MONREPORT モジュール

MONREPORT モジュールは、さまざまなモニター・データを取得してテキスト・レポートを生成するための一連のプロシージャーを備えています。

このモジュールのスキーマは SYSIBMADM です。

MONREPORT モジュールには、以下の組み込みルーチン が含まれています。

表 1. MONREPORT モジュールで使用可能な組み込みルーチン
ルーチン名 説明
CONNECTION プロシージャー 接続レポートは、それぞれの接続に関するモニター・データを表します。
CURRENTAPPS プロシージャー 現行アプリケーション・レポートは、各接続に関連した作業単位、エージェント、アクティビティーの現在の瞬間的な処理状態を表します。 レポートの冒頭ではすべての接続を合計した状態情報が示され、続いてそれぞれの接続の詳細セクションがあります。
CURRENTSQL プロシージャー 現行 SQL レポートは、現在実行中のアクティビティーをさまざまなメトリックで計測して、上位のアクティビティーをリストします。
DBSUMMARY プロシージャー 要約レポートには、データベース全体に関する詳細なモニター・データと、それぞれの接続、ワークロード、サービス・クラス、データベース・メンバーに関する主要なパフォーマンス指標が含まれます。
LOCKWAIT プロシージャー ロック待機レポートには、現在進行中のそれぞれのロック待機についての情報が含まれます。 ロックのホルダーとリクエスターに関する詳細、保持されているロックと要求されたロックの特性などの詳細が含まれています。
PKGCACHE プロシージャー パッケージ・キャッシュ・レポートは、パッケージ・キャッシュに蓄積されたステートメントをさまざまメトリックで計測して、上位のステートメントをリストします。

使用上の注意

モニター・エレメント名は大文字で表示されます (例えば TOTAL_CPU_TIME)。 モニター・エレメントについての詳細情報を調べるには、製品資料でモニター名を検索してください。

monitoring_interval 入力を使用するレポートの場合、レポート内の負の値は不正確です。 ソース・データ・カウンターのロールオーバー中にこれが発生する可能性があります。 正確な値を判別するには、ロールオーバーが完了した後でレポートを再実行してください。

注: レポートはモジュール内の SQL プロシージャーを使って実装されるため、パッケージ・キャッシュ構成の影響を受ける可能性があります。 レポート実行時のパフォーマンスが遅い場合、パッケージ・キャッシュ構成を調べて、それがワークロードに対して十分であることを確認してください。 。
以下の例は MONREPORT ルーチンを呼び出すさまざまな方法を示しています。 この例は MONREPORT.CONNECTION(monitoring_interval, application_handle) プロシージャーを示しています。 オプション・パラメーターの値を入力したくない場合、次のような方法で扱うことができます。
  • どんな場合でも NULL または DEFAULT を指定できます。
  • 文字入力の場合、空ストリング ('') を指定できます。
  • それが最後のパラメーターである場合は、省略できます。
デフォルト・モニター間隔 10 秒を使用して、接続ごとのセクションを含むレポートを生成するには、次のように MONREPORT.CONNECTION プロシージャーを呼び出します。

call monreport.connection() 
デフォルト・モニター間隔 10 秒を使用して、アプリケーション・ハンドル 32 の接続のみに関するセクションを含むレポートを生成するには、以下のどちらの方法で MONREPORT.CONNECTION プロシージャーを呼び出すことも可能です。
call monreport.connection(DEFAULT, 32)

call monreport.connection(10, 32)
モニター間隔 60 秒を使用して、接続ごとのセクションを含むレポートを生成するには、以下のどちらの方法で MONREPORT.CONNECTION プロシージャーを呼び出すことも可能です。
call monreport.connection(60) 
call monreport.connection(60, null)
デフォルトでは、このモジュール内のレポートは英語で生成されます。 レポートを生成する際の言語を変更するには CURRENT LOCALE LC_MESSAGES 特殊レジスターを変更してください。 例えば、CONNECTION レポートをフランス語で生成するには、以下のコマンドを発行します。

SET CURRENT LOCALE LC_MESSAGES = 'CLDR 1.5:fr_FR'
CALL MONREPORT.CONNECTION

レポートが生成される言語がデータベース・コード・ページでサポートされることを確認してください。 データベース・コード・ページが Unicode である場合、レポートは任意の言語で生成できます。