日本IBM社員のキャリア・インタビュー〜SAPリーダー

日本IBMのSAP Finance & Concurチームのリーダー、Naoyaさんのインタビューをご紹介します。

なお、インタビューの全容は、日本IBMのサイトでご覧いただけます。IBMがお客様からご評価いただいている点だけではなく、どのようなチームを作ろうとしているのか、IBMでのキャリアを通じて成し遂げたいこと等にも触れています。

 

Q.現在の所属部署と役職、入社時期を教えてください。

IBMコンサルティング事業本部のBTS事業に所属しています。役職はパートナーです。SAPの会計チームをリードしています。IBMへの入社は2003年です。新卒で入社した会社がIBMに買収されたのに伴い、日本IBMに入社しました。新卒以来20年、SAPの仕事に従事しています。

 

Q. 今に至るまで、キャリアを考えるタイミングで大事にしてきたことを教えてください。

一貫して、元々自分がやりたいと思っていた「ITを使って課題解決をし、お客様や社会の役に立つ仕事ができること」を大事にしてきました。この20年の間には、他社に転職しようかと考えた時期もありましたが、結果として今もIBMで仕事をしています。

 

Q. 今もIBMでキャリアを続けているのはなぜでしょうか?

お客様の役に立つ仕事がIBMでやれていることに加えて、自分に大きな自由裁量があるためです。
私は今、2つの立場を担っています。1つは、個々のお客様に対するIBMのプロジェクト責任者という立場、もう1つが、100名程度のコンサルタントをマネージしていく組織のリーダーという立場です。両方とも、自分のやりたいように自由にやらせてもらっています。このような働き方ができているのは、上司たちが、私の意見や立場を尊重し、サポートしてくれているからです。

 

Q. 「ITを使って課題解決をし、お客様や社会の役に立つ仕事をしよう」と思ったのはなぜですか?

私は、「道にゴミが落ちていたら、文句を言ったり、見過ごしたりするのではなく、自分で拾って捨てたい。
何らか自分から能動的に仕掛けて、問題を解決していきたい」と思っています。学生の頃、親にPCを買ってもらったのがITとの出会いです。使っていく中で、ITが様々な課題解決に役立つことに気づきました。好きだったこともあり、就職活動の時には、ITを武器とする仕事をしていこうと思いました。

 

Q.SAPの会計チームについてお聞きします。どのような職種の方が、何をやっている組織ですか?

チームのメンバーは、コンサルタント職です。それぞれが、お客様のSAPプロジェクトに参画し、会計ソリューションの導入や運用を担当しています。

 

Q.SAPの導入をお考えのお客様は、どのような課題をお持ちでしょうか?

経理、販売や購買といった基幹業務に関する標準化や効率化、コスト削減、見える化を課題としてお考えのお客様が大変多いです。
従来のシステムが、「ビジネス、組織、業務」の変革の足枷になってしまっているケースがあります。それを是正するために、古いシステムをすっきりさせ、新たなテクノロジーに追随できる先進的かつ柔軟なものに変えていきたい、というご要望もいただきます。
また、特に日本から世界に進出した製造業のお客様は、まだまだグローバルで見ると、業務とシステムがバラバラなケースが見受けられます。「データに基づいた経営判断を行うために、業務やシステムを統合したい」というのは、多くのお客様から頂戴する共通したご要望です。

 

Q.そもそもの質問です。SAPを導入するプロジェクトに、なぜコンサルタントが必要なのだろうか、と思われるお客様がいらっしゃるかもしれません。

SAPを導入する際は、お客様の組織や業務を、SAPに合わせなければならないところがあります。逆に、SAPをお客様に合わせるために拡張しなければならないところが出てくることもあります。その調整を行うのが、コンサルタントの役割になります。いわゆる「フィット&ギャップ(適合性分析)」を行うフェーズです。

 

Q.積極的に採用を行っています。どのような方に来てほしいか教えてください。

SAPプラスアルファのソリューションで、企業のDX変革を実現までやりきりたい方を求めています。
例えば、SAPのスキルや経験を一定もっていて、お客様に対して、より革新的な貢献をしていきたいという思いを持っている方です。そういう方こそ、IBMが持っている様々なテクノロジーやサービスを、SAPに組み合わせることで、より先進的なソリューションを生み出してくださると思っています。

 

Q.「一定」について教えてください。

SAPのスキルや経験があれば、年数に応じて、色々な採用のポジションがあります。
最低10年の経験がないと難しい、ということではなく、1、2年の経験で入社される方、5年の方、10年の方、様々です。その方に合わせた役割からスタートできますし、IBMは、成長を支える文化がある会社だということをお伝えしたいです。

 


 

IBMコンサルティング事業本部でのキャリア

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