ワークスペース

このセクションでは、IBM® OMEGAMON® for Storage on z/OS® の事前定義ワークスペースについて説明します。

それぞれのワークスペースには表ビューが含まれており、この表ビューに よって、システム内の特定のリソースの監視に使用できる情報が提 供されます。 表ビューの列見出しは、シチュエーションの作成に使用する属性に対応しています。 特定の表のビュー内にある属性は、それぞれ単一の属性グループに属します。

この文書には、ナビゲーターで表示される各ノードについてのセクションがあります。 これらのノードは、ワークスペースにリンクされたナビゲーターのノードにリストされています。 ノードはそれぞれ、同じ名前を持つワークスペースにリンクされています。 各ワークスペースは、関連したワークスペースへのリンクを持ちます。 ワークスペースにリンクされたナビゲーターのノード内の各リンクは、対応するワークスペースについて説明するセクションにリンクします。 各セクションには、リンクされたすべてのワークスペースについての説明もあります。

ワークスペースにリンクされたナビゲーターのノード

注: ナビゲーターおよびこの資料では、ノードはアルファベット順ではなく機能順にリストされています。

この文書は、ワークスペースの詳細をすべて説明することを目的としたものではありません。 各表ビュー内の列見出し (属性名に対応) についての詳細は、 属性 を参照してください。 ワークスペースについて詳しくは、ワークスペース自体に移動して、表、ビュー、およびその他の機能を調べてください。

ワークスペースへのアクセス

このトピックでは、セキュリティー機能および Tivoli Enterprise Portal 内のワークスペースにアクセスする方法について説明します。

ユーザー・アカウントのセキュリティー機能
ワークスペースまたはワークスペース内の機能へのアクセス規定に従うなどのセキュリティー機能:
  • Tivoli Enterprise Portal の標準的なユーザーは、ポータルを 表示したり、変更したりするための標準レベルの特権を持っています。 例えば、sysadmin デフォルト・ユーザーは、ビューを表示し、ポータルを変更することができます。 ワークスペース管理レベルの特権を持つ ユーザー・アカウントを使用している場合は、以下の例のように表示されるビューが異なります。
    • タイトル・バーおよびステータス・バーでユーザー名の後に *ADMIN MODE* が表示され、ユーザー ID がワークスペース管理モードであることが示されます。
    • 一部のポップアップ・メニューで、特定のワークスペースにネストされている標準メニューの代わりにワークスペース・リンクの包括的なリストが表示されます。
    ワークスペース管理モードには追加の特権および目的があります。「IBM Tivoli Monitoring: ユーザーズ・ガイド」を参照してください。
  • ストレージ・ツールキット・コマンドを実行するための認証および許可では、ストレージ・ツールキットのアクション要求に必要な認証について説明します。
ポータルでの OMEGAMON for Storage on z/OS へのアクセス

ポータルで OMEGAMON for Storage on z/OS にアクセスするには、以下の例のようにナビゲーターを使用して行います。

  1. z/OS システム」アイコンの横にある正符号 (+) をクリックして、選択可能なシステムを表示します。
  2. 情報を取得したい z/OS システムの名前 (例えば SYSG) の横にある正符号 (+) をクリックします。 選択可能なサブシステムが表示されます。
  3. ストレージ・サブシステム」アイコンの横にある正符号 (+) をクリックします。
  4. 情報を取得したい STORAGE 管理対象システムの名前 (例えば VTCTH@@L:SYSG:STORAGE) の横にある正符号 (+) をクリックします。 製品ノードのリストが表示されます。
  5. ワークスペースのノード (「アプリケーション要約」など) をクリックします。 ポータルに「アプリケーション要約」ワークスペースが表示されます。
ワークスペースにリンクされたナビゲーターのノードには、標準的なナビゲーターの階層内にある製品ノードが示されます。
ナビゲーター内のノードに対応するワークスペースへのアクセス
ナビゲーター内のノードに対応するワークスペースにアクセスするには、そのノードをクリックします。 ワークスペースがポータルに表示されます。
ナビゲーター・ノードからのワークスペース・リンクへのアクセス
  1. このノードをクリックします。 ノードがアクティブになり、対応するワークスペースがポータルに表示されます。
  2. ノードを右クリックして、ポップアップ・メニューを表示します。
  3. 必要なワークスペースを「ワークスペース」サブメニューから選択します。
注: この文書で説明されているワークスペース・リンクの一部は、常に表示されるとは限りません。 Tivoli Enterprise Portal では一部のワークスペース・リンクについて、ターゲットのワークスペースがモニター環境と関係がある場合に限り表示します。 例えば、DS8000® ストレージ装置を監視していない場合、 DS8000 ストレージ装置の属性を追跡するワークスペースへのリンクは使用できません。
ワークスペースのビューからのワークスペース・リンクへのアクセス
  1. 以下の方法によって、表のビューおよび棒グラフから関連するワークスペースにアクセスできます。
    • 表のビュー: 表のビュー内の行の左にあるリンク・アイコン (リンク・アイコン) を右クリックします。
    • 棒グラフ: 棒グラフ・ビューの棒を右クリックして、メニューから「リンク先」を選択し、リンクのリストにアクセスします。
  2. ポップアップ・メニューからワークスペース名を選択します。
製品間ワークスペース・リンクへのアクセス
製品間ワークスペース・リンクへのアクセス方法は、他のワークスペース・リンクと同じです。 このタイプのリンクを使用すれば、他の製品との統合で説明されているように、他の Tivoli 製品のワークスペースに移動できます。

