出口点は、制御によって出口プログラムに渡される Trivial File Transfer Protocol (TFTP) プログラム内の特定のポイントです。出口プログラムは、出口点から制御が渡される先のプログラムです。経験を積んだプログラマーであれば、出口プログラムを使用して、アプリケーションの実行中にカスタマイズ処理を作成できます。
TFTP サーバーは、そのシステムの出口点の 1 つに登録されているプログラムを検出すると、出口点によって定義されたパラメーターを使用して、そのプログラムを呼び出します。
それぞれの出口点には、出口点インターフェースと呼ばれる関連プログラミング・インターフェースがあります。出口点は、TFTP アプリケーションと出口プログラム間で情報を受け渡すためにこのインターフェースを使用します。それぞれの出口点には、固有の名前があります。それぞれの出口点インターフェースには、TFTP アプリケーションとお客様が作成した出口プログラム間での情報の受け渡し方法を定義する出口点の形式名があります。
異なる出口点であっても、同じ出口点インターフェースを共用できます。 この場合、複数の出口点によって単一の出口プログラムが呼び出される可能性があります。
出口プログラムが正しく機能するようにするには、ユーザーの出口点プログラムをインストールして登録する必要があります。プログラムが必要なくなった場合は、今後機能しないように出口点プログラムを適切に除去する必要があります。
以下の表では、TFTP サーバーに対して追加制御を行う出口点をリストします。
TCP/IP 出口点 | アプリケーション | 出口点の形式 | 要旨 |
---|---|---|---|
QIBM_QTOD_SERVER_REQ | TFTP | VLRQ0100 | TCP/IP 要求妥当性検査出口点は、操作を制限するための追加制御を提供します。 |