Quality of Service の構成
QoS (Quality of Service) の計画を立てた後で、IBM® Navigator for i のウィザードを使用して QoS ポリシーを作成します。 このトピックでは、DiffServ ポリシー、IntServ ポリシー、およびインバウンド許可ポリシーの作成方法を説明します。
これらのウィザードから出される指示に従うことで、構成をスムーズに行うことができます。
ポリシーを構成した後は、IBM Navigator for i の構成オブジェクトを使用してポリシー構成を編集できます。 構成オブジェクトは、ポリシーを構成しているさまざまな部分のことです。 IBM Navigator for i で Quality of Service を開くと、クライアント、アプリケーション、スケジュール、ポリシー、サービス・クラス、PHB (ホップごとの転送優先順位付け)、および Uniform Resource Identifiers (URI) のラベルが付いたフォルダーがあります。 これらのオブジェクトを使用してポリシーを作成できます。これらのオブジェクトの詳細は、IBM Navigator for i の Quality of Service の概要のヘルプを参照してください。
QoS ポリシーを使用可能にする
ポリシーを有効にするには、その前にそのポリシーを使用可能にしなくてはなりません。ウィザードを使用すると、システムは自動的にポリシーを使用可能にします。 ただし、構成オブジェクトを使用してポリシーを変更した場合、ポリシーを活動状態にする にはシステムを動的に更新する必要があります。 ポリシーを使用可能にする前に、問題の原因となる重複ポリシーがないかを確認してください。