Question & Answer
Question
スナップショット表関数 (SNAP_GET*) やスナップショット管理ビュー(SYSIBMADM.SNAP* など) が一部のモニター・データを返さなかったり、不整合なモニター・データを返すことがあります。 これはなぜでしょう?どうすれば正しいモニター・データを取得できますか?
Cause
スナップショット表関数や、スナップショット管理ビューはデフォルトのシステム・モニター・スイッチに依存しています。このため、インスタンス・レベルの DFT_* スイッチが ON になっていない場合は正しいモニター・データを取得できません。この制限が適用されるスナップショット表関数や管理ビューは、以下のページにリストされています。
スナップショット・ルーチンおよびビュー
スナップショット・ルーチンおよびビュー
Answer
スナップショット表関数やスナップショット管理ビューを使用する場合、デフォルト・モニター・スイッチを ON にしてください。たとえば、バッファープールに関する表関数や管理ビューを利用する場合は DFT_MON_BUFPOOL を ON にする必要があります。
例
- インスタンス・オーナーでデータベース・サーバーにログインします。
- インスタンスにアタッチし、モニタースイッチを ON にします。
$ db2 attach to <インスタンス名> $ db2 update dbm cfg using DFT_MON_BUFPOOL ON
運用上の考慮点
- スナップショット表関数と管理ビューは V10.5 以降推奨されない
V10.5 以降、将来の廃止が予定されているため、スナップショット表関数や管理ビューの使用は推奨されません。
以下のページを参照し、新しい表関数または管理ビューを使用してください。
使用すべきでない SQL 管理ルーチンおよびビュー - モニター・スイッチ・コマンドとの併用はできない
他のモニター・アプリケーションやイベント・モニターがモニター・スイッチを ON にした場合、スナップショット表関数や、スナップショット管理ビューは何らかのモニター・データを返すことがありますが、その結果は不定です。
スナップショット管理ビューおよび表関数を使用したデータベース・システムのスナップショットのキャプチャー
スナップショット管理ビューおよび表関数は以下のいずれとも併用できません。
・ モニター・スイッチ・コマンドまたはモニター・スイッチ API
・ モニター・リセット・コマンドまたはモニター・リセット API
この制約事項には、以下のコマンドが含まれます。
・ GET MONITOR SWITCHES
・ UPDATE MONITOR SWITCHES
・ RESET MONITOR
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Document Information
Modified date:
26 August 2023
UID
swg22013440