SQL ステートメントを含むプログラムの準備と実行
ここでは、 アプリケーション・プログラムの準備と実行に必要な作業をいくつか説明します。
- SQL プリコンパイラーの基本処理
SQL ステートメントが組み込まれているアプリケーション・プログラムを実行させるに は、その前にプログラムをプリコンパイルし、コンパイルしなければなりません。 - 非 ILE SQL プリコンパイラー・コマンド
IBM® Db2 Query Manager and SQL Development Kit for i ライセンス・プログラムには、以下のホスト言語のための非 ILE プリコンパイラー・コマンドがあります: CRTSQLCBL (OPM COBOL 用)、CRTSQLPLI (PL/I PRPQ 用)、および CRTSQLRPG (RPG III 用。これは RPG/400® の一部です。) - ILE SQL プリコンパイラー・コマンド
IBM Db2 Query Manager and SQL Development Kit for i ライセンス・プログラムには、ILE プリコンパイラー・コマンド CRTSQLCI、CRTSQLCPPI、CRTSQLCBLI、 および CRTSQLRPGI が存在します。 - プリコンパイラー・コマンドを使用したコンパイラー・オプションの設定
コンパイラー・コマンドで追加のパラメーターを使用するために、 プリコンパイラー・コマンドおよび SET OPTION ステートメントにおいて COMPILEOPT ストリングを使用できます。 - SQL を使用するアプリケーションでのコンパイル・エラーの解釈
コンパイル・エラーが発生する場合があります。エラーが起きた場合、下記を参照してエラーを解釈してください。 - SQL を使用するアプリケーションのバインド
アプリケーション・プログラムを実行するためには、その前に、プログラムと、 プログラムで指定したテーブルおよびビューとを関係づけておかなければ なりません。 このプロセスを 「バインド処理」といいます。 そしてバインド処理の結果を 「アクセス・プラン」といいます。 - SQL プリコンパイラー・オプションの表示
SQL アプリケーション・プログラムのコンパイルが正常に完了したら、 モジュール表示 (DSPMOD)、プログラム表示 (DSPPGM)、 またはサービス・プログラム表示 (DSPSRVPGM) の各コマンドを 使用して、SQL プリコンパイルで指定済みのいくつかのオプションを 判別することができます。 - 組み込み SQL を使用したプログラムの実行
プリコンパイルとコンパイルが正常に完了した後で、SQL ステートメントが 組み込まれているホスト言語プログラムを実行する方法は、他の ホスト・プログラムを実行する場合と同じです。
親トピック: 組み込み SQL プログラミング
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