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一時索引付きリスト

一時索引付きリストは、最適化プログラムが列または列セットに基づいて行の順序付けをできるようにする一時オブジェクトです。 照会の順序付け要件またはグループ化要件を満たすために、最適化プログラムによって一時索引付きリストを走査できます。

一時索引付きリストは、順序付けを提供するために基数索引オブジェクトが含まれたデータ構造です。このオブジェクトは通常、照会に順序付けおよび不等号述部が含まれており、部分的な応答セットのみをフェッチする場合に使用されます。このオブジェクトには最初、既存の索引を特殊走査またはプローブすることで、特殊値セットが取り込まれます。処理が進んでさらに行が必要になると、追加処理のために、追加行が一時索引付きリストに挿入されます。

一時索引付きリストの作成に使用された基盤の索引に、追加処理を満たすために必要なすべての列が含まれている場合、該当する列が一時索引付きリストに組み込まれます。この取り込みにより、テーブル・プローブ操作に関連付けられたランダム入出力が防止されます。 必要なすべての列が基盤の索引に含まれていない場合は、選択された行を処理する前に、一時索引付きリストで欠落している列を再収集するために、テーブル・プローブ操作が必要になります。

一時索引付きリストは内部データ構造であり、データベース・マネージャーだけが作成できます。一時索引付きリストは常に、一時索引付きリスト走査および索引マージ・データ・アクセス方式と組み合わせて使用されます。

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