IBM Support

Db2 V11.5 Mod 6 (11.5.6) 公開のお知らせ

Preventive Service Planning


Abstract

(発行日:2021年6月30日)
Db2 V11.5 Mod 6(Db2 11.5モディフィケーションパック6 = Db2 11.5.6)が公開されました。
今回の Db2 V11.5.6 には、新機能および障害の修正が含まれています。
障害の未然防止、新機能の活用のため、適用をご検討ください。

Content

【詳細】
Db2 V11.5.6 (Db2 11.5モディフィケーションパック6)が公開されました。
今回の Db2 V11.5.6 には、新機能および障害の修正が含まれています。
障害の未然防止、新機能の活用のため、適用をご検討ください。
Db2 V11.5.6のダウンロードページについては以下のページをご参照ください。
Db2 Version 11.5 Mod 6 Fix Pack 0 for Linux, UNIX, and Windows
V11.5.6を含むプラットフォーム/OSのサポート情報の詳細や、サポート対象バージョンの追加等の最新情報につきましては、以下のDetailed system requirements ページにてご確認ください。
System requirements for IBM Db2 for Linux, UNIX, and Windows
pureScaleのサポート情報等、Db2 11.5 における System requirement の更新に関しては、下記をご参照ください。
System requirements update for IBM Db2 11.5 Releases
[Db2 V11.5.6の主な新機能]
Db2 V11.5.6に含まれる主な新機能 および 変更点には、以下のようなものがあります。
  • サポートOSの追加
    ・Ubuntu 20.04 LTS (自動HA, pureScaleサポート無し)
  • SQLの機能拡張
    ・SELECT, UPDATE, DELET文に、ロック待ちの有無、ロック待ちをする場合の上限時間を、NOWAITまたは、WAIT <秒> 節を用いて設定できるようになった。
  • 拡張ログ・スペース管理 (ALSM*) の機能拡張
     
    ・HADR環境でもALSMが使用可能。
    ・BACKUP DATABSEコマンドのINCLUDE LOGSオプションにより、ALSMの抽出ログもバックアップイメージに含まれるようになった。
*注)ALSMは、ログフルを起こす可能性がある長時間実行されているトランザクションのログを専用の抽出ログ・ファイルに抽出し、 元のログ・ファイルから、そのログを削除することによってログフルが起きる可能性を低下させる機能。Db2 V11.5.4からサポート。
  • カラム・オーガナイズ表の機能強化
    ・DB構成パラメータのCUR_COMMIT=ONを設定しなくても、カラム・オーガナイズ表が使用可能になった。
    ・カラム・オーガナイズ表の列数の最大が2048になった。(V11.5.5までは1024)
    ・カラム・オーガナイズ形式のシステム期間テンポラル表を作成できるようになった。
  • 高可用性機能拡張
    ・Db2 V11.5.6から、Db2インストールプログラムによって、Pacemaker/corosyncがデフォルトで導入されるようになった。(環境前提あり。参照:Restrictions on Pacemaker)
    ・db2fmtlogコマンドによるログ表示の詳細化。
  • セキュリティの機能拡張
    ・Db2クライアントおよびJDBCドライバー, HADR接続において、TLS使用時に証明書のホスト名の検証が可能となった。
  • JDBCドライバーの機能拡張
    ・Db2ConnectionPool()クラスのサポートにより、コネクションプールのハンドリングが可能になった。
  • アプリケーション開発
    ・Rによるユーザー定義拡張機能(UDX)の作成をサポート
  • コグニティブおよび新規エリア
    ・Db2 Graphのサポート開始
     コンテナとして提供される。Apache TinkerpopのGremlinによる照会をDb2に対して実行できる。
    ・Spatial Analyticsの機能拡張
    Spatial Extenderに代わる空間データ処理機能。カラム・オーガナイズ表も使用可能。
    ・MLオプティマイザー(テクニカルプレビュー)の機能拡張
  • フェデレーション・サーバーの機能拡張
    ・JDBCラッパーによる Apache Spark SQLデータソースのサポート
    ・Postgres 12 サポート
Db2 V11.5.6 の新機能の詳細は、以下の英語版IBM Documentr該当ページをご参照ください。
      What's new in Db2 V11.5.5.6
なお、Db2のモディフィケーションパックは、累積型です。すなわち、Db2 V11.5.1-V11.5.5 で追加された新機能および修正も含まれています。
Db2 V11.5.1-V11.5.5 の新機能につきましても、以下のページをご参照ください。
      新機能
[Db2 V11.5.6の主な変更点]
変更になった機能
  • db2cm
    db2cm -enable/disableでインスタンスを指定できるようになった。このため、すべてのインスタンスをenable/disableする場合は-allの指定が必要となる。
  • デフォルトポート番号
    DBM構成パラメータ SVCENAME で指定されるデフォルトのポート番号が50000から、25000に変更された。同じくDPFにおけるFCMポート番号のデフォルトも変更された。
廃止された機能
  • db2updserv(DB2の使用可能な更新および機能強化を表示するコマンド)
    FP等の公開状況については、以下のサイトでご確認ください。
    Download Db2 Fix Packs by version for DB2 for Linux, UNIX and Windows
その他Db2V11.5.6の変更点の詳細については、以下の英語版IBM Document該当ページをご参照ください。
  What's changed in Db2 v11.5.6
 
