LOB または XML ファイル参照変数の参照
LOB または XML ファイル参照変数 は、LOB または XML の直接ファイル入出力に使用されます。
LOB または XML ファイル参照変数 は、以下のホスト言語で定義することができます。
- C
- C++
- ILE RPG
- ILE COBOL
- PL/I (LOB のみ)
これらは固有のデータ・タイプではないため、SQL 拡張子が使用され、プリコンパイラーはそれぞれの変数を表すために必要なホスト言語構成を生成します。
ファイル参照変数は、LOB または XML ロケーターが LOB または XML データを含むのではなく、表すのと同じように、ファイルを (含むのではなく) 表します。データベース照会、更新、および挿入では、ファイル参照変数を使用して、単一の列の値を保管したり、検索します。参照されるファイルはアプリケーション・リクエスター内になければなりません。
他のすべての変数と同様に、ファイル参照変数は、関連した標識変数を持つことができます。 ファイル参照変数の標識変数は、他のデータ・タイプの標識変数と同じような働きをします。 NULL 値がデータベースから戻されると、標識変数が設定されますが変数は変更ありません。ファイル参照変数に関連した標識変数がヌルの場合、参照された LOB または XML 値はヌルです。 これは、ファイル参照変数が NULL 値を指すことはあり得ないということを意味します。
ファイル参照変数の長さ属性は、LOB または XML の最大長であると想定されます。
ファイル参照変数は、現在、ルート (/)、QOpenSys、および UDFS ファイル・システムでサポートされています。ファイルが作成されると、ファイルに書き込み中のデータの CCSID が与えられます。現在、混合 CCSID はサポートされていません。ファイル参照変数を用いて作成されたファイルを使用するには、ファイルを 2 進モードでオープンする必要があります。
ファイル参照変数の詳細については、「SQL プログラミング」トピック集を参照してください。