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米国特許取得数が24年連続No.1、年間8000件以上のIBMの特許はどんなもの?

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IBMは、2016年の米国特許取得件数ランキングで首位に立った。驚くべきことは24年連続で、首位が変わらないことだ。2016年、米国特許商標庁(USPTO)は、IBMに8088件の特許を付与し、前年の7355件を上回った。今年は2700件以上が人工知能(AI)やコグニティブ・コンピューティング、クラウド・コンピューティングの研究に関するものだった。

 

 

記録的更新をみせたIBMの特許取得数

IBMのGinni Rometty CEOは2016年の”記録”について次のように述べた。

 

24年連続のイノベーションで世界を先導しているのは、イノベーションと研究開発に対するIBMの卓越したコミットメントの結果で、今年の新しい米国特許記録に反映され、初めて8,000件の壁が破られた。私たちは、ビジネスと社会の進歩を促し、コグニティブ・ビジネスの新しい時代を開いた発見や科学技術に対する発明者の独自の貢献を深く誇りに思っています。https://www-03.ibm.com/press/us/en/pressrelease/51353.wss

 

今回IBMが獲得した8088件の特許には、人工知能やコグニティブコンピューティング、コグニティブヘルス、クラウド、サイバーセキュリティーなど、IBMの戦略的成長分野におけるさまざまな発明を含んでいる。その中の2700件以上が、人工知能(AI)やコグニティブ・コンピューティングやクラウド・コンピューティングに関連する研究の成果だ。

 

IBMの特許取得数更新には、米国47州と47カ国に居住する8500人以上の発明者たちが貢献した。特許の獲得数をみると、ニューヨークでは2700件以上、カルフォルニアとテキサスでは1000件を超えており米国の活躍が著しい。

 

2016年米国特許トップ10はこちら
IBMにサムスン、キヤノンが続いている。

 

IBMの特許、気になる内容はどうだったのだろうか。大きく分けて3つの分野に注力した。1つはコグニティブ・コンピューティングに関するもの、1つは認知医療を進歩させるイノベーション、もう1つが新しいサイバーセキュリティー・ソリューションの実現が期待できるイノベーションだ。

 

コグニティブ・コンピューティングに関するもの

  • 最善の答えを得るための機械学習
  • 運転者の心理状態に合わせて最善のルートを計画するナビゲーション・システム

 

認知医療を進歩させるイノベーション

  • 画像利用による心臓検診の精度向上
  • 個別のニーズに応えるパーソナライズされた補聴器
  • 病院、製造現場、農地を清潔に保つためのドローン
  • ハイブリッド・クラウド環境でのパブリック・クラウドの使用状況の測定と統合報告

 

新しいサイバーセキュリティー・ソリューションの実現が期待されるイノベーション

  • クラウド、アプリケーション、ネットワークへの侵入の事前の検出と隔離
  • フィッシングや悪質なコンテンツ拡散を防止するために、着信通信を管理する

 

コグニティブ・コンピューティングや医療分野、セキュリティー分野は今後も大きな成長が見込まれている。2017年もさらに画期的なイノベーションが期待できそうだ。

 

参考リンク : https://www-03.ibm.com/press/us/en/pressrelease/51353.wss

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