SET CURRENT DEBUG MODE

SET CURRENT DEBUG MODE ステートメントは、値を CURRENT DEBUG MODE 特殊レジスターに割り当てます。

呼び出し

このステートメントは、アプリケーション・プログラムに組み込むことができ、また対話式に呼び出すこともできます。 これは、動的に準備できる実行可能ステートメントです。

権限

不要です。

構文

構文図を読む構文図をスキップする
                            .- = -.                 
>>-SET--CURRENT DEBUG MODE--+-----+--+-DISALLOW-+--------------><
                                     +-ALLOW----+   
                                     '-DISABLE--'   

説明

CURRENT DEBUG MODE の値は、以下に示す指定されたキーワードによって置き換えられます。

DISALLOW
Unified Debugger がデバッグできないようにプロシージャーが作成されます。 プロシージャーの DEBUG MODE 属性が DISALLOW である場合、後にそのプロシージャーを変更して DEBUG MODE 属性を変更することができます。
ALLOW
Unified Debugger がデバッグできるようにプロシージャーが作成されます。 プロシージャーの DEBUG MODE 属性が ALLOW である場合、後にそのプロシージャーを変更して DEBUG MODE 属性を変更することができます。
DISABLE
Unified Debugger がデバッグできないようにプロシージャーが作成されます。 プロシージャーの DEBUG MODE 属性が DISABLE である場合、後にそのプロシージャーを変更して DEBUG MODE 属性を変更することはできません。

トランザクションに関する考慮事項: SET CURRENT DEBUG MODE ステートメントは、コミット可能な操作ではありません。 ROLLBACK は、現行のデバッグ・モードには影響を与えません。

最初の現行デバッグ・モード: 現行デバッグ・モードの初期値は DISALLOW です。

現行デバッグ・モードの有効範囲: 現行デバッグ・モードの有効範囲は活動化グループです。

例 1: 以下のステートメントは、CREATE PROCEDURE (SQL) ステートメントによって作成される後続のプロシージャーがデバッグ可能となるように CURRENT DEBUG MODE を設定します。

  SET CURRENT DEBUG MODE = ALLOW 

例 2: 以下のステートメントは、CREATE PROCEDURE (SQL) ステートメントによって作成される後続のプロシージャーがデバッグ不可能となり、それらのプロシージャーがデバッグ可能に変更されないように CURRENT DEBUG MODE を設定します。

  SET CURRENT DEBUG MODE = DISABLE