IBM Support

[Db2] クライアント・サーバーのサポートされる組み合わせ

Question & Answer


Question

クライアント・サーバーのサポートされる組み合わせについて、Db2 V7 から V11 をカバーするまとまった情報はありますか?

Answer

以下の表を参照してください。

○ : サポートあり
- : サポートなし
( ) 内の数字は注意事項の番号を示します。
 
Db2 サーバー →
Db2 クライアント
V7
32 ビット
サーバー
V7
64 ビット
サーバー
V8
32 ビット
サーバー
V8
64 ビット
サーバー
V9.1
32 ビット
サーバー
V9.1
64 ビット
サーバー
V7 (32 ビット)
-
○ (6)
○ (2,5,8)
○ (6)
-
V7 (64 ビット)
-
-
○ (4,5)
-
○ (4,5)
V8 (32 ビット)
○ (1,7)
-
○ (9)
○ (9)
V8 (64 ビット)
-
○ (1,7)
○ (9)
○ (9)
V9.1 (32/64 ビット)
-
-
○ (9,10)
○ (9,10)
V9.5 (32/64 ビット)
-
-
○ (9,10,11)
○ (9,10,11)
○ (9,10,11)
○ (9,10,11)
V9.7 (32/64 ビット)
-
-
○ (9,10,12)
○ (9,10,12)
○ (9,10,12)
○ (9,10,12)
V10.1 (32/64 ビット)
--
-
-
-
○ (9,10,13)
○ (9,10,13)
ミッドレンジおよびメインフレーム・プラットフォーム上のDB2 製品
○ (3)
○ (3)
○ (15)
○ (15)
 
Db2 サーバー →
Db2 クライアント
V9.5
32/64 ビット
サーバー
V9.7
32/64 ビット
サーバー
V10.1
32/64 ビット
サーバー
V10.5
32/64 ビット
サーバー
V11.1
32/64 ビット
サーバー
V11.5
32/64 ビット
サーバー
V7 (32 ビット)
-
-
-
-
-
-
V7 (64 ビット)
-
-
-
-
-
-
V8 (32 ビット)
○ (9)
○ (9,16)
-
-
-
-
V8 (64 ビット)
○ (9)
○ (9,16)
-
-
-
-
V9.1 (32/64 ビット)
○ (9)
○ (9)
○ (9)
-
-
-
V9.5 (32/64 ビット)
○ (9)
○ (9)
○ (9)
-
-
V9.7 (32/64 ビット)
○ (9,10,12)
○ (9)
○ (9)
○ (9)
-
V10.1 (32/64 ビット)
○ (9,10,13)
○ (9,10,13)
○ (9)
○ (9)
-
V10.5 (32/64 ビット)
○ (9,10,14)
○ (9,10,14)
○ (9,10,14)
○ (9)
○ (9)
V11.1 (32/64 ビット)
-
○ (9,10)
○ (9,10)
○ (9,10)
○ (9)
V11.5 (32/64 ビット) - - - ○ (9,10) ○ (9,10)
ミッドレンジおよびメインフレーム・プラットフォーム上のDB2 製品
○ (16)
○ (17)
○ (18)
○ (19)
○ (20)
○ (21)

