RDMA_CONNECTION_INFO ビュー

RDMA_CONNECTION_INFO ビューは、各 Remote Direct Memory Access (RDMA) 接続について 1 行を返します。

権限: このステートメントの権限 ID が保持する特権には、以下が含まれていなければなりません。

  • QSYS2 ライブラリーに対する *EXECUTE 権限
  • QSYS2/RDMA_CON に対する *OBJOPR および *READ 権限

次の表で、ビューの列について説明します。システム名は RDMA_CON です。スキーマは QSYS2 です。

表 1. RDMA_CONNECTION_INFO ビュー
列名 システム列名 データ・タイプ 説明
ADDRESS_SPACE_TYPE ADDR_TYPE CHAR(4) SOURCE_ADDRESS および TARGET_ADDRESS の IP アドレス・スペース・タイプ。
IPV4
アドレスは、IPv4 アドレス・スペース・タイプを使用して指定されます。
IPV6
アドレスは、IPv6 アドレス・スペース・タイプを使用して指定されます。
SOURCE_ADDRESS SRC_ADDR VARCHAR(45) このリンクのローカル IP アドレス。

ADDRESS_SPACE_TYPEIPV4 の場合、アドレスは IPv4 形式です。ADDRESS_SPACE_TYPEIPV6 の場合、アドレスは IPv6 形式です。

SOURCE_PORT SRC_PORT INTEGER ローカル・ノード上のこの接続用のポート番号。
TARGET_ADDRESS TGT_ADDR VARCHAR(45) このリンクのリモート IP アドレス。

ADDRESS_SPACE_TYPEIPV4 の場合、アドレスは IPv4 形式です。ADDRESS_SPACE_TYPEIPV6 の場合、アドレスは IPv6 形式です。

TARGET_PORT TGT_PORT INTEGER リモート・ノード上のこの接続用のポート番号。
CONNECTION_STATE STATE VARCHAR(11) 接続の状態。
CONNECTING
リモート・ホストへの接続を確立する試みが行われています。
ERROR
接続はエラー状態です。
ESTABLISHED
データが転送される正常状態。
LISTEN
リモート・ホストからの接続要求を待機中です。
CONNECTION_ERROR ERROR INTEGER CONNECTION_STATEERROR の場合、ソケットに関連付けられているエラー・コード。
NRG_NAME NRG_NAME VARCHAR(15) ネットワーク冗長グループ (NRG) 名。
JOB_NAME_COUNT JOB_COUNT SMALLINT JOB_NAME 列内のジョブ名前項目の数。
JOB_NAME JOB_NAME VARCHAR(2899) 接続エンドポイント用の最大 100 個までの修飾ジョブ名のリスト。このリストは、項目間に少なくとも 1 つのブランクがあることが保証された 29 文字の項目の配列です。
IDLE_TIME IDLE_TIME DECIMAL(19,3) この接続で発生した最後のアクティビティー以降のアイドル時間 (秒数)。
SEND_BUFFER_SIZE SEND_SIZE INTEGER 送信バッファーのサイズ (バイト単位)。
RECEIVE_BUFFER_SIZE RCV_SIZE INTEGER 受信バッファーのサイズ (バイト単位)。
REQUESTS_IN REQ_IN INTEGER 着信要求の数。
REQUESTS_OUT REQ_OUT INTEGER 発信要求の数。
BYTES_IN BYTES_IN BIGINT 着信バイトの数。
BYTES_OUT BYTES_OUT BIGINT 発信バイトの数。
OUTSTANDING_SEND_REQUESTS SND_REQ INTEGER まだ完了していない発行済み未処理送信要求の数。
OUTSTANDING_USER_SEND_
  REQUESTS
USRSND_REQ INTEGER まだ完了していない発行済み未処理ユーザー RDMA 送信要求の数。
OUTSTANDING_USER_RECEIVE_
  REQUESTS
USRRCV_REQ INTEGER まだ完了していない発行済み未処理ユーザー RDMA 受信要求の数。
BUFFER_WAITS BUF_WAITS INTEGER 送信操作がデータを送信するために、リモート受信バッファー内で使用可能なスペースを待つ必要があった回数。
WAIT_TIME_ON_REMOTE_RECEIVE_
BUFFER
WAIT_TIME DECIMAL(19,3) 送信操作がデータを送信するために、リモート受信バッファー内で使用可能なスペースを待つ必要があった合計時間 (秒数)。

  • 現在エラー状態にある接続があるかを調べます。
    SELECT * FROM QSYS2.RDMA_CONNECTION_INFO
      WHERE CONNECTION_STATE = 'ERROR';