Question & Answer
Question
Db2 関連の各領域は、BACKUP DATABASE コマンド以外の方法でバックアップを取得し、リストアすることができますか。
Answer
データベース領域はオフライン、もしくはサスペンド I/O 時にバックアップすればリストア可能です。
その他の領域の個別バックアップ/リストアはサポートされていません。
その他の領域の個別バックアップ/リストアはサポートされていません。
- 製品インストール領域
Db2 製品インストール領域の個別バックアップ/リストアはサポートされていません。
何らかの事情によりシステムを再構築する場合は、Db2 製品を再インストールし、ライセンスを登録します。
同じ構成で Db2 を再インストールする手順は以下のページを参照してください。
[Db2] Db2 を再インストールする方法
- データベース領域
データベース領域は、データベースをオフラインにするか、SET WRITE コマンドによるサスペンド I/O 状態であればバックアップを取得してリストアに使用できます。
オフラインはデータベースが非活動化されているだけでなく、整合状態でありペンディング状態でない必要があります。整合状態やペンディング状態は get db cfg コマンドで確認できます。
バックアップするデータベース・パスの一覧は DBPATHS 管理ビューで確認できます。- 対象データベースに接続します。
- 以下の SQL ステートメントを実行します。
db2 "SELECT * FROM SYSIBMADM.DBPATHS"
- インスタンス・ディレクトリー
インスタンス・ディレクトリーはシステム固有の情報を含むため、バックアップ/リストアはサポートされていません。
何らかの事情により再構築する場合は、 db2icrt コマンドでインスタンスの再作成を行います。再作成時に構成情報を移行する方法は、以下の Technote をご覧ください。
[Db2] インスタンス再作成時に構成情報を移行する方法
運用上の考慮点
- Technote #1445859 で AIX の mksysb によるバックアップ取得手順がガイドされていましたが、 Db2 としてこの手順を保証しているわけではありませんのでご注意ください。
論理的には、同じハードウェアで採取したシステム・バックアップを、すべてのファイル・システムが整合する状態でリストアできれば元通り動作すると期待されますが、Db2 はすべてのファイルが整合するかを検証できません。
[{"Type":"MASTER","Line of Business":{"code":"LOB10","label":"Data and AI"},"Business Unit":{"code":"BU058","label":"IBM Infrastructure w\/TPS"},"Product":{"code":"SSEPGG","label":"Db2 for Linux, UNIX and Windows"},"ARM Category":[{"code":"a8m500000008PkgAAE","label":"Database Objects"},{"code":"a8m500000008PlUAAU","label":"Database Objects-\u003EInstance"},{"code":"a8m500000008PknAAE","label":"Install\/Migrate\/Upgrade"}],"ARM Case Number":"","Platform":[{"code":"PF025","label":"Platform Independent"}],"Version":"All Versions"}]
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Document Information
Modified date:
25 August 2023
UID
swg21591817