データベース・セットアップと製品インストールに関する変更
バージョン 11.1 には、 Db2 データベース製品のインストール方法および Db2 データベースのセットアップ方法に影響する変更された機能が含まれています。
以下の表に、 バージョン 11.1で変更された機能のリストを示します。
| 変更 | 詳細 | 解決策 |
|---|---|---|
| データベース・アップグレードで、ログ・ファイルの名前が変更されなくなりました。 | Db2 バージョン 9.7、10.1、または 10.5 からのアップグレード時に、データベース・ログ・ファイルが .LOG から .MIG に名前変更されなくなりました。 バージョン 10.1 およびバージョン 10.5 の場合、アップグレード前の未アーカイブのファイルは、上位レベルからアーカイブされるため、アクションは不要です。 バージョン 9.7 の場合、未アーカイブのファイルはアーカイブされず、古いログ・ディレクトリー内に残ります。 ユーザーは、それらのファイルを手動でバックアップ、アーカイブ、および管理する必要があります。 db2cklog ツールは、ユーザーがログ・ファイルの手動管理を支援して、以前の Db2 バージョンのログを確認するために使用できます。 | Db2 の旧バージョンからのログ・ファイルの名前変更が行われなくなったため、アップグレードを元に戻す必要が生じた場合に備えて、注意を促すためにドキュメントに示された手順が更新されました。それは、データベースをドロップする前に、アクティブ・ログ・ディレクトリー内のログ・ファイルを処理の前に手動で保存しておく必要があるというものです。 |