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ディスラプターになるための条件:IBMが考えるアーキテクチャーとは?

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AIやクラウドのテクノロジーを追い風に、革新的なアイデアを業界の常識にとらわれず形にして急成長を遂げる新興企業は「破壊者(ディスラプター)」と呼ばれる。ディスラプターの登場によりビジネス環境が急速に変化し、様々な既存の企業もAIやクラウドを活用したデジタル変革に取り組んでいる。IBMはAIやクラウドを使いこなしデジタル変革を成し遂げるために必要な道筋とアーキテクチャーがあると提唱している。

 

クラウド、データ、AIを一気通貫するアーキテクチャー

IBMはデジタル変革の実現にはAIやクラウド、そしてその元となるデータなどの先進的なテクノロジーと、さまざまな業種事業分野(金融や製造、医療など)における専門的な知見を組み合わせて統合的に活用できるアーキテクチャーが必要だとする。そのアーキテクチャーを示すのが、記事冒頭の概念図だ。

この図は、時代のニーズにフレキシブルに対応するアーキテクチャーの概念を表している。具体的には以下4つの層によりアーキテクチャーが構成されている。

  • ソリューション層:業界に特化したアプリケーションやサービス
  • AI・コグニティブ層:理解・推論・学習といったAIのテクノロジー
  • データ層:AIを活用する上で必要なデータ
  • クラウド層:AIを活用するためのクラウド基盤

「クラウド」層はAI を活用するためのIT基盤を指す。IBMが提供するクラウド基盤の「IBM Bluemix」や企業のオンプレミス・システム、そしてそれらを組み合わせて利用するハイブリッド・クラウドなどがそれに当たる。「データ」層はビジネスでAIを最大限に活用するために必要となる企業が保有する顧客データ、企業の外部にあるソーシャルメディアやニュースのデータ、そしてセンサーデータなどの膨大なデータを統合的に利用するという考え方を指している。これらの基盤を整備することで、AIの力を最大限に引き出すことができる。しかしそれだけでは完全ではない。AIを本当にビジネスに活用するには、医療や金融といった業種によって全く異なる専門的な知識や知見が必要だ。業種別の専門知識、AIのテクノロジー、データ、クラウド基盤、これらを包括的に整備することがデジタル変革のための道筋なのだ。

 

AI時代に勝つビジネスへのステップ

今後のビジネスはAIを含むテクノロジーを活用することがその勝敗を分けると言っても過言ではないだろう。しかし、IBMが提唱しているアーキテクチャーを実現してデジタル変革を成し遂げるためにはまず何から取り組めばよいのだろうか。

IBM は、どのようにテクノロジーやサービスを活かせば良いかを「AI時代のビジネスへ」というウェブサイトで紹介している。

ウェブサイトでは以下のような質問に答えていく。例えば、

  1. AIで活用したいデータを持っているか
  2. 位置情報のログや顧客データなどの戦略的なデータの整理はできているか
  3. AI を活用するためのプラットフォームとなるクラウドは活用できているか
  4. これらのデータを活用するためのセキュリティー基盤は整備できているか

など、質問に答えていくことで、企業が AI などのテクノロジーの活用においてつまずきやすいポイントや、その解決策となるソリューションや事例を知ることができる。

「AIを活用したいが何から始めればよいかわからない…」そんな時には、自社がまず何に取り組めばよいのかをこのウェブサイトで確認してみてはいかがだろうか。

photo:Getty Images

 

2017年11月1日、BluemixはIBM Cloudにブランドを変更しました。詳細はこちら

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