Sun ONE LDAP のログ・ファイル・ログ・ソース・パラメーター

QRadar でログ・ソースが自動的に検出されなかった場合は、ログ・ファイル・プロトコルを使用して QRadar Console で Sun ONE LDAP ログ・ソースを追加します。

ログ・ファイル・プロトコルを使用する場合は、特定のパラメーターを使用する必要があります。

以下の表には、Sun ONE LDAP からログ・ファイル・イベントを収集するために固有の値を必要とするパラメーターの説明が示されています。
表 1. Sun ONE LDAP DSM のログ・ファイル・ログ・ソース・パラメーター
パラメーター
Log Source name ログ・ソースの名前を入力します。
Log Source description ログ・ソースの説明を入力します。
Log Source type Sun ONE LDAP
Protocol Configuration ログ・ファイル
Log Source Identifier

イベント・ソースを識別するための IP アドレス、ホスト名、または名前を入力します。 IP アドレスまたはホスト名により、 QRadar は固有のイベント・ソースに対してログ・ファイルを識別できます。

例えば、ネットワークに複数のデバイス (管理コンソール、ファイル・リポジトリーなど) が含まれている場合、イベントを作成したデバイスの IP アドレスまたはホスト名を指定します。 これにより、管理コンソールまたはファイル・リポジトリーに対するイベントを識別する代わりに、ネットワーク内のデバイス・レベルでイベントを識別できるようになります。

Service Type
選択されたサービス・タイプを実行するリモート・ホスト上の TCP ポートを入力します。 有効な範囲は、1 から 65535 です。 オプションは、以下のとおりです。
FTP
TCP Port 21。
SFTP
TCP Port 22。
SCP
TCP Port 22。
重要: イベント・ファイルのホストが FTP、SFTP、または SCP に標準以外のポート番号を使用している場合は、ポート値を調整する必要があります。
Remote User

イベント・ファイルが含まれているホストにログインするために必要なユーザー名を入力します。

ユーザー名の長さは最大で 255 文字までです。

Confirm Password ホストにログインするために必要なパスワードを確認します。
SSH Key File 「Service Type」として SCP または SFTP を選択すると、このパラメーターにより SSH 秘密鍵ファイルを定義できます。 SSH 鍵ファイルを指定すると、「リモート・パスワード」フィールドは無視されます。
Remote Directory
ログインに使用しているユーザー・アカウントに関連した、ファイルを取得するリモート・ホスト上のディレクトリーの場所を入力します。
重要: FTP の場合のみ。 ログ・ファイルがリモート・ユーザーのホーム・ディレクトリー内にある場合は、リモート・ディレクトリーをブランクのままにしておくことができます。 これは、作業ディレクトリーの変更 (CWD) コマンドが制限されているオペレーティング・システムをサポートするためです。
Recursive このチェック・ボックスを有効にすると、FTP 接続または SFTP 接続を使用して、リモート・ディレクトリーのサブフォルダーを再帰的に検索してイベント・データを取得できます。 サブフォルダーから収集するデータは、「FTP ファイル・パターン」の正規表現に一致するかどうかで決まります。 「Recursive」オプションは、SCP 接続では使用できません。
FTP File Pattern

例えば、log という単語で始まり 1 つ以上の数字が続き、tar.gz で終わるファイルをすべてリストするには、log[0-9]+¥.tar¥.gz を使用します。 このパラメーターの使用には、正規表現 (regex) の知識が必要です。 正規表現について詳しくは、 Oracle Web サイト (http://docs.oracle.com/javase/tutorial/essential/regex/) を参照してください。

サービス・タイプとして SFTP または FTP を選択すると、このオプションにより、リモート・ディレクトリーで指定されているファイルのリストをフィルターに掛けるために必要な正規表現 (regex) を構成できます。 一致するすべてのファイルは処理に組み込まれます。

