IBM Support

QRadar Network Security ファームウェア 5.4 におけるメモリー使用率の増加

Troubleshooting


Problem

QRadar Network Security (IQNS) ファームウェア 5.4 では、メモリーのグラフにメモリー使用率の増加が示され、また、これに伴いシステム・イベントが発生することがあります。

Symptom

メモリーのグラフではメモリー使用率の増加が示されますが、アプライアンスの実際のメモリ使用率とは一致していないように見えます。メモリー使用率の値が大きい場合は以下のようなシステム・イベントが発生します。

イベント ID: GLGSY0039W
イベントの説明: システム・メモリー使用率 XX パーセントが、指定された限度 90 パーセントを超えました。

Cause

これは、5.4 のメモリー使用率の算出に関する既知の不具合によるものです。これは、キャッシュされたメモリーを適切に考慮していないことが原因です。

Resolving The Problem

この問題を解決するには、サポートに連絡して5.4-ISS-XGS-All-Models-Hotfix-IF0001 以降のパッチを要求してください。

[{"Product":{"code":"SSFSVP","label":"IBM QRadar Network Security"},"Business Unit":{"code":"BU059","label":"IBM Software w\/o TPS"},"Component":"Not Applicable","Platform":[{"code":"PF009","label":"Firmware"}],"Version":"5.4","Edition":"","Line of Business":{"code":"LOB24","label":"Security Software"}}]

Document Information

Modified date:
01 October 2021

UID

ibm16495021