実行管理機能

実行管理機能は、IBM® i オペレーティング・システムにおける重要なコンポーネントです。

すべての作業は実行管理機能によってシステムに入れられ、 処理され、実行され、完了されるため、この機能はシステムの基盤と言えます。実行管理機能は、単純なバッチ・ジョブを週ごとに実行するか、(Lotus Notes® のような) アプリケーションを毎日呼び出すかに関係なく、システムで実行されるジョブおよびオブジェクトの管理を可能にします。 さらに、システム操作を制御したり、必要な場合にアプリケーションにリソースを割り振ったりするのに必要なコマンドおよび内部機能をサポートします。

IBM i 製品はすでにセットアップされ、すぐに使用できる状態になっています。 ほとんどのユーザーはデフォルト設定を変更する必要がないでしょう。 しかし、実行管理機能の一部を貴社の状況に合わせて調整する必要がある場合は、この機能に関連した用語や概念、さらにはシステムのパフォーマンスを最善のものとするための統合方法について理解しておく必要があります。

この一連のトピックは、IBM i の経験者か初心者かを問わず、実行管理機能を分かりやすく概観するのに役立ちます。 このトピックにはさまざまな入り口点が含まれているので、実行管理機能についてどこから学び始めるかを選択することができます。

注: また、IBM Navigator for i を使用して、実行管理機能を扱うことができます。そのため、実行管理機能の諸機能を Web ブラウザーで処理することも可能になっています。 詳しくは、IBM Navigator for i (Web 対応) を参照してください