注意事項:
  1. Db2 バージョン 7 サーバーは、 DRDA アプリケーション・サーバー (AS) として構成する必要があります。 バージョン 8 の 32 ビット・クライアントとバージョン 7 の 32 ビット・サーバーを併用している場合、 またはバージョン 8 の 64 ビット・クライアントとバージョン 7 の 64 ビット・サーバーを併用する場合、 DRDA アプリケーション・サーバー (AS) として構成する必要があります。
  2. Db2 バージョン 7 の 32 ビット Windows クライアントから Db2 バージョン 8 の 64 ビット Windows サーバーへの直接サポート (DB2 Connect ゲートウェイが介在しない) があります。 しかし、他のプラットフォームでは、 Db2 バージョン 7 の 32 ビット・クライアントからの直接サポートはありません。
  3. TCP/IP のみサポートされます。 SNA はサポートされていません。 このサポートは、バージョン 8 サーバーと併用している AS/400、 iSeries、 OS/390、 zSeries、 VSE、および VM クライアントから利用できます。
  4. Windows 以外のオペレーティング・システムでは、 バージョン 7 の 64 ビット・クライアントは Db2 バージョン 8 / バージョン 9 の 64 ビット・サーバーのみサポートしています。
  5. バージョン 7 クライアントは、 バージョン 8 / バージョン 9 の 64 ビット・サーバー上の SQL 要求のみサポートしています。 ユーティリティーまたは API 要求についてはサポートされていません。
  6. バージョン 7 の 32 ビット・クライアントとバージョン 8 / バージョン 9 の 32 ビット・サーバーを併用している場合、 AT NODE 機能を使用している Db2 ユーティリティーはサポートされていません。 この機能は、基本的にパーティション・データベース環境を管理するために使用されます。
  7. バージョン 8 の 32 ビット・クライアントとバージョン 7 の 32 ビット・サーバーを併用している場合、 またはバージョン 8 の 64 ビット・クライアント とバージョン 7 の 64 ビット・サーバーを併用する場合には、 Db2 バージョン 7 サーバーはフィックスパック 8 以降のレベルが必要です。 Db2 バージョン 8 クライアントからアクセス可能にするため、db2updv7 ユーティリティーをサーバー上で実行する必要があります。 いったんこのユーティリティーがデータベース上で実行されると、 このデータベースは、以前のフィックスパック・レベルのインスタンスでは使用できません。
  8. バージョン 7 の 32 ビット・クライアントとバージョン 8 / バージョン 9 の 64 ビット・サーバーを併用している場合、 Db2 Connect バージョン 8 の 32 ビット中間ゲートウェイを使用する場合のみ、 UNIX 上で Db2 バージョン 8 の 64 ビット・サーバーに接続できます。
  9. クライアントが Db2 サーバーと同じシステム上にあり、それぞれが異なるバージョンの場合の制約事項として、IPC (プロセス間通信) を用いたローカルのクライアント/サーバー間接続はサポートされません。代わりに、TCP/IP を使用するリモート接続 (ループバック接続と呼ばれる) として接続を扱うことによって接続を確立できます。
  10. バージョン・レベルが高いクライアントがバージョン・レベルの低いサーバーにアクセスすると、クライアントは高いバージョン・レベルでの機能を使用できません。例えば、IBM Data Server Driver Package バージョン 9.7 は Db2 バージョン 9.1 のサーバーにアクセスできますが、クライアントは Db2 バージョン 9.7 の機能を使用できません。
  11. IBM Data Server Client、 IBM Data Server Runtime Client、IBM Data Server Driver Package および IBM Data Server Driver for ODBC and CLI バージョン 9.5 は、Db2 Version 9.1 および Db2 バージョン 8 サーバーにアクセスできます。
  12. 以下のクライアントおよびサーバーが、Db2 バージョン 9.5、バージョン 9.1、およびバージョン 8 サーバーにアクセスできます。
    * IBM Data Server Client V9.7
    * IBM Data Server Runtime Client V9.7
    * IBM Data Server Driver Package V9.7
    * IBM Data Server Driver for ODBC and CLI V9.7
  13. 以下のクライアントおよびサーバーが、Db2 バージョン 9.7、バージョン 9.5、またはバージョン 9.1 サーバーにアクセスできます。
    * IBM Data Server Client バージョン 10.1
    * IBM Data Server Runtime Client バージョン 10.1
    * IBM Data Server Driver Package バージョン 10.1
    * IBM Data Server Driver for ODBC and CLI バージョン 10.1
  14. 次に示すクライアントおよびドライバーが、Db2 バージョン 10.1、バージョン 10.5、バージョン 9.7 またはバージョン 9.5 サーバーにアクセスできます。
    * IBM® Data Server Client バージョン 10.5
    * IBM Data Server Runtime Client バージョン 10.5
    * IBM Data Server Driver Package バージョン 10.5
    * IBM Data Server Driver for ODBC and CLI バージョン 10.5
  15. Db2 V9.1 サーバー は、ミッドレンジおよびメインフレーム・プラットフォーム上の以下の Db2 クライアント からのアクセスをサポートします。
    * DB2 for z/OS® and OS/390® バージョン 7 以降
    * DB2 for i5/OS® バージョン 5 以降
    * DB2 for VM and VSE バージョン 7
  16. Db2 バージョン 9.5 サーバー は、ミッドレンジおよびメインフレーム・プラットフォーム上の以下のクライアント からのアクセスをサポートします。
    * DB2 for z/OS® および OS/390® バージョン 7 以降
    * DB2 for i5/OS® バージョン 5 以降
    * DB2 for VM and VSE バージョン 7
  17. Db2 バージョン 9.7 サーバーは、ミッドレンジおよびメインフレーム・プラットフォーム上の以下の Db2 クライアント からのアクセスをサポートします。
    * DB2 for z/OS and OS/390 バージョン 7 以降
    * DB2 for i5/OS バージョン 5 以降
    * DB2 for VM and VSE バージョン 7
  18. Db2 バージョン 10.1 サーバーは、ミッドレンジおよびメインフレーム・プラットフォーム上の以下の Db2 クライアント からのアクセスをサポートします。
    * DB2 for z/OS およびOS/390 バージョン 8 以降
    * DB2 for i5/OS バージョン 5 以降
    * DB2 for VM and VSE バージョン 7
  19. Db2 バージョン 10.5 サーバーは、ミッドレンジおよびメインフレーム・プラットフォーム上の以下のクライアントからのアクセスをサポートします。
    * DB2 for z/OS® およびOS/390® バージョン 8 以降
    * DB2 for i バージョン 5 以降
    * DB2 for VM and VSE バージョン 7
  20. Db2 バージョン 11.1 クライアントは、以下のミッドレンジおよびメインフレームのプラットフォームに接続できます。
        Db2 for z/OS® and OS/390® バージョン 10 以降
        Db2 for IBM i バージョン V6R1 以降
        Db2 for VM and VSE バージョン 7
  21. Db2 バージョン 11.5 クライアントは、以下のミッドレンジおよびメインフレームのプラットフォームに接続できます。
        Db2 for z/OS® and OS/390® バージョン 10 以降
        Db2 for IBM i バージョン V6R1 以降
        Db2 for VM and VSE バージョン 7
  22. 通常 Db2 サーバーと Db2 Connect へのアクセスは同様に考えますが、Db2 Connect バージョン 9.7 へのアクセス可能なものは以下のものとなっており、バージョン 8 が含まれておりませんので、ご注意ください。
    * IBM Data Server Client V9.7
    * IBM Data Server Runtime Client V9.7
    * IBM Data Server Driver Package V9.7
    * IBM Data Server Driver for ODBC and CLI V9.7
    * Db2 V9.5 および V9.1 のクライアントおよびドライバー

