How To
Summary
QRadar Deployment Intelligence ( QDI ) 3.0.0 または 3.0.1 にアップグレードおよび QDI の生成されたヘルス・レポートを利用する管理者は、アプリケーションをアップグレードする前にサポート・スクリプトを実行する必要があります。この技術情報は、以前に生成されたヘルス・レポートが保持されるようにするため、 Support_QDI_Cleanup.sh ユーティリティーのダウンロードおよび指示が含まれます。また、アプリケーションのアップグレードのみを目的としているため、QRadar Deployment Intelligence を初めてインストールする管理者は、このユーティリティーは無視してください。
Objective
Support_QDI_Cleanup.sh ユーティリティーについて:
- 重要: QDI 3.0.x へのアップグレード前に Support_QDI_Cleanup.sh ユーティリティーを実行しない場合、アプリケーションによって生成された以前のヘルス・レポートは、アプリケーションの更新中に削除されます。 QDI アプリケーションの既存のヘルス・レポートを保持する必要がある管理者は、 QDI 3.0.x にアップグレードする前に QRadar コンソールまたは QDI 2.2.x がインストールされているアプリケーション・ホスト・アプライアンスでユーティリティーを実行する必要があります。保存されたヘルス・サマリー・レポートがない場合は、この技術情報は無視してください。
QRadar Deployment Intelligence レポートがあるかどうかを確認するには、ユーザー・インターフェースから「 30 days Health Summary Reports 」を選択し、メニューにレポートがリストされているかどうかを確認してください。 - 管理者が QDI 2.2.4 または 2.2.5 から 3.0.0 または 3.0.1 にアップグレードする前に、ユーティリティーを 1 度実行する必要があります。このスクリプトは、既存のヘルス・レポートを /app/static/reports ディレクトリーから QDI コンテナー内の /store/reports にコピーします。
- バージョン 3.0.0 または 3.0.1 またはそれ以降の新規 QDI インストール済み環境では、このユーティリティーを実行する必要はありません。 QDI を初めてインストールする管理者は、この技術情報を無視してください。
Environment
以下バージョンの QDI へアップグレードを計画している管理者は、 Support_QDI_Cleanup ユーティリティーを実行する必要があります:
QRadar バージョン | 現在の QDI app バージョン | 新しいバージョン | Support_QDI_Cleanup の実行が必要か ? |
---|---|---|---|
7.3.3 Fix Pack 5 またはそれ以前 | QDI 2.2.4 or 2.2.5 | QDI 3.0.0 | はい、QDI をアップグレードする前にユーティリティーを実行してください。 |
7.3.3 Fix Pack 6 またはそれ以降 | QDI 2.2.4 or 2.2.5 | QDI 3.0.1 | はい、QDI をアップグレードする前にユーティリティーを実行してください。 |
7.4.1 Fix Pack 1 またはそれ以前 | QDI 2.2.4 or 2.2.5 | QDI 3.0.0 | はい、QDI をアップグレードする前にユーティリティーを実行してください。 |
7.4.1 Fix Pack 2 またはそれ以降 | QDI 2.2.4 or 2.2.5 | QDI 3.0.1 | はい、QDI をアップグレードする前にユーティリティーを実行してください。 |
N/A (新規 QDI インストール) | N/A (新規 QDI インストール) | QDI 3.0.x またはそれ以降 | いいえ、初めて QDI をインストールしている場合は、サポート・ユーティリティーを実行する必要はありません。 |
Steps
- Support_QDI_Cleanup_0.sh ユーティリティーをダウンロードします: ダウンロード・リンク
SHA256: f73cb8c71d1a67fac11f2f947dfc459945847a73ca807f7b401bb47ee2e9c3c4
注: Windows システムでは、Powershell を使用して SHA256 sum を確認することができます。 - ユーティリティーを QRadar コンソール上の一時的なディレクトリーにコピーします。(例: /storetmp など)
- 任意: QDI アプリケーションがアプリケーション・ホストで実行されている場合は、ユーティリティーをアプリケーション・ホスト・アプライアンスに SCP するため、以下のコマンドを入力します。
scp Support_QDI_Cleanup_0.sh root@<app_host_ip>:/storetmp
- ファイルのパーミッションを設定するため、以下のコマンドを入力します:
chmod +x /storetmp/Support_QDI_Cleanup_0.sh
- Support_QDI_Cleanup ユーティリティーを実行するには、次のように入力します:
/storetmp/Support_QDI_Cleanup_0.sh
- スクリプトが正常に完了すると、以下の出力が表示されます:
[root@apphost storetmp]# /storetmp/Support_QDI_Cleanup_0.sh Copying QRadar Deployment Inteligence reports to /store/reports Successfully copied QRadar Deployment Inteligence reports...
結果:
管理者は QDI アプリケーションを 3.0.0 または 3.0.1 へ正常にアップグレードできます。もし、問題が継続して発生する、またはこの技術情報の手順について不明な点がございましたら、QRadar サポートへお問い合わせください。
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Document Location
Worldwide
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Document Information
Modified date:
03 October 2021
UID
ibm16461895