バージョン 11.1で非推奨になった機能
ある機能またはフィーチャーが現行リリースではサポートされるが、将来のリリースでは削除される可能性がある場合、その機能は非推奨 としてマークされます。 条件によっては、非推奨になった機能の使用の中止を計画した方がよい場合があります。
例えば、あるレジストリー変数によってトリガーされていた動作が本リリースでデフォルトで有効になった場合、そのレジストリー変数は本リリースで非推奨となっている可能性があります。 廃止されたレジストリー変数は、今後のリリースで除去されます。
非推奨のそれぞれの詳細を検討し、将来の変更を管理する方法を計画します。 ご使用のデータベースおよび既存のアプリケーションに影響する可能性がある バージョン 11.1 も確認してください。
Db2 の機能
バージョン 11.1では、以下の Db2 機能が非推奨になりました。非推奨機能 | 詳細 | 解決策 |
---|---|---|
プライベート・ソート・メモリー | プライベート・ソート・メモリーは非推奨となりました。 | 代わりに共有ソート・メモリーを使用してください。 詳しくは、 sheapthres-ソート・ヒープしきい値構成パラメーターを参照してください。 |
Net Search Extender | Db2 11.1.3.3のリリースでは、Net Search Extender は非推奨になりました。 この機能の使用は推奨されなくなりました。この機能は将来のリリースで削除される可能性があります。 | Db2 Text Search は、SQL および XQuery ステートメントを使用して Db2 データベースに保管されているフルテキスト文書を高速かつ汎用的な方法で検索するために使用します。 詳しくは、 Net Search Extender から Db2 Text Search へのマイグレーションの概要を参照してください。 |
Intelligent Mining | Intelligent Mining は非推奨となりました。 | この機能に置き換わるものは現在ありません。 |
Text Analytics | Text Analytics は非推奨となりました。 | この機能に置き換わるものは現在ありません。 |
Resource Description Framework (RDF) アプリケーション開発 | RDF は非推奨となりました。 | この機能に置き換わるものは現在ありません。 |
API、コマンド、コマンド・パラメーター、モニター・エレメント、およびステートメント
以下の API、コマンド、コマンド・パラメーター、モニター・エレメント、およびステートメントは、 バージョン 11.1で非推奨になりました。
非推奨機能 | 詳細 | 解決策 |
---|---|---|
-disk サブオプション | db2cluster -cfs -list
-filesystem <FS-name> の下の -disk サブオプションは非推奨になりました。 |
このサブオプションを指定しなくても同じ情報が表示されます。 |
db2tapemgr | db2tapemgr コマンドは非推奨となりました。 | なし |
db2top | db2top コマンドは非推奨となりました。 | 代わりに dsmtop を使用してください。 詳しくは、 Dsmtop- Db2 テキスト・ベース・モニター・ツール・コマンドを参照してください。 |
SET PASSWORD | SET PASSWORD ステートメントは非推奨となりました。 | データ暗号化機能については、 Db2 ネイティブ暗号化を参照してください。 列マスキング機能については、 行と列のアクセス制御 (RCAC)を参照してください。 |
GETHINT | GETHINT スカラー関数は非推奨となりました。 | データ暗号化機能については、 Db2 ネイティブ暗号化を参照してください。 列マスキング機能については、 行と列のアクセス制御 (RCAC)を参照してください。 |
ENCRYPT | ENCRYPT スカラー関数は非推奨となりました。 | データ暗号化機能については、 Db2 ネイティブ暗号化を参照してください。 列マスキング機能については、 行と列のアクセス制御 (RCAC)を参照してください。 |
DECRYPT_BIN | DECRYPT_BIN スカラー関数は非推奨となりました。 | データ暗号化機能については、 Db2 ネイティブ暗号化を参照してください。 列マスキング機能については、 行と列のアクセス制御 (RCAC)を参照してください。 |
DECRYPT_CHAR | DECRYPT_CHAR スカラー関数は非推奨となりました。 | データ暗号化機能については、 Db2 ネイティブ暗号化を参照してください。 列マスキング機能については、 行と列のアクセス制御 (RCAC)を参照してください。 |