Security Bulletin
Summary
SSL 3.0 (SSLv3) には、POODLE 攻撃が行われた場合、暗号化データを解読される脆弱性があります。
この文書では、TXSeriesでSSLv3の無効化手順に関して記載します。
Vulnerability Details
CVE-ID: CVE-2014-3566
内容:
TXSeries でSSL 3.0 (SSLv3) を有効にしていると、悪意のあるユーザーによる中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) により、暗号化されたデータの内容が盗聴される危険性があります。
この攻撃手法は "POODLE" (Padding Oracle On Downgraded Legacy Encryption) と呼ばれています。
CVSS Base Score: 4.3
CVSS Temporal Score: See https://exchange.xforce.ibmcloud.com/vulnerabilities/97013 for the current score
CVSS Environmental Score*: Undefined
CVSS Vector: (AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:N/A:N)
Affected Products and Versions
次の製品に影響があります。
TXSeries for Multiplatforms V7.1, V8.1
Remediation/Fixes
修正フィクス:なし
Workarounds and Mitigations
TXSeries IPIC 接続でSSLを使用している場合のSSLv3 の無効化
TXSeries for Multiplatformsでは、オプションとしてIPIC通信プロトコルをSSLを有効化する構成を提供しています。
このシナリオでは、デフォルト・プロトコルは、SSL v3、TLS 1.0とTLS 1.1です。
TXSeries V7.1.0.4以降では、GSKit版8.xで構成を行っていれば、SSLV3を無効化することが可能です。
下記にSSLv3を無効化する手順を示します。
TXSeries for Multiplatforms V7.1
TXSeries for Multiplatforms V7.1を使用されている場合、Fixpack 4 以降にアップグレードする必要があります。その以前のFix Packレベルでは、SSLv3 の無効化はサポートされていません。
SSLv3 無効化の手順 (TXSeries V7.1.0.4 以降)
1. TXSeries リージョンの停止.
2. GSKit バージョン8 を使用されていない場合、リージョンのenvironmentファイルに下記変数をセットしてください。
CICS_GSKIT_VERSION=8
既にGSKit バージョン8 を使用するように構成されている場合、ステップ3に進んでください。
(デフォルトでは、TXSeries 7.1 は、GSKit version 7.x をサポートしています。詳細は、TXSeriesインフォメーション・センターを参照してください。)
3. リージョンのenvironmentファイルに下記変数をセットしてください。
CICS_SP800_131MODE=”SP800_131MODE”
4. TXSeries リージョンの再起動
注:この設定によりTLS 1.2プロトコルをデフォルトとしセットし、SSL v3を無効化します。TLSプロトコル TLS 1.0、TLS 1.1とTLS1.2だけコミュニケーションのために許可されます。
TXSeries for Multiplatforms V8.1
SSLv3 無効化の手順 (TXSeries V8.1.0.0 以降)
1. TXSeries リージョンの停止
2. リージョンのenvironmentファイルに下記変数をセットしてください。
CICS_SP800_131MODE=”SP800_131MODE”
3. TXSeries リージョンの再起動
注:この設定によりTLS 1.2プロトコルをデフォルトとしセットし、SSL v3を無効化します。TLSプロトコル TLS 1.0、TLS 1.1とTLS1.2だけコミュニケーションのために許可されます。
“SP800_131MODE”の設定により、TLS処理を行います。詳細は、TXSeriesインフォメーション・センターを参照してください。
TXSeries Web 管理コンソール HTTPS モードのSSLv3の無効化
TXSeries Web管理コンソールは、HTTPSモードで動作するように構成することができます。このモードでは、SSLv3がデフォルトでセットされます。下記に、SSLv3を無効化し、Web管理コンソールをHTTPSモードで動作する手順を示します。
TXSeries for Multiplatforms V7.1
TXSeries Web管理コンソールは、TXSeries Lightweight Infrastructure(LWI) WebServer サーバーで動作します。
軽量インフラストラクチャのSSL構成は、<TXInstall-dir/wui>のconf ディレクトリの config.propertiesとwebcontainer.properties ファイルで制御されます。
com.ibm.ssl.protocol プロパティは、使われるプロトコルとしてTLSを指定する必要があります。
LWI WebServer でSSLv3 を無効化する手順
config.properties
config.properties ファイルに下記のように記述します。
# SSL support
com.ibm.pvc.webcontainer.ssl.configfile=../../conf/sslconfig
com.ibm.pvc.webcontainer.port.secure=443
webcontainer.properties
webcontainer.properties ファイルに下記のように記述します。
com.ibm.ssl.keyStorePassword.443=[xor] 9MW08GTL+uut1b0\=
com.ibm.ssl.clientAuthentication.443=false
com.ibm.ssl.trustStorePassword.443=[xor] 9MW08GTL+uut1b0\=
com.ibm.ssl.trustStore.443=../security/keystore/ibmjsse2.jts
sslEnabled=true
com.ibm.ssl.keyStore.443=../security/keystore/ibmjsse2.jks
# 使用するプロトコルを記述します
com.ibm.ssl.protocol.443=TLS
TXSeries for Multiplatforms V8.1
TXSeries Web管理コンソールとインバウンドSOAPサポートは、WebサーバーとしてIBM Websphere Application Server Liberty プロファイルを使用します。
Livertyプロファイルは、keystore 構成のためのSSL情報のみを提供し、残りのSSL情報はランタイム側によって構成することが可能です。最小構成は、server.xml で次のようにみえるかもしれません。
<keyStore id="defaultKeyStore" password="yourPassword" />
デフォルトSSL構成がSSLv3を使わないように、「ssl」要素を追加することができます。
ssl要素のsslProtocol属性にどんなプロトコルが使われるかに定義します。それにTLSをセットすると、デフォルトを上書きします。
<ssl id="defaultSSLConfig"
keyStoreRef="defaultKeyStore"
sslProtocol="TLS" />
<keyStore id="defaultKeyStore"
password="yourPassword" />
最小の構成の他にカスタムSSL構成を用いている場合、プロトコル要素はserver.xmlファイルの中にあるSSL要素ごとにセットされる必要があります。例;
<ssl id="myCustomSSLConfig"
keyStoreRef="defaultKeyStore"
trustStoreRef="defaultTrustStore"
clientAuthentication="true"
sslProtocol="TLS" />
SSLv3プロトコルを可能にするような他のエリアを把握し、適切な処置(SSLv3を無効化するような)改善措置をとるために、お客様の全ての環境を見直すよう、IBMはお勧めいたします。
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References
[IBMサイト]
この文書は、米国 IBM 社の資料を翻訳した参考文書です。翻訳元の文書は、以下のリンクよりご参照ください。
Security Bulletin: Vulnerability in SSLv3 affects IBM TXSeries for Multiplatforms Version 7.1 and 8.1(CVE-2014-3566)
[CVSS情報]
独立行政法人 情報処理推進機構: 共通脆弱性評価システムCVSS概説
JVN iPedia: CVSS計算ソフトウェア日本語版
Online Calculator V2 (日本語)
*The CVSS Environment Score is customer environment specific and will ultimately impact the Overall CVSS Score. Customers can evaluate the impact of this vulnerability in their environments by accessing the links in the Reference section of this Security Bulletin.
Disclaimer
Review the IBM security bulletin disclaimer and definitions regarding your responsibilities for assessing potential impact of security vulnerabilities to your environment.
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Document Information
Modified date:
02 August 2018
UID
swg21688531