映画「ドリーム」とIBM

テクノロジーと人間、女性とキャリア、
IBMの視点から映画を紐解く

新しい時代を切り開くヒントがここにある

20世紀フォックスの映画「ドリーム」(2017年9月29日公開, 原題:Hidden Figures)は、NASAによる宇宙開発を新たな視点から伝え、その偉業を支えた歴史上知られざる3人の女性数学者たち、キャサリン・G・ジョンソン、ドロシー・ヴォーン、メアリー・ジャクソンの史実に基づく物語です。

「人間コンピューター」と呼ばれた彼女たちは、IBMの初期のメインフレームを用いて、マーキュリー計画を支え、アメリカ初の有人宇宙飛行に多大な貢献をしました。IBMは、日進月歩で進化するテクノロジーを使いこなして新たな時代を切り開くヒントがここにあると考えます。

名作映画に見る人間とAIのいい関係?!

映画で描かれるテクノロジーは時代によってどのように変化しているでしょうか?
新しいテクノロジーが現れるたびに私たちはそれをどう扱うべきか悩みますが、答えはいつも同じなのかもしれませんね。

企業が必要としているのは、人々が「考える」こと

「ドリーム」に描かれている人種差別が色濃く残るアメリカにおいて、IBMは公民権運動が行われる11年前に企業として初めて「人種、肌の色や宗教にかかわらず」平等な条件で雇用するという機会均等に関するコーポレート・ポリシーを発表しました。さらに1984年には性的マイノリティーに関する記述を追加し、LGBTへの支援を社内外に宣言しています。こうしたワークフォース・ダイバーシティー(人材の多様性)はIBMのDNAとして現在も大切に受け継がれています。

イノベーションの源泉は、思想、文化、人種、性別や出身地などさまざまな違いを持つ人材の多様性であり、これこそがIBM自身、そしてお客様の革新の礎なのです。

主演女優たちが語る、映画「ドリーム」

映画の原作となる小説「Hidden Figures」の著者マーゴット・リー・シェッタリーと3人の主演女優が、キャサリン・ジョンソン、メアリー・ジャクソン、ドロシー・ヴォーンが歩んだそれぞれのキャリアとその軌跡について語ります。

キャサリン・ジョンソン

当時、1日中机に向かって複雑な計算をする計算士の仕事は「女性の仕事」として扱われていました。キャサリン・ジョンソンの活躍は、計算士の役割が宇宙開発プログラムにおいて重要であることを証明しました。

メアリー・ジャクソン

NASAで初めての黒人女性エンジニアとなったメアリー・ジャクソンの仕事に対する情熱は、機会均等に大きな影響を与えました。

ドロシー・ヴォーン

ドロシー・ヴォーンはメンターとしてチームメンバーを励まし、ともにスキルアップをすることで自らのキャリアアップだけでなく、チーム全体のキャリアの礎を築きました。

IBMで活躍する女性

IBMでは、1930年代から女性も技術職として活躍し、1940年代には女性が副社長に就任しています。 IBMは1963年の雇用機会均等法が施行される30年も前から平等な賃金、平等な仕事を提唱しています。そして2017年現在、女性がIBMのCEO(最高経営責任者)を務めています。

IBMフェロー 浅川智恵子は「諦めなければ、道は開ける」をモットーに、すべての人がテクノロジーの恩恵を受けることができる未来を目指し、障がい者も含めた人々の活躍の幅を広げることを支援するコグニティブ・アシスタントという研究分野の課題に挑戦しています。

地球は「1つの生命体」
人と技術を融和させるコグニティブの可能性

宇宙飛行士 山崎直子氏は、機械と人のチームワークが求められる国際宇宙ステーションの環境とIBM Watsonのコグニティブ・コンピューティングが持っている機能は似ていると語ります。

テクノロジーで未来を創るリーダーはここから生まれる

AIなどのテクノロジーが仕事のあり方を変え、産業構造が劇的に変化する未来の世界。IBMはIT企業として、アイディアをコンピューターの力で具現化し社会にインパクトを与えられる人材の育成に寄与しています。小・中・高校の生徒を対象にSTEM(Science〈科学〉、Technology〈技術〉、Engineering〈工学〉、Mathematics〈数学〉)教育教育支援プログラムを提供することでイノベーションの種を育むお手伝いをしています。

映画に登場するIBM 7090について

NASAが宇宙計画を推進するために導入したのが、IBM 7090でした。現在と大きく異なる当時のコンピューターについて解説します。