンプレートは、ごく一般的なログインおよびログアウト処理方法を扱います。ページを順次フェッチする際に、Watson Explorer Engine は、ブラウザーと同様に Cookie を保持します。以下のログイン/ログアウト処理のほとんどでは、この特性を利用して、ログイン/ログアウトを実行します。つまり、要求されたページをフェッチする際に、リモート・サーバーは、後続ページを要求するために使用する Cookie を指定できます。
- URL ログイン: HTTP 認証を介して渡す検索結果を取得する前に URL をフェッチします。HTTP ユーザー名およびパスワードは、ソースのユーザー変数を定義し、[val] をクリックしてから、ドロップダウン・リストから変数名を選択することで、指定できます。
- CGI ログイン: 検索結果を取得する前に CGI パラメーターとしてユーザー名とパスワードを渡して、URL をフェッチします。ユーザー名とパスワードの値は、ユーザー変数を定義して指定することもできます。
- ページ・ログイン: 特定のページにアクセスし、ユーザー名とパスワードをフォームに入力し、そのフォームを送信します。これには、前のログインより多くのステップが必要になりますが、ユーザーがログイン・フォームを送信する際ではなく、ロードする際にのみセッション Cookie が設定される場合には必要になることがあります。
- シンプルなログアウト: タイムアウトが発生した場合でも、結果のフェッチが終わったときに、特定の URL にアクセスします。
一部のサイトでは、認証に Cookie を利用しませんが、CGI パラメーターとして保持されるセッション ID を指定します。Watson Explorer Engine はこれに準拠できますが、ソースの XML を直接構成する必要があります。セッション ID を指定するページを解析する必要があり、またセッション ID を変数に保存する必要があります。この変数は、結果ページを送信する際に使用する必要があり、そのため、ソースに関連付けられたフォームを定義する際に使用する必要があります。 このタイプの認証を正しく構成するには、Watson Explorer XML を十分に理解している必要があります。
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