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MustGather : WebSphere MQで問題が発生した際の収集資料

Troubleshooting


Problem

IBM WebSphere MQ で問題が発生した場合に収集するべき資料を記述します。問題の種別により収集対象となる資料は変わりますが、当文書ではもっとも一般的な例を記述します。問題のシチュエーションやコンポーネント別の具体的な資料については、関連文書より「(英文)MustGather: Read first for WebSphere MQ」もあわせてご参考ください。

Resolving The Problem

ご使用いただいているWebSpher MQで問題が発生した場合、下記に記載する情報について正確にお知らせいただくことで、より迅速で効果的な問題解決につながります。

問題情報の整理
環境情報
初期資料
 手動での資料収集
 runmqrasコマンドによる資料収集
MQ詳細トレース
資料の送付方法

■問題情報の整理

・問題の発生日時


・問題の発生頻度
・問題発生時のエラー・メッセージ、エラー番号
・問題の発生にいたった経緯、手順
問題発生前にハードウェア、ネットウェア、ソフトウェアへの変更を行った場合は、その変更内容もお知らせください。
もしも意図的な問題の再現が可能であれば、再現のための手順をお知らせください。
■環境情報


・OSバージョン、メンテナンス・レベル(Technology Level, Service Pack)

・WMQバージョン、Fix Packレベル情報
dspmqverコマンドで確認できます。v7.1以降の複数インストール環境で、導入済みMQのバージョンを全てリストするためには-i オプションを使ってください。
個別修正(Ifix)の適用有無はコマンドでは確認できないため、個別修正の適用を行っている場合は該当のAPAR番号をお知らせください。

dspmqver実行例

$ dspmqver -i
Name: WebSphere MQ
Version: 7.5.0.0
Level: p000-L120604
BuildType: IKAP - (Production)
Platform: WebSphere MQ for AIX
Mode: 64-bit
O/S: AIX 6.1
InstName: Installation2
InstDesc:
InstPath: /usr/mqm-mq7500gm/usr/mqm
DataPath: /var/mqm
Primary: No
MaxCmdLevel: 750

Name: WebSphere MQ
Version: 7.0.1.8
InstName: Installation0
InstDesc: IBM WebSphere MQ Installation
InstPath: /usr/mqm
Primary: Yes

Name: WebSphere MQ
Version: 7.1.0.1
InstName: Installation1
InstDesc:
InstPath: /usr/mqm-mq7100gm/usr/mqm
Primary: No
■初期資料

このガイドはデフォルトのインストールPATHを元に記述しています。異なるインストールPATHに導入している場合は、ファイルのPATHを読みかえてください。



【手動での資料収集】

問題発生時刻を含む以下のファイルを収集し、IBM システム・テクニカル・サービス・センター(STSC)にご提供ください。


Qmgrnameはお客様が定義された任意のキュー・マネージャー名です。

UNIX

1. MQ エラーログファイル
/var/mqm/errors/AMQERRnn.LOG
/var/mqm/qmgrs/Qmgrname/errors/AMQERRnn.LOG

2. FDC ファイル
/var/mqm/errors/AMQnnnnn.mm.FDC

3. キュー・マネージャー構成情報
/var/mqm/mqs.ini
/var/mqm/qmgrs/Qmgrname/qm.ini

Windows
mqroot(32 ビット) = C:¥Program Files¥IBM¥WebSphere MQ
mqroot(64 ビット) = C:¥Program Files (x86)¥IBM¥WebSphere MQ

1. MQ エラーログファイル
mqroot\Errors\AMQERRnn.LOG
mqroot\Qmgrs\Qmgrname\errors\AMQERRnn.LOG

2. FDC ファイル
mqroot\Erros\AMQnnnnn.mm.FDC

3. キュー・マネージャー構成情報
\\HKEY_LOCAL_MACINE\SOFTWARE\IBM\MQSeries 配下(レジストリに保管されます)
【runmqrasコマンドによる資料収集】

