logbufsz - ログ・バッファー・サイズ構成パラメーター

このパラメーターによって、dbheap パラメーターによって定義されるデータベース・ヒープの中から、 ログ・バッファーのサイズを指定します。 ログ・バッファーはログ・レコードをディスクに書き込む前に、 ログ・レコードのバッファーとして使用されます。

構成タイプ
データベース
パラメーター・タイプ
  • 構成可能
  • Db2® pureScale® 環境のメンバーにより構成可能
デフォルト [範囲]
32 ビット・プラットフォーム
256 [4 - 4 096 ]
64 ビット・プラットフォーム
256 [4 - 131 070 ]
注: デフォルト値は、初期データベース作成後に Db2 構成アドバイザーによって変更される場合があります。
単位
ページ (4 KB)
以下のいずれかのときに、ログ・レコードがディスクに書き込まれます。
  • トランザクションのコミット。
  • ログ・バッファーが満杯になったとき。
  • その他のいくつかの内部データベース・マネージャー・イベントの結果として。

また、このパラメーターは dbheap パラメーター以下でなければなりません。 ログ・レコードのバッファリングは、ログ・レコードのディスクへの 書き込み頻度が少なくなり、一度により多くのログ・レコードが 書き込まれるため、より効率的なロギング・ファイル入出力になります。

推奨: 専用ログ・ディスクに相当数の読み取り活動がある場合、 またはディスクの使用率が高い場合、バッファー域のサイズを大きくしてください。 このパラメーターの値を増やす場合は、ログ・バッファー域が、 dbheap パラメーターでコントロールされるスペースを 使用するので、dbheap パラメーターも考慮してください。

データベース・システム・モニターを使用すると、ログ・バッファーが満杯になった頻度を判別できます。ログ・バッファーがフルになると、新しいログ・レコードを書き込む前に、バッファーの内容をディスクに書き出す必要があります。 num_log_buffer_full (フル・ログ・バッファーの数) モニター・エレメントを参照してください。