運用上の考慮点
上記の注意事項と関連情報を参照し、注意点をご確認ください。

関連情報
パスポート・アドバンテージによく寄せられる質問
クライアント、ドライバー、およびサーバーのレベルのサポートされている組み合わせ (v11.5)
クライアント、ドライバー、およびサーバーのレベルのサポートされている組み合わせ (V11.1)
クライアント、ドライバー、およびサーバーのレベルのサポートされている組み合わせ (V10.5)
クライアント、ドライバー、およびサーバーのレベルのサポートされている組み合わせ (V10.1)
クライアントとサーバーのバージョンのサポートされている組み合わせ (V9.7)

お問合せ先
技術的な内容に関して、パスポート・アドバンテージの契約のもと Db2 テクニカル・サポートへお問い合わせください。
Db2 テクニカル・サポート

【変更履歴】
2010/12/01 V9.1 64-bit サーバーは V7 32-bit クライアントからの直接接続に対するサポートはありません。32-bit DRDA ゲートウェイを経由する必要があります。
2013/03/12 V10.1 の記述を追加しました。
2013/06/20 V10.5 の記述を追加しました。
2016/09/01 V11.1 の記述を追加しました。
2019/08/15 V11.5 の記述を追加しました。

[{"Type":"MASTER","Line of Business":{"code":"LOB10","label":"Data and AI"},"Business Unit":{"code":"BU058","label":"IBM Infrastructure w\/TPS"},"Product":{"code":"SSEPGG","label":"Db2 for Linux, UNIX and Windows"},"ARM Category":[{"code":"a8m500000008PkdAAE","label":"Connectivity"}],"ARM Case Number":"","Platform":[{"code":"PF025","label":"Platform Independent"}],"Version":"All Versions"}]

Historical Number

B760DD4EC1E8819E49257766002A0068

Document Information

Modified date:
14 August 2023

UID

jpn1J1001026