ワークスペースをナビゲートするための標準パスおよびメソッド

この資料では、OMEGAMON for Storage on z/OS の各ワークスペース・ノードに関して、リンクされているワークスペースの階層を示します。 例えば、表 1 のリストでは、ポータルの ナビゲーター内のアプリケーション要約ワークスペース・ノードの階層が示されています。 黒丸付きリストに、ワークスペースをナビゲートするための標準パス が 示されています。 ワークスペースをナビゲートするための標準メソッド は、次のとおりです。
  1. 表のビュー内の各行の左にあるリンク・アイコン (リンク・アイコン) を右クリックします。 (ほとんどのワークスペースには、表のビューが 1 つ以上あります)。
  2. 新しいワークスペースを選択して、ポップアップ・メニューに移動します。
    注: ポップアップ・メニューの一部のリンク名は、該当のワークスペースのタイトル・バーに表示される名前と完全には一致しません。
次に、ワークスペースをナビゲートする場合のヒントを示します。
  • ワークスペースの表のビューにリンク・アイコンが表示されていない場合は、一連のワークスペースのナビゲーションの標準フローの最後に達しています。
  • OMEGAMON for Storage on z/OS のほとんどのワークスペース・ノードには、複数のサブパスがあります。
  • 一部のサブパスは、OMEGAMON for Storage on z/OS の、異なるが関連しているワークスペース・ノードのナビゲーション・ツリー構造内で終了します。 例えば、多くのノードは、関連パフォーマンス・データのある SMS ストレージ・グループのパフォーマンス・ノードのワークスペースに最終的にリンクしています。
  • ブラウザー・クライアントの「戻る」ボタンまたは Desktop Client の「戻る」矢印アイコン (「戻る」矢印アイコン) は、複数のサブパスを全探索する場合に必須のナビゲーション・ツールです。 1 つのサブパスから別のサブパスには、逆方向に移動します。 または、ナビゲーターのワークスペース・ノードをクリックして、ナビゲートしているノードの最初のワークスペースに戻ります。

ヒストリカル・ナビゲーション

いくつかのワークスペースには、ヒストリカル・ナビゲーション・リンクが含まれています。 これらのワークスペースの一部には、タイム・スパン・ツールを使用して、リアルタイム・ワークスペースをヒストリカル・ビューに変更するオプションも含まれています。 ワークスペースにヒストリカル・ナビゲーション・リンクが含まれている場合は、このリンクを使用してヒストリカル・データを表示します。ワークスペースの各ビューに表示されているタイム・スパン・ツールは使用しません。

