ビルド出力

複数のアーキテクチャー定義ステートメントを使用して、 ビルドの出力を識別します。 これらのステートメントは、ALIAS、COMP、LIST、LMAP、LOAD、 OBJ、および OUTx です。 これらのステートメントには、2 つのパラメーターがあります。 第 1 は出力のメンバー名であり、 第 2 は出力のタイプ名です。 タイプ名パラメーターは、 プロジェクト定義による タイプ名であることが必要です。 メンバー名パラメーターは、 有効な PDS メンバー名または "*" でよいのです。 前もって定義されたメンバー名の単一出力が ある場合、PDS メンバー名を使用できます。 ALIAS および LOAD アーキテクチャー・ステートメント については、PDS メンバー名を使用する必要があります。 複数の出力がある場合、あるいは 出力メンバー名が前もって定義されていない場合、"*" を 使用することが必要です。

Build は、一時データ・セットを割り振って、ビルド変換プログラムにより生成された出力を 保持します。 すべての変換プログラムが正常に完了すると、 一時データ・セットの出力が SCLM 階層内にコピーされます。 コピーはすべての変換プログラムの完了後まで 行われないため、最後の変換プログラムの実行まで 出力データ・セットの割り振りは 出力を上書きせずに 保持する必要があります。