IM (侵入モニター) ジャーナル項目

以下の表に、IM (侵入モニター) ジャーナル項目の様式をリストします。

表 1. IM (侵入モニター) ジャーナル項目. QASYIMJE/J4/J5 フィールド記述ファイル
オフセット フィールド フォーマット 説明
JE J4 J5
    1     すべての項目タイプに共通する見出しフィールド。
    610 項目タイプ Char(1) 項目のタイプ。
P
潜在的な侵入イベントが検出された
    611 イベントの時刻 TIMESTAMP イベントが検出された時刻 (SAA タイム・スタンプ形式)。
    637 検出点 ID Char(4) 侵入イベントを検出した場所を処理するための固有 ID。 このフィールドは、サービス担当員が使用します。
    641 ローカル・アドレス・ファミリー Char(1) 検出されたイベントに関連付けられているローカル IP アドレス・ファミリー。
    642 ローカル・ポート番号 Zone(5, 0) 検出されたイベントに関連付けられているローカル・ポート番号。
    647 ローカル IP アドレス Char(46) 検出されたイベントに関連付けられているローカル IP アドレス。
    693 リモート・アドレス・ファミリー Char(1) 検出されたイベントに関連付けられているリモート・アドレス・ファミリー。
    694 リモート・ポート番号 Zoned(5, 0) 検出されたイベントに関連付けられているリモート・ポート番号。
    699 リモート IP アドレス Char(46) 検出されたイベントに関連付けられているリモート IP アドレス。
    745 プローブ・タイプ ID Char(6) 潜在的な侵入を検出する場合に使用するプローブのタイプを識別する。 有効な値は次のとおりです。
ATTACK
イベントを検出したアタック処置
TR-TCP
TCP 経由でイベントを検出したトラフィック規定処置
変更の始まりTR-SSL 変更の終わり
変更の始まりSystem SSL/TLS 失敗ハンドシェーク・イベントを検出したトラフィック規定処置変更の終わり
TR-UDP
UDP 経由でイベントを検出したトラフィック規定処置
SCANE
イベントを検出したスキャン・イベント処置
SCANG
イベントを検出したスキャン・グローバル処置
XATTAC
可能な押し出しアタック
XTRTCP
イベント (TCP) を検出したアウトバウンド TR
XTRUDP
イベント (UDP) を検出したアウトバウンド
XSCAN
検出されたアウトバウンド・スキャン・イベント
    751 イベント相関関係子 Char(4) この特定の侵入イベントに対する固有 ID。 この ID は、監査レコードと、その他の侵入検出情報を関連付ける場合に使用できます。
    755 イベント・タイプ Char(8) 検出された潜在的な侵入のタイプを識別する。 可能な値は次のとおりです。
ACKSTORM
TCP ACK ストーム
ADRPOISN
アドレス汚染
FLOOD
フラッディング・イベント
FRAGGLE
フラグル・アタック
ICMPRED
ICMP (Internet Control Message Protocol) リダイレクト
IPFRAG
IP フラグメント
MALFPKT
誤った形式のパケット
OUTRAW
アウトバウンド・ロー
PERPECH
永続するエコー
PNGDEATH
Ping of death (PoD)
RESTOPT
制限付き IP オプション
RESTPROT
制限付き IP プロトコル
SMURF
スマーフ・アタック
    763 プロトコル Char(3) プロトコル番号
    766 条件 Char(4) IDS ポリシー・ファイルの条件番号
    770 スロットル Char(1)
  • 0 = 非アクティブ
  • 1 = アクティブ
    771 廃棄パケット Zoned(5,0) スロットル処理時の廃棄パケットの数
    776 ターゲット TCP/IP スタック Char(1)
P
実動スタック
S
サービス・スタック
    777 予約済み Char(6) 将来の使用に予約済み
    783 疑いがあるパケット Char(1002)1

検出されたイベントに関連付けられている IP パケットの最初の 1000 バイトまでを含むことが可能な 可変長フィールド。 このフィールドはバイナリー・データを含んでいるので、65535 という CCSID を含んでいる場合と同様に処理する必要があります。

変更の始まりプローブ・タイプ ID (オフセット 745) が「TR-SSL」のときは、失敗ハンドシェークのエラー情報を示す、ブランクが埋め込まれた文字ストリングがこのフィールドに含まれます。このフィールドの最初の 2 バイトにはエラー情報の長さが入ります。 長さの後には、失敗ハンドシェークを検出した処理の場所を表す 6 バイトの文字ストリングが続きます。6 バイトのストリングの後には、失敗ハンドシェークで返されるエラー・コードを示す 40 バイトの文字ストリングが続きます。変更の終わり

1
これは可変長フィールドです。最初の 2 バイトには、疑いがあるパケット情報の長さが含まれます。