WMQ v7.5 , v7.1.0.1 もしくは v7.0.1.8 以降の環境ではrunmqrasコマンドを使用することで、問題調査に必要な初期資料を自動で一括収集することが可能です。



runmqras実行例

キュー・マネージャー QM_TESTの初期資料、オブジェクト定義情報を収集する
$ runmqras -qmlist QM_TEST -section defs

キュー・マネージャー QM_TESTの初期資料、オブジェクト定義情報、クラスター関連情報、トレースファイルを収集する場合
$ runmqras -qmlist QM_TEST -section defs,cluster,trace

全てのキュー・マネージャー情報の初期資料を収集し、PMR 01234,567,890 の資料としてFTPアップロードする場合
$ runmqras -ftp IBM -pmrno 01234,567,890


注1) 出力先パスを指定しない場合、UNIX システムでは/tmp 、Windows では %temp% の下のディレクトリー配下に /runmqras_yyyymmdd_hhmmss/runmqras.zip という名称で作成されます。
出力先を指定したい場合は、-outputdir オプションで出力先ディレクトリを指定してください。

注2) -pmrno で指定する番号はお問い合わせ番号(xxxxx,xxx)に ,760 を加えたものです。
お問い合わせ番号が 12345,999 の場合は 12345,999,760 を指定します。
■MQ詳細トレース


サポート・センター担当者から依頼があった場合、下記手順を参考にしてトレースを取得してください。
注) 下記は一般的な取得例です。問題内容・状況によってはトレース・オプションが異なるケースもあります。最も適切なトレース取得手順については、サポート・センター担当者の指示に従ってください。

UNIX

1. トレースを開始します。QMgrName は該当キューマネージャー名を指定してください。
-lオプションはトレースのサイズ指定(単位はMB)です。

  $ strmqtrc -m QMgrName -t detail -t all -l 200

2. ps -efの出力を保存します。
  $ ps -ef > psef.out

3. 問題の再現を行います。

4. 問題の再現が確認できたら、即座にMQトレースを停止します。
  $ endmqtrc -m QMgrName

5. トレースファイルは/var/mqm/traceディレクトリー配下に関係する各プロセス毎に、AMQ*****.TRC(またはAMQ*****.TRS)のファイル名で作成されます。
このファイルはバイナリー形式のため、下記コマンドでテキスト形式にフォーマットしてください。フォーマットされたファイルはAMQ*****.FMTのファイル名で作成されます。

  $ dspmqtrc *.TRC *.TRS

6. バイナリ/フォーマット済み両方のトレースファイルと、MQ初期資料(MQ エラーログ、FDC、キュー・マネージャー構成情報)をあわせてSTSCにご提供ください。


Windows

1. トレースを開始します。QMgrName は該当キューマネージャー名を指定してください。
-lオプションはトレースのサイズ指定(単位はMB)です。

  $ strmqtrc -m QMgrName -t detail -t all -l 200

2. 問題の再現を行います。

3. 問題の再現が確認できたら、即座にMQトレースを停止します。
  $ endmqtrc -m QMgrName

4. トレースファイルは mqroot\trace ディレクトリー配下に関係する各プロセス毎に、AMQ*****.TRC(またはAMQ*****.TRS)のファイル名で作成されます。
このファイルはテキスト形式ですので、フォーマットの必要はありません。・

5. バイナリ/フォーマット済み両方のトレースファイルと、MQ初期資料(MQ エラーログ、FDC、キュー・マネージャー構成情報)をあわせてSTSCにご提供ください。
■資料の送付方法


収集した資料はFTPまたはHTTP(S)にて送付することが可能です。
具体的な送付手順は下記ガイドをご参照ください。

STSC へ FTP で資料を送付する手順
http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21691962

STSC へ HTTPS / HTTP で資料を送付する手順
http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21691967


■関連文書

英文:MustGather: Read first for WebSphere MQ

Using "runmqras" to collect problem determination data and files (MQ 7.0.1.8 or later; MQ 7.1.0.1 or later; MQ 7.5 or later)r

WebSphere MQ V7.5 : runmqras

IBM サービス・リクエスト(SR)


【お問合せ先】
技術的な内容に関して、サービス契約のあるお客様はIBMサービス・ラインにお問い合わせください。
IBM サービス・ライン

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Document Information

Modified date:
15 June 2018

UID

swg21627685