Question & Answer
Question
データベース・マネージャー構成パラメーター SPM_NAME は、デフォルトで TCP/IP ホスト名から派生するとマニュアルに記載されています。具体的にどのように設定されるか教えてください。
Answer
SPM_NAME (同期点マネージャー名構成パラメーター) は、データベース・マネージャーに対して同期点マネージャー (SPM: Syncpoint Manager) の名前を識別するために使用されます。
同期点マネージャー (SPM) は、Db2 z/OS または Db2 for i と 2 フェーズ・コミットをサポートするための仮想データベースです。
インスタンス作成時、SPM_NAME にはサーバー・ホスト名が自動で設定されます。
データベース名と同じ命名規則が適用されているため、長さは 8 バイト以下である必要があります。 サーバー・ホスト名が 8 文字を超える場合、最初のインスタンス作成時はホスト名の先頭 8 バイト、2つ目以降のインスタンスはホスト名の先頭 7 バイトと順序番号が自動で割り当てられます。
運用上の考慮点
同期点マネージャー (SPM) は、Db2 z/OS または Db2 for i と 2 フェーズ・コミットをサポートするための仮想データベースです。
インスタンス作成時、SPM_NAME にはサーバー・ホスト名が自動で設定されます。
データベース名と同じ命名規則が適用されているため、長さは 8 バイト以下である必要があります。 サーバー・ホスト名が 8 文字を超える場合、最初のインスタンス作成時はホスト名の先頭 8 バイト、2つ目以降のインスタンスはホスト名の先頭 7 バイトと順序番号が自動で割り当てられます。
運用上の考慮点
- Db2 z/OS または Db2 for i との 2 フェーズ・コミットを使用しない環境では、SPM_NAME の設定は必要ありません。
以下 URL の技術情報 (FAQs) では、SPM (同期点マネージャー) の起動失敗によりインスタンス起動時に SQL5043N が発生するケースが報告されているため、この機能を使用しない環境では NULL に設定されることをお奨めします。[Db2] インスタンス起動時に SQL5043N が発生する場合の対処方法
設定例:
Linux/UNIX ではインスタンス・オーナーでログインして実行してください。
Windows では Administrator でログオンし「DB2 コマンド ウィンドウ - 管理者」から実行してください。
NULL (大文字) に設定後、新しいパラメーター値を反映させるためにインスタンスの再起動が必要です。db2 update dbm cfg using SPM_NAME NULL db2stop db2start
- Linux/UNIX では、インスタンス作成時に SPM_NAME 構成パラメータが設定されない障害が報告されています。V9.7 FP1 以降では問題は発生しません。
IC61572: SPM_NAME IS NOT AUTOMATICALLY CONFIGURED ON LINUX AND UNIX PLATFORMS
[{"Type":"MASTER","Line of Business":{"code":"LOB10","label":"Data and AI"},"Business Unit":{"code":"BU058","label":"IBM Infrastructure w\/TPS"},"Product":{"code":"SSEPGG","label":"Db2 for Linux, UNIX and Windows"},"ARM Category":[{"code":"a8m500000008PkdAAE","label":"Connectivity"}],"ARM Case Number":"","Platform":[{"code":"PF025","label":"Platform Independent"}],"Version":"All Versions"}]
Was this topic helpful?
Document Information
Modified date:
21 August 2023
UID
swg21989154