SQL_XML_DATA_CCSID QAQQINI オプション

SQL_XML_DATA_CCSID QAQQINI オプションには、SQL 処理に影響を与える複数の設定があります。

SQL_XML_DATA_CCSID QAQQINI 設定は、以下の SQL 処理内の SQL で適用されます。

表 1. SQL 内での SQL_XML_DATA_CCSID 設定の適用
SQL 処理項目 説明
QAQQINI オプションの有効値は、XML 列で許可される CCSID です。 有効値は、すべての EBCDIC SBCS および混合 CCSID、ならびに Unicode 1208、1200、および 13488 の各 CCSID です。
SQL データ・タイプのプロモーションには影響を与えません。 他の SQL データ・タイプは、SQL XML データ・タイプに直接プロモートできません。
XMLPARSE 非型付きパラメーター・マーカー。 QAQQINI 設定は、ストリング式として渡される非型付きパラメーター・マーカーに適用されます。 SBCS、混合、および UTF-8 値では、タイプは CLOB(2G) です。 Unicode 1200 および 13488 では、タイプは DBCLOB(1G) です。
XMLCOMMENT、XMLTEXT、XMLPI 非型付きパラメーター・マーカー。 QAQQINI 設定は、ストリング式として渡される非型付きパラメーター・マーカーに適用されます。 SBCS、混合、および UTF-8 値では、タイプは VARCHAR(32740) です。 Unicode 1200 および 13488 では、タイプは VARGRAPHIC(16370) です。
XMLCONCAT および XMLDOCUMENT の XML タイプへのパラメーター・マーカー・キャストに適用されます。 XML 式として渡される非型付きパラメーター・マーカーに適用されます。 明示的な CCSID 文節が指定されていなければ、パラメーター・マーカーの CCSID は QAQQINI 設定から取得されます。
QAQQINI 設定は、保管および検索の割り当て規則に影響を与えません。 ホスト変数およびテーブル列の CCSID が適用されます。
SQL INSERT および UPDATE でのストリングから列への割り当て。 列割り当てで、暗黙的または明示的な XMLPARSE が必要です。
ストリングからホスト変数への割り当て。 ホスト変数割り当てで、暗黙的または明示的な XMLSERIALIZE が必要です。
列から列への割り当て。 ターゲット列が XML のとき、ソース列が XML でなければ、暗黙的な XMLPARSE が適用されます。 ターゲット XML 列には、定義済みの XML CCSID があります。 ソース列が XML のとき、ターゲット列が XML でなければ、明示的な XMLSERIALIZE が必要です。
ホスト変数から列への割り当て。 ターゲット列には、定義済みの CCSID があります。
UNION ALL (照会内の XML パブリッシング関数の場合)。 XML 結果 CCSID は、QAQQINI 設定から取得されます。
SQL 定数には適用されません。 UX 定数は、UTF-16 として定義されます。 FX 定数は、UTF-8 として定義されます。
XML データ組み込み関数の結果タイプ。 XMLPARSE および XMLVALIDATE の第 1 オペランドが非型付きパラメーター・マーカーである場合、CCSID は QAQQINI 設定から設定され、次にそれは XML 結果 CCSID に影響を与えます。 QAQQINI 設定は、CHAR、VARCHAR、および LOB AS データ・タイプの XMLSERIALIZE に使用されます。 UTF-16 は、GRAPHIC、DBCLOB、および NCHAR に使用されます。
XML パブリッシング関数の結果タイプ - XMLAGG、XMLGROUP、XMLATTRIBUTES、 XMLCOMMENT、XMLCONCAT、 XMLDOCUMENT、XMELEMENT、 XMLFOREST、XMLNAMESPACES、 XMLPI、XMLROW、 および XMLTEXT。 XML パブリッシング関数の XML 結果 CCSID は、QAQQINI 設定から取得されます。
ビュー内の XML パブリッシング関数の結果タイプ。 XML 結果 CCSID は、ビューが作成されるときに設定されます。
外部プロシージャー XML AS パラメーターでの XML データ・タイプ。 XML パラメーター CCSID は、プロシージャーが作成されるときに設定されます。
外部ユーザー定義関数での XML データ・タイプ。 XML パラメーターおよび結果 CCSID は、関数が作成されるときに設定されます。
CREATE TABLE XML 列。 QAQQINI 設定は、動的 SQL で使用されます。 QAQQINI 設定は、*PGM、*SRVPGM、および *SQLPKG オブジェクトに作成時に設定されます。
XML パブリッシング関数のある選択ステートメントを含む MQT。 CCSID は、MQT が作成されるときに設定されます。 その CCSID は ALTER TABLE のために保持されます。
ALTER TABLE ADD MATERIALIZED QUERY 定義。 QAQQINI 設定は、選択ステートメントに XML パブリッシング関数が含まれる場合に使用されます。
XML AS CLOB CCSID QAQQINI 設定は、プログラムが作成されるときに *PGM および *SRVPGM オブジェクト内に構築されます。 QAQQINI 設定が UTF-16 または UCS2 のとき、CLOB での CCSID のデフォルトは UTF-8 です。
XML AS DBCLOB CCSID XML での DBCLOB のデフォルトは、常に UTF-16 です。
SQL GET および SET DESCRIPTOR XML データ・タイプ。 XML データ・タイプに適用される QAQQINI 設定。
SQL グローバル変数。 XML データ・タイプのグローバル変数に適用される QAQQINI 設定。