Troubleshooting
Problem
システムパッチを適用後、デプロイの変更が完了しない事象が発生する場合があります。
Symptom
ユーザー・インターフェース( UI )から変更をデプロイするとき、もしくはコンソール上で変更内容をデプロイするときに正常に完了しません。「デプロイ・ステータス」 メニューで、コンソールがずっと開始状態のままになるか、コンソールが失敗します。
Diagnosing The Problem
直近でパッチを適用した、または該当の事象を経験した管理者は、「 hostcontext.NODOWNLOAD 」ファイルが存在するかどうか確認してください。このファイルは、 QRadar でデプロイが完了しないよう意図されており、ホスト間のレプリケーション事象の問題を防ぐためのものです。このファイルを QRadar に残すことはできますが、予期したとおりにクリーンアップされない場合があります。これにより、コンソール・アプライアンスからのデプロイが完了できなくなります。
Resolving The Problem
開始する前に:
-
パッチの進行中は、 hostcontext.NODOWNLOAD ファイルを削除しないでください。
-
これらの指示を開始する前に、 hostcontext.NODOWNLOAD ファイルを安全な場所にバックアップしてください。
- SSH セッションを使用してコンソールにログインします。
- 以下のコマンドを入力し、ファイルを削除してください。
rm /opt/qradar/conf/hostcontext.NODOWNLOAD - QRadar UI にログインします。
- 管理設定メニューを開きます:
- IBM Security QRadar V7.3.1 は、ナビゲーション・メニュー( ☰ )をクリックし、「管理」をクリックして「管理」タブを開きます。
- IBM Security QRadar V7.3.0 あるいはそれより以前のバージョンは、「管理」タブをクリックします。
- 拡張」>「すべての構成のデプロイ」をクリックします。
-
「続行」をクリックします。
注: QRadar V7.3.0 以下はサービスがリロードされるため、あらかじめサービス停止の計画が必要です。
- SSH セッションを使用してコンソールにログインします。
- 以下のコマンドを入力して、 hostcontext.NODOWNLOAD ファイルがどのアプライアンスにも存在しないことを確認してください。
/opt/qradar/support/all_servers.sh "ls /opt/qradar/conf/hostcontext.NODOWNLOAD" - hostcontext.NODOWNLOAD ファイルが存在する各アプライアンスに SSH で接続します。
- 以下のコマンドを入力して、ファイルを削除します。
rm /opt/qradar/conf/hostcontext.NODOWNLOAD - QRadar UI にログインします。
-
管理設定メニューを開きます:
- a. IBM Security QRadar V7.3.1 は、ナビゲーション・メニュー( ☰ )をクリックし、「管理」をクリックして「管理」タブを開きます。
- b. IBM Security QRadar V7.3.0 あるいはそれより以前のバージョンは、「管理」タブをクリックします。
- 拡張」>「すべての構成のデプロイ」をクリックします。
-
「続行」をクリックします。
注: QRadar V7.3.0 以下はサービスがリロードされるため、予めサービス停止の計画が必要です。
結果: 変更内容がデプロイされます。
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Document Location
Worldwide
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Document Information
Modified date:
08 April 2020
UID
ibm10875768