ヒストリカル・ナビゲーション機能を使用することにより、ワークスペース・ビューは、リアルタイム・ビューから、そのリアルタイム・ビュー内にある単一オブジェクトのトレンド・ビューへと変更されます。 トレンド・ビューからは、そのオブジェクト内の項目の、ヒストリカルな特定時点のビューへとナビゲートできます。 例えば、タイム・スパン・ツールを使用する代わりに、以下のナビゲーション・パスを使用します。
このリンクを使用してヒストリカル・データを表示します。「SMS ストレージ・グループのパフォーマンス」ワークスペース > 「ストレージ・グループ・パフォーマンス・トレンド」
「SMS ストレージ・グループのパフォーマンス」ワークスペースは、すべての定義済み SMS パフォーマンス・グループについてのリアルタイム・データを提供します。 「ストレージ・グループ・パフォーマンス・トレンド」ワークスペースは、単一のストレージ・グループについてのトレンド情報を提供します。
「ストレージ・グループ・パフォーマンス・トレンド」 > 「SMS ストレージ・グループ・ヒストリカル・ボリューム・パフォーマンス」
「SMS ストレージ・グループ・ヒストリカル・ボリューム・パフォーマンス」ワークスペースは、ストレージ・グループ内のすべてのボリュームについて、「ストレージ・グループ・パフォーマンス・トレンド」ワークスペース内のデータ行から選択した時点のパフォーマンス・データを表示します。

同様に、「SMS ストレージ・グループ・ヒストリカル・ボリューム・パフォーマンス」ワークスペースから、「データ・セット・ヒストリー・パフォーマンスの要約」ワークスペース (選択したボリュームに対するデータ・セット・アクティビティーの特定時点のビューが表示される) へのナビゲーションを使用することができます。 同様のナビゲーション機能が、ユーザー DASD グループ、チャネル、キャッシュ CU、論理制御装置 (LCU)、および TotalStorage 装置に用意されています。

特定時点のヒストリカル・ワークスペースを表示すると、タイム・スパン・ツールがワークスペースの各ビューに表示されます。 タイム・スパン・ツールはこれらのワークスペースでは正しく機能しません。 これらのワークスペースは、特定時点のヒストリカル・ビューを表示するように構成されています。このビューは、タイム・スパン・ツールを使用して変更することはできません。

最良の結果を得るには、Tivoli Data Warehouse の要約データを、いずれかのオブジェクト・トレンド・ワークスペースから表示します。 前述した例を使用して、「ストレージ・グループ・パフォーマンス・トレンド」ワークスペースから呼び出しを実行した場合に、最も有用な要約が表示されます。 ボリューム・パフォーマンスの要約が必要な場合は、「ボリューム・パフォーマンス・トレンド」ワークスペースにアクセスします。 本製品には以下のトレンド・ワークスペースが用意されています。これらのワークスペースは、Tivoli Data Warehouse の要約でサポートされています。 タイム・スパン・ツール機能は、これらのワークスペースで正しく機能します。
  • キャッシュ CU DFW 再試行トレンド
  • キャッシュ CU デステージング・トレンド
  • キャッシュ CU パフォーマンス・トレンド
  • キャッシュ CU 読み取りヒット率トレンド
  • キャッシュ CU ステージング・トレンド
  • キャッシュ CU 状況トレンド
  • キャッシュ CU 書き込みヒット率トレンド
  • チャネル・パス・トレンド
  • 論理制御装置トレンド
  • SMS ストレージ・グループ・パフォーマンス・トレンド
  • SMS ストレージ・グループ・スペース・トレンド
  • ストレージ・グループのフリー率トレンド
  • ユーザー DASD グループ・パフォーマンス・トレンド
  • ユーザー DASD グループ・スペース・トレンド
  • ボリューム・キャッシュ・トレンド
  • ボリュームのデステージング・トレンド
  • ボリューム・パフォーマンス・トレンド
  • ボリューム・スペースのトレンド
  • ボリュームのステージング・トレンド
本製品には、以下の特定時点のヒストリカル・ワークスペースが含まれています。 タイム・スパン・ツールによる結果はサポートされません。 以下のワークスペースでは、タイム・スパン・ツールを使用しないでください。
  • キャッシュ CU ボリュームの DFW 再試行ヒストリー
  • キャッシュ CU ボリュームの読み取りヒット率のヒストリー
  • キャッシュ CU ボリュームの書き込みヒット率のヒストリー
  • ユーザー DASD グループ・ボリューム・ヒストリカル・キャッシュ
  • ユーザー DASD SMS ストレージ・グループ・ヒストリカル・ボリューム・パフォーマンス
  • ユーザー DASD グループ・ボリューム・ヒストリカル・スペース
  • ボリューム・キャッシュのヒストリー
  • ボリュームのデステージング・ヒストリー
  • ボリューム・グループ・スペース・ヒストリー
  • ボリューム・ステージング・ヒストリー

