WinCollect ログ・ファイル

WinCollect ログ・ファイルには、デプロイメントに関する情報が示されます。 ログは、問題のトラブルシューティングのための有用な情報を提供します。

WinCollect ログの概要

WinCollect は、インストールおよび構成中にログ・イベント拡張フォーマット (LEEF) メッセージを生成して、これらを単一のログ・ファイルに書き込みます。 「状況サーバー (Status Server)」フィールドのサーバーは、syslog を通じて LEEF メッセージを受信します。 これらのメッセージは、WinCollect サービスの状況、許可トークン、構成などについて報告します。

例:

以下の例では、 WinCollect エージェントが生成するイベントの数が、ログ・ソースのチューニング対象を超えていることを管理者に警告する LEEF メッセージを表示します。

<13>Sep 22
09:07:56 IPADDRESS LEEF:1.0|IBM|WinCollect|7.2|3|src=MyHost.example.com 
dst=10.10.10.10
sev=4 log=Device.WindowsLog.EventLog.MyHost.example.com.System.Read
msg=Reopening event log
due to falling too far behind (approx 165 logs skipped). Incoming
EPS r.avg/max =
150.50/200.00. Approx EPS possible with current tuning = 40.00 
詳しくは、「 Log Source Event Rates and Tuning Profiles 」(http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21672193) を参照してください。

syslog メッセージを検索するには、 WinCollect エージェントの IP アドレスを使用します。 QRadar® は、監査ログからの情報を追跡して、いつログ・ソースが作成されたか、いつ検索が実行されたかなどを判別します。

WinCollect ログ・タイプ

デフォルトのログ・ディレクトリーは C:\Program Files\IBM\WinCollect\logs\です。 ログ・ファイルの名前は WinCollect.log です。

各ログ項目は、項目のタイプを示す以下の識別子によってタグ付けされます。
  • システム
  • コード
  • デバイス
WinCollect ログのサンプル

以下の表に、WinCollect ログ・ファイル内のログ項目のタイプを示します。

表 1. WinCollect ログ項目のタイプ
ログ項目のタイプ 説明
システム システム情報 (エージェントがインストールされているオペレーティング・システムなど)、オペレーティング・システムからの RAM および CPU 情報、サービス開始情報、および WinCollect のバージョン情報を示します。
コード スピルオーバーとキャッシュのメッセージ、ファイル・リーダー・メッセージ、許可トークン・メッセージ、ローカル・ホストの IP アドレスまたはホスト名の情報、宛先での問題、ログ・ソースの自動作成、スタンドアロン・モード・メッセージ、およびスレッドまたはプロセスの開始とシャットダウンのメッセージに関する情報を示します。 これらの項目を使用して、 WinCollect 構成を調べます。 Code 項目では、イベント収集に関する情報は示されません。
デバイス WinCollect がイベント (イベント・ログ収集を実行するプロトコル) を収集するときに作成されます。 Device 項目では以下の問題が記録されます。

プラグインのロード

接続の問題

権限または認証

Windows エラー・コード (オペレーティング・システムによって提供される 16 進値コード、0x000005 アクセス拒否など)

ファイル・パスまたはロケーション

イベント・ログがポーリング対象として期限切れ

イベント・ログ・トランザクション

RPC が使用不可 (指定したロケーションが見つからない)

後れが大きすぎるために再オープン (チューニング・メッセージ)

ログ・ファイルのディスク・スペース管理

WinCollect は、ログ・サイズが 20 MB を超えた場合に「_1」バージョンを生成することによって、ログ用のディスク・スペースを管理します。 「_5」バージョンが作成されると、 WinCollect は最も古いバージョンのログを削除します。

WinCollect は、チェックポイント・フォルダーをアーカイブすることによってもディスク・スペースを管理します。 QRadarWinCollect を新規コードで更新すると、チェックポイント・フォルダーには、置換されたコードのバックアップが保管されます。 WinCollect は、10 個が作成された中で最も古いパッチ・チェックポイント・フォルダーをアーカイブします。 WinCollect は、パッチ・チェックポイント・フォルダー内のファイルのリストと、 AgentConfig.xml ファイルの圧縮ファイルを含むアーカイブ・フォルダーを作成します。 次に、 WinCollect は、アーカイブしたパッチ・チェックポイント・フォルダーを削除します。