Question & Answer
Question
Virtual I／O Server（VIOS）とは？
Answer
Virtual I/O Server（VIOS）は、ディスクI/Oや通信に必要な物理アダプターを複数の論理区画（LPAR）から共有して使用することを可能にする専用 LPARです。物理アダプターを複数のLPARから共有使用することで帯域を効率よく利用できるため、少ない物理アダプターでサーバー統合を可能にし、コ ストやサーバーの設置スペースを削減します。また、サーバー（LPAR）を追加する際にも新規に物理アダプターを購入する必要が無く、既存の物理アダプ ターを利用して即座に必要なサーバーの追加を実現します。
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VIOS経由でディスクI/Oやネットワーク通信を行うLPARをVIOクライアント（以下VIOC）と呼びます。
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図中の「発注DB」、「発注Web1、2」、「生産管理DB」、「ファイルサーバー」がVIOCに相当します。
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VIOSに割り当てたI/O（ディスクI/O、ネットワーク）アダプターの共有が可能なため、サービスを行うLPAR（=VIOC）には物理アダプターを割り当てる必要がありません。
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要件に合わせて、専用の物理アダプターを割り当てることも可能です。
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VIOS区画自体の可用性を考慮してVIOSを冗長構成することが可能です。
関連情報
マニュアル
発表レター
⇒ PowerVMの発表レターをIBM Offering Informationで検索
Redbooks
⇒ IBM PowerVM Virtualization Managing and Monitoring（英語、7.54MB）
⇒ IBM System p Advanced POWER Virtualization Best Practices（英語、3.94MB）
⇒ PowerVM Virtualization on IBM System p: Introduction and Configuration（英語、7.17MB）
⇒ Virtual I/O Server Deployment Examples（英語、5.61MB）
⇒ Virtualizing an Infrastructure with System p and Linux（英語、3.55MB）
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Document Information
Modified date:
27 December 2019
UID
ibm11138822