IBM Information Server

クイック・スタート・ガイド

バージョン 8.1

各国語版: 他の言語のクイック・スタート・ガイドは、クイック・スタート CD 上に PDF ファイルとして用意されています。

IBM Information Server Licensed Materials - Property of IBM. (C) Copyright IBM Corp. 2006, 2008. All Rights Reserved. IBM、 IBM ロゴ、DataStage、 DB2(R)、Passport Advantage、QualityStage、および WebSphere は、International Business Machines Corporation の米国およびその他の国における商標です。 Microsoft(R) および Windows(R) は、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です。 Linux(R) は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における商標です。 UNIX(R) は The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です。 他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。

製品の概要

IBM(R) Information Server は、信頼性が高く、その場の状況に即した情報の、把握、クレンジング、変換、および配信を可能にします。

インストールあるいはアップグレード作業を始める前に、ご使用のシステム、特に重要なデータをバックアップしておくことをお勧めします。

最新情報については、以下にあるリリース・ノートを参照してください。publib.boulder.ibm.com/infocenter/iisinfsv/v8r1/topic/com.ibm.swg.im.iis.productization.iisinfsv.relinfo.doc/topics/cont_infsrv_rnote.html

ソフトウェアにアクセスする

製品をパスポート・アドバンテージ (IBM Passport Advantage(R)) からダウンロードする場合は、以下に示されている指示に従ってください。
http://www-06.ibm.com/jp/software/passportadvantage/

インストール・プログラムは、ライセンスに応じて、各製品モジュール (IBM WebSphere(R) DataStage(TM)、IBM WebSphere QualityStage(TM)、IBM WebSphere Information Analyzer、IBM WebSphere Business Glossary、IBM Information Server Business Glossary Anywhere、IBM Metadata Workbench、IBM Information Server FastTrack、および IBM WebSphere Information Services Director) をインストールできます。 すべての インストールには、IBM WebSphere Metadata Server としてライセンス交付を受けた共通サービスおよびリポジトリーが含まれます。

ハードウェアおよびシステム構成を評価する

システム要件の詳細については、以下を参照してください。
www.ibm.com/software/data/integration/info_server/overview/requirements.html

インストール・トポロジーを確認する

次の図は、2 つのコンピューターに分散されたインストールのトポロジーを示したものです。 代替のトポロジーの詳細は、 「IBM Information Server プランニング、インストール、および構成ガイド」を参照してください。 PDF 文書は、任意の場所にインストールできます。 インフォメーション・センターは、常に共通サービスとしてインストールされます。

コンピューター A では Windows XP が稼働し、クライアント層が含まれています。 コンピューター B では Windows Server 2003、Linux、あるいは UNIX が稼働し、サービス層、メタデータ・リポジトリー層、およびエンジン層が含まれています。

モジュールとコンポーネントをインストールする

コンピューター B にサービス層、メタデータ・リポジトリー層、およびエンジン層をインストールし、 コンピューター A にクライアント層をインストールします。 製品モジュールとそのコンポーネントを完全にインストールするには、 各層をインストールするときに、製品モジュールを選択する必要があります。 例えば、WebSphere DataStage をインストールする場合は、次のようにしてください。コンピューター B にサービス層、リポジトリー層、およびエンジン層をインストールするときに、ウィザードの製品選択パネルで WebSphere DataStage を選択します。さらに、コンピューター A にクライアント層をインストールするときも同様にします。

  1. コンピューター B にログインします。管理者、または root 権限を持つユーザーとしてログインし、ファイアウォールおよびアンチウィルス・ソフトウェアを無効にします。 (アンチウィルス・ソフトウェアをオフにすることは必須ではありませんが、オフにすることでインストールのパフォーマンスが向上する可能性があります。)
  2. インストール・メディアのルート・ディレクトリーから、インストール・プログラムを実行します。 メタデータ・リポジトリー層、サービス層、およびエンジン層を選択します。 ライセンス交付を受けている製品モジュールをすべて選択します。
  3. インストールが完了したら、ファイアウォールおよびアンチウィルス・ソフトウェアを始動します。
  4. コンピューター A にログインします。管理者、または root 権限を持つユーザーとしてログインし、ファイアウォールおよびアンチウィルス・ソフトウェアを無効にします。
  5. インストール・メディアのルート・ディレクトリーから、インストール・プログラムを実行します。 クライアント層を選択します。 ライセンス交付を受けている製品を選択します。 クライアント・アプリケーションがある製品のみがリストされていることに注意してください。 Web クライアントは サービス層の一部としてインストールされるため、Web クライアントがある製品はリストされていません。 詳細は、 「IBM Information Server プランニング、インストール、および構成ガイド」のクライアント層についての情報を参照してください。
  6. インストールが完了したら、ファイアウォールおよびアンチウィルス・ソフトウェアを始動し、コンピューター A を再始動します。

ユーザー・アクセスを構成する

IBM Information Server の新規インストールは、内部ユーザー・レジストリーを使用します。 IBM Information Server が、LDAP などの外部レジストリーを使用するように構成するには、 「IBM Information Server Administration Guide」を参照してください。 「IBM Information Server Administration Guide」には、ユーザーおよびグループの作成方法、 セキュリティー・ロールの割り当て方法、 および IBM Information Server エンジンの証明情報マッピングの設定方法についても説明されています。

製品モジュールを構成する

製品モジュールの構成についての詳細は、「IBM Information Server プランニング、インストール、および構成ガイド」、および各製品モジュールの関連するドキュメンテーションを参照してください。

エンジンを構成する

IBM WebSphere DataStage、WebSphere QualityStage、および WebSphere Information Analyzer は、IBM Information Server エンジンを使用します。 「IBM Information Server プランニング、インストール、および構成ガイド」には、 環境設定、カーネル・パラメーター、ページング・スペース、ヒープ・サイズ、その他の必要な構成設定の詳細が含まれています。

詳細情報