問題報告の概要

問題について収集の必要がある情報、問題の報告と追跡方法、および IBM への サービス要求の送信方法を知っておく必要があります。

ソフトウェアまたはライセンス内部コードに関する問題の場合は、 障害および関連する症状について、IBM サービスおよびサポートに通知する必要があります。 システムが検出した問題は、手動または自動的に報告することができます。

問題が新規の場合は、 問題管理レコード (PMR) が IBM サービスおよびサポートによって作成されます。 PMR 番号がシステムに戻されます。 問題が再度発生した場合は、既に送付済み (SENT または ANSWERED 状況) の問題を再送できます。問題が再送されると、元の PMR と関連付けされた更新 PMR が作成されます。 「Call completed as a duplicated, original PMR is: nnnnn」という注釈が PMR の最後に追加されます。

問題ログに注釈を追加して報告済み問題に対するフィードバックを送付できます。これにより、送付済みの問題は新規データを使用して再送できます。 PMR のクローズも要求でき、IBM に対するどのような種類のフィードバックも送付できます。PMR のクローズを要求すると、テキストが PMR に追加されます。

IBM への連絡の際に、音声サポート (電話) が使用可能であれば、IBM サービスおよびサポートは、お客様に連絡を取り (要望がある場合)、ともに問題の解決にあたります。音声サポートがない場合は、「問題状況の照会 (QRYPRBSTS)」コマンドを使用して、IBM サービスおよびサポートからの応答を表示することができます。

作成される問題ログのオプションを使用して、HMC、サービス区画、または現行 i5/OS™ 区画のいずれが問題の報告に責任があるかを指定できます。