IBM Support

QRadar: カスタム TLS Syslog 証明書のケースおよびサポート・ポリシーについて

Question & Answer


Question

この技術情報では、カスタム TLS Syslog 証明書に関連する QRadar® サポート・ポリシーについてご案内します。この文書では、カスタム TLS 証明書に対して対象外のケース、および QRadar 管理者の責任について説明します。

Answer

カスタム TLS 証明書問題に対する責任

 Transport Layer Security ( TLS ) とは、前身である Secure Sockets Layer ( SSL ) を標準化させたものであり、コンピュータネットワーク上の通信セキュリティを提供するために設計された暗号プロトコルです。 QRadar は、ログ・ソース構成で TLS を使用し、他にも WinCollect の宛先をセットアップする際に TLS を使用します。

サポート・タイプ 説明 責任
カスタム TLS Syslog 証明書のサポート
QRadar テクニカル・サポート・チームは、以下のようなカスタム TLS 証明書のエラー、質問、および問題について管理者を支援します。
  1. ログ・ソース管理アプリケーション・プロトコル・テストで、 SSL ハンドシェイク・エラーなどのエラーを表示する。
  2. 証明書が TLS Syslog プロトコルの最新バージョンで使用される時、 QRadar 証明書管理アプリケーション およびそのエラーに関連する問題。
  3. IBM セキュリティ・サポートがカスタム証明書による問題であるかどうか原因を特定するまで、トラブルシューティング・アシストが提供される。以下は例となります。
    • 中間証明書が正しくない。
    • 証明書が無効な認証局 ( CA ) を使用している。
    • 証明書が正しく作成されない。
  4. QRadar on Cloud ( QRoC ) デプロイメントに、証明書ファイルをデータ・ゲートウェイ上の正しいディレクトリーへ配置するための支援。
  5. 顧客がコマンド・ライン・インターフェース ( CLI ) のアクセス権を持っていないため、QRadar on Cloud コンソール上の正しいディレクトリーへ証明書を追加する。
  6. IBM® サポートが TLS Syslog 証明書の問題を解決するために、顧客が実施すべき技術的なアクションを提案および推奨する。
  • QRadar テクニカル・サポート

CASE の起票あるいは TLS 証明書エラーを報告するには、 QRadar テクニカル・サポートへお問い合わせください。
QRadar サポート対象外 カスタム TLS 証明書の管理責任は管理者になります。IBM® QRadar® サポートは、証明書、 CSR 、または鍵を作成または修正することはできません。セキュリティー上の理由から、証明書およびパスワードはお客様によって処理または管理する必要があります。
  • 管理者
  • IBM Security® Expert Labs へお問い合わせください。( IBM Security® Expert Labs は IBM が提供する有償サービスとなります。詳細は QRadar ご購入元の IBM ビジネス・パートナーもしくは IBM 営業、あるいは IBM Web サイトのお問い合わせ先(https://www.ibm.com/contact/jp/ja/) にお問い合わせください。
    尚、上記 IBM Web サイトからお問い合わせの際は、「ビジネス上の課題への取り組みのご相談」の「問い合わせフォーム」を使用してください。)

[{"Line of Business":{"code":"LOB24","label":"Security Software"},"Business Unit":{"code":"BU059","label":"IBM Software w\/o TPS"},"Product":{"code":"SSBQAC","label":"IBM Security QRadar SIEM"},"ARM Category":[{"code":"a8m0z000000cwsyAAA","label":"Admin Tasks"}],"ARM Case Number":"","Platform":[{"code":"PF025","label":"Platform Independent"}],"Version":"All Version(s)"}]

Document Information

Modified date:
07 March 2022

UID

ibm16487529

Page Feedback