区分化表での索引

索引は、区分化または非区分化として作成することができます。 区分化された索引は、それぞれの区画ごとに個別の索引を作成します。 区分化されない索引は、表内のすべての区画にまたがる単一の索引です。

区分化された索引を使用すると、QUERY を最適化できる可能性があります。 固有索引を区分化する場合、索引内で指定される列は、 データ区分化キーと同じ、 またはスーパーセットでなければなりません。

区分化表に索引を作成するには、CREATE INDEX ステートメントを使用します。 それぞれの区画に対する索引を作成するには、 PARTITIONED 文節を使用します。

CREATE INDEX PRODLIB.SAMPLEINDEX
ON PRODLIB.PAYROLL(EMPNUM) PARTITIONED

すべての区画にまたがる単一の索引を作成するには、 NOT PARTITIONED 文節を使用します。

CREATE INDEX PRODLIB.SAMPLEINDEX
ON PRODLIB.PAYROLL(EMPNUM) NOT PARTITIONED

区分化表に対しては、 区分化されたエンコード・ベクトル索引 (EVI) だけを作成できます。 区分化表に対して、非区分化 EVI を作成することはできません。

「SQL 解説書」トピック・コレクションの 『CREATE INDEX ステートメント』には、区分化表に対する索引の作成に関する詳細情報があります。

区分化表に対して SQL の固有索引、固有制約、 または基本キー制約を作成するときには、以下の制限が適用されます。