保護対象のサイトとパスワードの管理

Rapport は、Rapport コンソールで、保護されているウェブ・サイトとパスワードに関する情報を提供します。Rapport コンソールを使用して、ウェブ・サイトとパスワードを削除できます。

以下の 2 つのカテゴリーの保護対象ウェブ・サイトがあります。

  • 「Trusteer Protected Websites」。これらはスポンサー企業のウェブ・サイトです。 スポンサー企業のこのウェブ・サイトにアクセスすると、自動的に保護されます。 このタイプのウェブ・サイトから Rapport の保護を削除することはできません。スポンサー企業サイトが多数あっても、システムには負担がかかりません。
  • 「Websites you manually added」。 ウェブ・サイトに接続したときに Rapport の保護のメリットが得られるようにするためにユーザーが追加したウェブ・サイトです。保護できるウェブ・サイトの数に制限はありません。IBM は、プライベート情報、個人情報、あらゆるタイプの機密情報を交換する追加ウェブ・サイトすべてで Rapport の保護をアクティブ化することをお勧めしています。 保護が推奨されるウェブ・サイトの例としては、以下のようなものがあります。
    • オンライン銀行アカウント
    • 投資信託アカウント
    • オンライン証券アカウント
    • オンライン・ショップ
    • ウェブ・ベースのメール・サイト (Outlook、Yahoo! メール、Gmail など)
    • ソーシャル・ネットワーキング・サイト (Facebook、Orkut、Linkedin など)
    • 保険アプリケーション
    • 個人医療情報サイト
    • オンライン・ショップ (eBay、Amazon、Walmart.com、Target.com など)

      これらのウェブ・サイトは、コンソールのリストから削除することで、Rapport の保護対象から削除できます。

注: Rapport の一部のインストール済み環境では、ウェブ・サイトの手動での保護は無効になっています。

Rapport コンソールの「Trusted Websites」エリアに、現在保護されている各カテゴリーのウェブ・サイトの数が示されています。「Trusteer Protected Websites」をクリックすることで、保護対象スポンサー企業ウェブ・サイトのリストと説明を表示できます。 「Websites you manually added」をクリックすることで、ユーザーが手動で追加したウェブ・サイトのリストを表示できます。