システム時刻の設定
IBM® Navigator for iを使用して、初期プログラム・ロード (IPL) 後に時間帯 (QTIMZON) システム値を変更できます。 また、IBM i ソフトウェアのアップグレード時またはインストール時に、協定世界時 (UTC) からのオフセット値が正しく設定されなかった場合でも、この方法を使用することで時間帯を正しく設定できます。
QTIMZON システム値は、IBM Navigator for iを使用して変更または編集できます。 また、このシステム値は、システム値の処理 (WRKSYSVAL) コマンドや、システム値の変更 (CHGSYSVAL) コマンドを使用して、5250 エミュレーター・セッションで指定することもできます。
注: 異なる時間帯記述への変更により異なるオフセットが生じた場合は、この変更によってローカル・システム時刻 (システム値 QTIME) が変更されます。
さらに、この新規オフセットに一致するように、システム値 QUTCOFFSET が変更されます。
以下のステップにより、 IBM Navigator for iを使用して時間帯 (QTIMZON) システム値の変更を行います。
- IBM Navigator for i で、 と展開する。
- 「時間帯 (Time Zones)」を右クリックし、「開く」をクリックする。
- 「使用可能な時間帯」フィールドに リストされている時間帯を表示し、システムで使用したい時間帯を選択する。 ユーザー自身の時間帯 を作成することもできます。
- 「システム値の変更」をクリックする。
- 「OK」をクリックして変更要求を継続する。
各フィールドに関する情報について詳しくは、オンライン・ヘルプを参照してください。