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Abstract
【障害情報】VIOS3.1からVIOS4.1にマイグレーション後、padminユーザーでログインできなくなる障害が報告されています。
該当バージョンをご利用されている場合には、修正が含まれるSPレベルもしくはifixを適用ください。
Content
1. 対象のお客様
対象のVIOSをご使用のお客様
対象のVIOSをご使用のお客様
2.対象のソフトウエア
VIOS 3.1
VIOS 3.1
3.障害内容
IJ50326の修正が適用されていない環境において、VIOS3.1からVIOS4.1にマイグレーション後、padminユーザーでログインできなくなります。
(VIOS4.1を新規導入した場合やVIOS3.1を使用しているだけの場合には該当しません)
IJ50326の修正が適用されていない環境において、VIOS3.1からVIOS4.1にマイグレーション後、padminユーザーでログインできなくなります。
(VIOS4.1を新規導入した場合やVIOS3.1を使用しているだけの場合には該当しません)
参考：
High Impact / Highly Pervasive APAR IJ50326 Unable to login as padmin after VIOS 4.1 upgrade
https://www.ibm.com/support/pages/node/7145269
IJ50326: PADMIN UNABLE TO LOGIN AFTER VIOSUPGRADE TO 4.1 APPLIES TO AIX 7200-05
https://www.ibm.com/support/pages/apar/IJ50326
High Impact / Highly Pervasive APAR IJ50326 Unable to login as padmin after VIOS 4.1 upgrade
https://www.ibm.com/support/pages/node/7145269
IJ50326: PADMIN UNABLE TO LOGIN AFTER VIOSUPGRADE TO 4.1 APPLIES TO AIX 7200-05
https://www.ibm.com/support/pages/apar/IJ50326
4.対応策
IJ50326の修正を適用して下さい。
VIOS 3.1.4.40以降に、IJ50326の修正が含まれています。
下記のバージョンに対しては、ifixが提供されており、https://aix.software.ibm.com/aix/ifixes/ij50326/ からダウンロードが可能です。
VIOS 3.1.3.40 (ios.cli.rte 7.2.5.107)
VIOS 3.1.4.10 (ios.cli.rte 7.2.5.201 )
VIOS 3.1.4.21 (ios.cli.rte 7.2.5.203)
VIOS 3.1.4.30 (ios.cli.rte 7.2.5.205)
※VIOS3.1.2以下のバージョンにおいても障害に該当しますが、EoFSのため、ifixの提供はございません。
※既にios.cli.rteのファイルセットに適用済みのifixがある場合には、combo ifixの適用が必要です。combo ifixの入手につきましては、ご契約のサポート窓口までお問合せください。(VIOS3.1.3に関しては、2024年9月にEoFSを迎えており、ご契約窓口にお問い合わせて頂いても combo ifixの提供はできません)
5.対応策
IJ50326の事象が発生してしまった場合には、HMCから、VIOSに対して、viosvrcmdが使用できる環境においては、下記のコマンドにて、padminユーザーに対するパスワード・ポリシーを変更することで、padminユーザーでのログインが可能となります。
maxexpired の設定無効化(有効期限が切れたパスワードをユーザーが変更できる maxage を超えた最大週数：-1 に設定)
hscroot@:~> viosvrcmd -m <Managed System Name> --id <VIOS lpar id> -c "chuser -attr maxage=0 padmin"
maxage の無効化 (パスワードが変更される必要が生じるまでの最大週数: 0 を設定)
hscroot@:~> viosvrcmd -m <Managed System Name> --id <VIOS lpar id> -c "chuser -attr maxexpired=-1 padmin"
hscroot@:~> viosvrcmd -m <Managed System Name> --id <VIOS lpar id> -c "chuser -attr maxexpired=-1 padmin"
<Managed System Name>: HMCにて、lssyscfg -r sys -F name にて確認可能です。
<VIOS lpar id>:HMCにて、lssyscfg -r lpar -m <Managed System Name> --filter "lpar_names=<LPAR名>" -F name,lpar_id にて確認可能です。
以上
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Document Information
Modified date:
20 April 2025
UID
ibm17176308