[Db2 11.5.6 に含まれるAPAR]
重要障害(HIPER APAR)の修正については、以下のTechnoteをご参照ください。
Security Vulnerabilities, HIPER and Special Attention APARs fixed in DB2 for Linux, UNIX, and Windows Version 11.5
Db2 11.5.6  に含まれるSecurity APARおよび、HIPER APARの修正は、以下のとおりです。
Security APARs Abstract
IT36026 SECURITY: IBM DB2 IS VULNERABLE TO A DOS WHEN A TABLE IS DROPPED WHILE BEING ACCESSED IN ANOTHER SESSION (CVE-2021-29777)
IT36475 SECURITY: IBM DB2 MAY BE VULNERABLE TO AN INFO. DISC. IN SOME CASES WHEN A USER CREATES AN INLINE SQL FUNC. (CVE-2021-20579)
IT34964 SECURITY: IBM DB2 IS VULNERABLE TO AN ARBITRARY FILE OVERWRITE (CVE-2020-4945)
IT34966 SECURITY: DB2 EXTERNAL TABLE CREATION IS VULNERABLE TO RACE CONDITION ATTACK (CVE-2020-4885)
IT36413 SECURITY: MULTIPLE VULNERABILITIES IN DEPENDENT LIBRARIES AFFECT DB2 (CVE-2020-27216)
IT36279 SECURITY: LOCAL PRIVILEGE ESCALATION IN IBM DB2 WINDOWS CLIENT (CVE-2020-4739)
HIPER APARs Abstract
IT35685 QUERY WITH 'ORDER BY' AND REFERENCING A COMMON SUBEXPRESSION OVER COLUMN-ORGANIZED TABLES MAY RETURN ROWS IN THE WRONG ORDER
IT35926 WRONG RESULT WITH MULTIDIMENSIONAL CLUSTERING (MDC) TABLE AND ZIGZAG JOIN (ZZJN)
IT36818 POSSIBLE DATA LOSS IF DELETE AND RUNSTATS/REORG ARE IN A SINGLE TRANSACTION AND THE TRANSACTION IS THEN ROLLEDBACK
IT35891 WRONG RESULT MIGHT BE RETURNED WHEN SUBSTR WITH IF ELSE CLAUSES WAS USED AND THE COLUMN WAS CREATED IN CODEUNIT32
IT36924 IN A RARE SCENARIO THE ERROR COULD BE LOST AND INSTEAD EITHER NULL OR SQL0901N RETURNED
IT36937 IF ROW BEING SORTED IS VERY WIDE MEMORY OVERWRITES OR WRONG RESULTS ARE POSSIBLE.
IT37079 COUNT DISTINCT QUERIES AGAINST COLUMNAR ORGANIZED TABLES COULD RETURN INCORRECT RESULTS
IT33777 BUILD IN FUNCTION "DATE_PART" MIGHT RETURN AN INCORRECT RESULT OF WEEK, I.E. DATE_PART('WEEK', '2020-03-09')
IT35943 WRONG RESULT: QUERIES REFERENCING AN EXISTS SUB-QUERY WITH FETCH FIRST 1 ROW REFERENCED IN A CASE STATEMENT IN THE SELECT LIST
セキュリティAPARについては、FixCentralからダウンロードできる個別のスペシャルビルドが用意されているものがあります。
DB2の各バージョンにおけるセキュリティAPAR番号および個別の対応方法については、以下のTechnoteを参照してください。
Published Security Vulnerabilities for DB2 for Linux, UNIX, and Windows including Special Build information
HIPER APAR以外のAPARで、Db2 11.5.6 に含まれるものは、以下の文書でご確認ください
Fix List for Db2 Version 11.5 for Linux, UNIX and Windows
[Db2スペシャルビルド作成ポリシー]
お客様がDb2の障害に遭遇され、その障害がMOD, FP等で修正済みでないものであった場合、かつ、お客様が次のMod, FPまで待つことが出来ない場合は、Special Buildが提供されます。

Special Buildは、過去の修正が蓄積されたコード(最新のMod, FP)に対して作成、提供されます。

このため、Db2を使用される場合、なるべく最新のMod, FPをご使用になることをお勧めします。
サポート・ポリシーについては、サービス契約のもとIBMサービス・ラインにお問い合わせください。
以上

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Document Information

Modified date:
06 August 2021

UID

ibm16479281