FTP Transfer Mode
リスト・ボックスから、このログ・ソースに適用する転送モードを選択します。
バイナリー
バイナリー・データ・ファイル、または圧縮された zip、gzip、tar、tar + gzip のアーカイブ・ファイルを必要とするログ・ソースには、「バイナリー」を選択します。
ASCII
ASCII FTP ファイル転送を必要とするログ・ソースには、「ASCII」を選択します。
重要: FTP 転送モードとして ASCII を使用する場合は、 プロセッサー パラメーターとして なし を選択し、 ライン・ライン イベント・ジェネレーター パラメーターを選択する必要があります。

このオプションは、FTP をサービス・タイプとして選択した場合にのみ表示されます。 「FTP Transfer Mode」パラメーターにより、FTP 経由でログ・ファイルを取得するときのファイル転送モードを定義できます。

SCP Remote File 「サービス・タイプ」として SCP を選択した場合は、リモート・ファイルのファイル名を入力する必要があります。
Start Time 処理を開始する時刻を入力します。 このパラメーターと「繰り返し (Recurrence)」の値の組み合わせにより、リモート・ディレクトリーでファイルをスキャンするタイミングと頻度が決定されます。 「HH:MM」の形式で、24 時間クロックに基づいて開始時刻を入力します。
Recurrence 開始時刻に始まる、リモート・ディレクトリーのスキャンの頻度を入力します。 この値は、時間数 (H)、分数 (M)、または日数 (D) で入力します。 例えば、ディレクトリーを 2 時間おきにスキャンする場合は、2H です。 デフォルトは 1H です。
Run On Save

「保存」をクリックした後にログ・ファイル・プロトコルを即時に実行するには、このチェック・ボックスを選択します。 「保存時に実行」が完了した後には、ログ・ファイル・プロトコルは構成済みの開始時刻と反復スケジュールに従います。

「保存時に実行」を選択すると、「以前に処理したファイルを無視 (Ignore Previously Processed File)」パラメーターの、以前に処理したファイルのリストはクリアされます。

EPS Throttle

QRadar が取り込む 1 秒当たりのイベントの最大数。

データ・ソースが EPS スロットルを超える場合、データ収集は遅延されます。 データは引き続き収集され、データ・ソースが EPS スロットルを超えて停止すると取り込まれます。

有効な範囲は、100 から 5000 です。

Processor リモート・ホストにあるファイルが zip、gzip、tar、または tar+gzip のアーカイブ形式で格納されている場合は、アーカイブを展開して内容を処理することができるプロセッサーを選択します。
Ignore Previously Processed File(s)

これは FTP および SFTP のサービス・タイプに適用されます。

処理済みのファイルを追跡し、ファイルの再度の処理を希望しない場合は、このチェック・ボックスを選択します。

Change Local Directory?

処理中にダウンロードしたファイルを保管するために使用する QRadar 上のローカル・ディレクトリーを定義するには、このチェック・ボックスを選択します。

ほとんどの構成では、このチェック・ボックスをクリアしたままにしてかまいません。 このチェック・ボックスを選択すると、「Local Directory」フィールドが表示されます。これにより、ファイルを一時的に格納するために使用するローカル・ディレクトリーを構成できます。

Event Generator

「ID-Linked Multiline」形式では、複数行のイベント・メッセージの各行の先頭に共通の値を含む複数行のイベント・ログを処理します。 このオプションにより、正規表現を使用して、単一のイベント・ペイロード内の複数行のイベントの識別および再組み立てを実行する「Message ID Pattern」フィールドが表示されます。

取得したイベント・ログを複数行のイベントとして処理するには、「ID-Linked Multiline」を選択します。

Folder Separator

ほとんどの構成では、「フォルダー分離文字 (Folder Separator)」フィールドのデフォルト値を使用できます。 このフィールドを使用するのは、分離フォルダーの定義に代替文字を使用するオペレーティング・システムのみです。 例えば、メインフレーム・システムの場合にフォルダーを区切るピリオドが該当します。

オペレーティング・システムのフォルダーを分離するために使用される文字を入力します。 デフォルト値は / です。