IBM Support

Guardium ではどのような問題を重大度 1 (Severity 1) のケースと判断できますか?

Question & Answer


Question

Guardium ではどのような問題を重大度 1 (以降 Sev1) のケースと判断できますか?

Answer

IBM サポートでの重大度の定義については、Support Guide - 具体的にはこちらを参照してください。
 
Guardium において Sev1 の問題は通常、システム要件を満たす本番環境にのみ適用されることに注意してください。
以下は、通常 Sev1 と見なされる問題の例です。
  • Guardium アプライアンスがダウンしている
  • Central Manager(CM)と通信できないアプライアンスが存在する
  • データベースの空きがない
  • スニファーが 1 時間に 1 回以上頻繁に再起動している
  • S-TAP が原因で DB サーバーがクラッシュした
  • DB サーバーのパフォーマンスに S-TAP が深刻な影響を及ぼしている
  • S-TAP が稼働していない
  • 事前に予定していた週末でのアップグレード作業に失敗した 後段*の特記事項を参照してください
その他の Sev1 相当と考える問題については、下記詳細を含むビジネスインパクトを説明する必要があります。
  • 問題の影響を受けるユーザーの数
  • 環境の種類(本番、開発、テスト)
  • 問題の悪影響により必要となる問題解決までの期限(期日)
  • 関連すると思われるその他の情報
 
アップグレードに関する特記事項*
潜在的なアップグレードの問題を回避するには、アップグレード前に予め必要な最新の Health Check をインストールして、結果を確認しておくことが重要です。
アップグレードに関する注意事項はこちら
リモートダイヤルインセッションの要件
IBM テクニカル・サポート・エンジニアがリモートダイヤルイン(リモートセッション)が必要である判断した場合、お客様はリモートダイヤルインセッションの要件留意する必要があります。この場合、対象の全てのアプライアンスの root passkey 事前に確認しておく必要があります。

根本原因の追究
Sev1 のケースの主な目的は、システムを可能な限り早く復旧することです。重大な影響が一旦緩和された場合、その後の根本原因の追究には更なる調査とそのための時間および R&D のエンジニアが必要となるため、通常の営業時間以外では実施できない場合があります。この場合、根本原因の追究は通常の営業時間内に継続して行います。
IBM サポートの重大度の定義 (後段のリンク参照)
24 時間年中無休で Sev1 の問題解決をサポートしますが、その間、お客様から技術的なリソース(体制)を提供いただける場合に限ります。
お客様から 24 時間以内に応答がない場合、お客様が IBM サポートと共に 24 時間体制で作業を実施できるようになるまで重大度を下げる権利を有します。

Case の重大度レベル
既存のケースに Sev1 のアテンションが必要な場合は、サポートコミュニティで Case を更新し、重大度を適切に設定する必要があります。
Case を Sev1 に設定することは、長期継続中の調査には適していません。その場合、通常の営業時間内に高い優先度を持つ重大度 2 (Sev2) が適切です。重大度 2 (Sev2) であれば、グローバルでの Sev1 担当シフト(当番制)によって Case の担当が頻繁に交替することを回避し、Sev1 よりも更に難しく掘り下げた調査を実施することができます。

[{"Business Unit":{"code":"BU059","label":"IBM Software w\/o TPS"},"Product":{"code":"SSMPHH","label":"IBM Security Guardium"},"Component":"--","Platform":[{"code":"PF002","label":"AIX"},{"code":"PF010","label":"HP-UX"},{"code":"PF016","label":"Linux"},{"code":"PF027","label":"Solaris"},{"code":"PF033","label":"Windows"},{"code":"PF035","label":"z\/OS"}],"Version":"9.5,10.x,11.x","Edition":"","Line of Business":{"code":"LOB24","label":"Security Software"}}]

Document Information

Modified date:
13 December 2020

UID

ibm16374450