他の製品との統合

IBM Tivoli Monitoring は、複数の製品内のワークスペースへ迅速にアクセスできる動 的ワークスペース・リンク機能を備えています。 Tivoli OMEGAMON XE on z/OS はこの機能を使用して、OMEGAMON for Storage on z/OS 内のストレージ関連ワークスペースに移動するための事前定義リンクを提供します。 例えば、アプリケーション要約ワークスペースは、Tivoli OMEGAMON XE on z/OS 内のアドレス ・スペース・ボトルネック詳細ワークスペースへの事前定義リンクを備え ています。

注: 製品にデフォルトで提供されているリンクを変更することもできます。 ワークスペースの行のポップアップ・メニューで提供されているデフォルトのリンクの変更を支援するリンク・ウィザードについては、Tivoli Enterprise Portal ヘルプ を参照してください。
注: 動的リンクは、IBM OMEGAMON for Storage on z/OS と同じ Tivoli Enterprise Monitoring Server にレポートし、かつ、同一の論理区画内で稼働する OMEGAMON XE 製品のインスタンスでのみ使用可能です。

関連する製品のワークスペースへのリンク

表 1 は、OMEGAMON for Storage on z/OS のワークスペースから関連する製品のワークスペースにリンクするための、選択可能なリンクをリストしています。 ワークスペースへのアクセスに、ワークスペースのナビゲートについての一般情報が提供されています。

製品間ワークスペースへの動的リンクについて

動的ワークスペース・リンクを使用すると、複数の製品で提供されたワークスペース間を容易にナビゲートすることができます。 この機能は問題判別を支援するとともに、モニター製品間の統合を 促進するため、問題の根本原因の迅速な判別が可能となります。 OMEGAMON XE 製品が提供する事前定義の製品間リンクにより、他のモニター・エージェントがモニターしているシステム、サブシステム、リソース、またはネットワーク・コンポーネントに関する追加情報を取得できます。

リンクを右クリックすると、リンクのリストが表示されます。 このリストには、1 つ以上のモニター製品によって提供されるワークスペー スへのリンクが含まれている場合があります。 リンクする先の製品のインストールおよび構成が完了している必要があり ます。

注: ご使用の Tivoli Enterprise Portal ユーザー ID に、ターゲット製品へのアクセスが許可されている必要があります。 必要条件が満たされていない場合は、ターゲットの製品内のワークスペースへのリンクは、 リストに含まれません。

ワークスペースにナビゲートするには、リストからそのワークスペースを選択します。 コンテキスト内のターゲット・ワークスペースにリンクすることで、現在表示しているシステム、サブシステム、またはリソースに関連した追加情報を受け取ります。

リストからワークスペースを選択しても、ターゲット・ワークスペースが使用できない場合には、 メッセージ KFWITM081E が表示されます。 詳しくは、「問題判別ガイド」を参照してください。 Tivoli Enterprise Portal のオンライン・ヘルプの『Target Not Found』トピックにも、失敗したリンクへの対応方法の説明があります。 次のシナリオでは、この問題がどのように発生するかについて説明します。
  • OMEGAMON XE version 4.1.0 製品から OMEGAMON XE バージョン 4.2.0 製品へアップグレードしており、ご使用の環境内にインストールされたバージョン 4.1.0 とバージョン 4.2.0 のモニター・エージェントの組み合わせが存在しています。 例えば、マイグレーション期間中に、同じ z/OS システム上に OMEGAMON for Storage on z/OS バージョン 4.2.0 モニター・エージェントと OMEGAMON XE on z/OS バージョン 4.1.0 モニター・エージェントが存在することがあります。
  • このアップグレード後には、動的ワークスペース・リンクを使用した、OMEGAMON XE バージョン 4.2.0 ワークスペースから OMEGAMON XE バージョン 4.1.0 製品内のワークスペースへのリンクは、ターゲット・ワークスペースがバージョン 4.1.0 製品内に存在する限り、正常に機能します。 ターゲット・ワークスペースが存在しない場合、KFWITM081E メッセージが 表示されます。
  • ただし、バージョン 4.2.0 のターゲット・ワークスペースが変更されている場合 (例えば、表示データを制限するためのリンク・パラメーターを受け入れるなど)、アップグレード時に動作が変化する場合があります。