Question & Answer
Question
Db2 のコード・ページは、どのように選択・決定されるのでしょうか。
Answer
Db2 には、データベース・コード・ページ と アプリケーション・コード・ページ があり、それぞれ決まり方が異なります。
運用上の考慮点
関連情報
[Db2] パスポート・アドバンテージによく寄せられる質問
文字変換のガイドライン
環境変数およびプロファイル・レジストリー
データベースのコード・ページ、テリトリー、および照合の選択
データの移動に関する Unicode のための考慮事項
お問合せ先
技術的な内容に関して、パスポート・アドバンテージの契約のもと Db2 テクニカル・サポートへお問い合わせください。
Db2 テクニカル・サポート
- データベース・コード・ページ
データベース・コード・ページによって、データベースに格納する文字列のコード・ページが規定されます。
データベース・コードページは、CREATE DATABASE コマンドによるデータベースの作成時に指定され、後から変更できません。データベース・コードページの変更が必要な場合、データベースを再作成する必要があります。 - アプリケーション・コード・ページ
アプリケーション・コード・ページは、データベース接続時のアクティブ環境から導出されます。 Linux/UNIX ではロケールの設定 (環境変数 LC_CTYPE) が採用されます。 Windows ではコントロール・パネルの「地域と言語」におけるシステム・ロケールの設定が採用されます。
ただし、DB2CODEPAGE 変数が設定されている場合、オペレーティング・システムのロケールより、DB2CODEPAGE の設定が優先されます。
以下は アプリケーション・コード・ページ設定の優先順位です。上が優先順位が高い設定となります。- 環境変数に設定された DB2CODEPAGE ( DB2CODEPAGE [e] )
- インスタンス・レジストリーに設定された DB2CODEPAGE ( DB2CODEPAGE [i] )
- グローバル・レジストリーに設定された DB2CODEPAGE ( DB2CODEPAGE [g] )
- オペレーティング・システムのロケール
コード・ページ値の導出
注: Java や、.NET などの Unicode アプリケーションは、ロケールや DB2CODEPAGE の設定にかかわらず、アプリケーション・コードページは Unicode です。
運用上の考慮点
- データベースとアプリケーションのコード・ページが異なる場合、アプリケーションとアプリケーション・コード・ページの間でコード・ページ変換が必要です。変換がサポートされているかどうかや、パフォーマンスの観点で考慮が必要となる場合があります。サポートされるコード・ページ変換
サポートされているテリトリー・コードおよびコード・ページ
[Db2] IMPORT/EXPORT における文字化けおよび文字の切り捨ての回避方法 - DB2CODEPAGE 変数は、Db2 のアプリケーション・コード・ページの決定にそのまま影響するため、設定には注意が必要です。不適切な値を設定すると、コード・ページ変換の結果、文字化けやデータ欠損を生じる可能性があります。そのため、関連する環境の全ての状況、およびコード・ページについて、十分な理解のもとに用いる必要があります。一般には、サポートからガイドがあった場合など、特別なケースにおいてのみ設定する変数です。
汎用レジストリー変数: DB2CODEPAGE
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[Db2] パスポート・アドバンテージによく寄せられる質問
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環境変数およびプロファイル・レジストリー
データベースのコード・ページ、テリトリー、および照合の選択
データの移動に関する Unicode のための考慮事項
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Db2 テクニカル・サポート
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Document Information
Modified date:
26 October 2023
UID
swg21997034